ライト、L-3などの飼育について
いろいろご質問が多い時期ですので、多く悩まれている部分を回答しておきます。
1つ昔からある誤解と言うか要点だけ摘まんでいると言うか、その辺からの
飼育ミスみたいなのがあります。
先を見た飼育をしているタイプの人間が、作成しておりますので、
ライトとL-3は、全く別マットですが、飼育方法は、ほぼ同じです。
L-3側は、一昨年から熟度上げをしましたので、多少初期安定させる必要は減りましたが、
まだ、速攻性ではなく、先を見ているマットです。
初期安定は、オガがしっかりした状態でオーバーな加水をし、それらの種の好む方向へ
導くための対策になります。
自分的には、逆の特性の飼育種が嫌う物を排除すると言うのが、正しい気がします。
埋没した材を好むような種は、立ち枯れに出る菌などには、抗体がないみたいなイメージで、良いのではと思います。
当然逆も同様で、結果として、PHなどでその現象を目安として見れたりもするわけです。
使用済みや熟度の高いマットを混ぜると言うのも
一つの対策でその際は、オーバー加水は、必要がありませんし、すると落ちます。
当然、混合比率、混ぜたマットの熟度等で、変わりますので、当店では、状況が判らないので、
混合した際の適量水分までは、判りません。
あくまで、混合なしで飼育した場合の話になります。
状況が明確になるように他社様のマット名をお知らせ頂き、混合明細をお知らせ頂く場合もありますが、
他社のマットを使用しそれを超えてやるみたいなマット作りをしておりませんので、
完全独自路線なので、飼育種は、完全に自社製のみで長年飼育しているので、基本名前を聞いても
判りませんし、古い商品等でしたら、名前だけは、知っている程度です。
また、他社様の製品をどうこう言う立場でもないですし、それより、一番良くある誤解と言うか困った話
ですが、混ぜた時点でどちらの特性でもありません。
それなのに、大きくならないとか育たない場合は、どちらかの性にされる場合が多いです。
上手くいった場合は、オリジナルマットになる場合が多いので、冷静になれば、上記も理解しているはずなんですけどね・・・
(と知り合い業者さんが、泣いておりました・・・)
基本当店は、高栄養=大型の成虫になると言う考え方ではないので、その際は、
当店のマットが、大きくならなかったとしてあげてください。(笑)
事実マットで、大型を出せるマットは、当店では、無なので、
非現実的なサイズは、絶対当店のマットでは出ません。(血統とかは、別)
私的には、混ぜた場合は、オリジナルマットこれは、否定でなくむしろ肯定側なので、当然混ぜた場合の管理は、
自身しか判りません。これが、L-6とライトだったとしても、(最近結構人気の混合です。多分初期安定対策?)
自分が、経験がないので、判りませんが、両方自社マットですので、推測位は出来ます。
L-3とライトは、結構経験があるので、ある程度判ります。
と結局試していない物は、判らないのが事実です。
話を水分量に戻しますが、
埋没材、倒木、立ち枯れ種とそれぞれ、初期水分も当然異なります。
立ち枯れ種に埋没している材を好む種の初期安定を行えば、悪化でしかありません。
また、マルバネ、ツヤは、高水分みたいな錯覚もあります。
L-3飼育をした際の説明を当店ではしているだけで、これが、速攻性のあるタイプのマットで、
その飼育を行えば、当然窒息します。産卵も同じです。当店のマットは、大体産卵だけを考えてはいないので、
初期でかなり水分を上げますが、産卵スペシャルみたいなマットであれば、むしろ水分を抑えなくてはいけないです。
特に、かなり泥化の進んだ種に泥化の進んだ産卵向けのマットであれば、当然含水力はないので、高すぎれば、
マットも卵も幼虫も窒息死します。下手するとカップ等に詰めて、圧で穴をあけて幼虫を投入すれば、そのまま即死します。
(これをよくマットが合わないと錯覚される方が多いです。)
当店のマットは、比較的先を見ているタイプなので、その方向の事故はない分、初期水分上げをしないと
吸収出来ずに落ちます。
中間と言うのは、あまりないので、どちらかよりになりますので、
飼育される方の好みになります。
自分は、手間が増えてしまったり詰め圧の加減等が、面倒なので、先を見た方向が好きな為、
そう言った方向のマット作りをしています。
ですので、通常あまりない?常識ではない?かもしれませんが、マルスゾウカブトをライトで飼育する際は、
ガチ詰めです。
(この辺もご質問が多いので、ライトのカブト飼育も次回やります。)
ですので、L-3でのマルバネ飼育法をマルバネ飼育法として、即効性型の飼育にあてはめれば、
100%失敗します。この辺の誤解が広がってしまっているので、ご注意ください。
水分高いとかそう言った事実だけ抜かれて広がる傾向です。
産卵に関しても、先を見た物が多いので、店舗向け=一般向けの無添加産卵は、少々改良を検討しています。
適正な水分や詰め圧で、状態の良い幼虫回収みたいな事を考えて作りましたが、
一般向けなので、簡単に産むが第一である事を重視しなくてはいけない事を初心に戻り、気づきました。
我ながらアホだなぁと反省中です。ただ、自分は、好きなマットで結構クワガタ~カブトまでお世話になっているので、
何とか両者取り出来たらといろいろ試しております。
最後に混ぜる場合のアドバイスとしては、ライトLv3に対して混ぜる場合は、
・相手のマットを極力抑えるかライトLv3を超微量にする。
これは、マットによりますが、泥状だったり微粒子だったりする場合は、相手のマット主体ですと
間違えなくライトの粗粒子は、悪質活性します。入れるならT4または、T5位にとどめた方が良いです。
または、Lv4のように必要最低限にすることで、良質安定範囲を上げる方向で悪質活性を
ねじ伏せるイメージで、混ぜた方が良いです。
・加水は、ライトLv3から行い必ず、オーバー加水し、余った水分を相手側で調整してください。
相手側が、無加水で混ぜると全部持っていかれますので、やや低めの水分で調整後、混ぜる。
Lv3は、混ぜるなら初期安定する最低量を混ぜるのが、ベストで、基本粗いマットは、
粗い単体でないと効果を発揮しにくいです。初期のオーバー水分が、出来ない位混ぜると
あまりメリットがなくなります。とは言え、やり方次第なので、絶対ではありませんので、
あくまで参考です。
久しぶりの飼育情報でした。
1つ昔からある誤解と言うか要点だけ摘まんでいると言うか、その辺からの
飼育ミスみたいなのがあります。
先を見た飼育をしているタイプの人間が、作成しておりますので、
ライトとL-3は、全く別マットですが、飼育方法は、ほぼ同じです。
L-3側は、一昨年から熟度上げをしましたので、多少初期安定させる必要は減りましたが、
まだ、速攻性ではなく、先を見ているマットです。
初期安定は、オガがしっかりした状態でオーバーな加水をし、それらの種の好む方向へ
導くための対策になります。
自分的には、逆の特性の飼育種が嫌う物を排除すると言うのが、正しい気がします。
埋没した材を好むような種は、立ち枯れに出る菌などには、抗体がないみたいなイメージで、良いのではと思います。
当然逆も同様で、結果として、PHなどでその現象を目安として見れたりもするわけです。
使用済みや熟度の高いマットを混ぜると言うのも
一つの対策でその際は、オーバー加水は、必要がありませんし、すると落ちます。
当然、混合比率、混ぜたマットの熟度等で、変わりますので、当店では、状況が判らないので、
混合した際の適量水分までは、判りません。
あくまで、混合なしで飼育した場合の話になります。
状況が明確になるように他社様のマット名をお知らせ頂き、混合明細をお知らせ頂く場合もありますが、
他社のマットを使用しそれを超えてやるみたいなマット作りをしておりませんので、
完全独自路線なので、飼育種は、完全に自社製のみで長年飼育しているので、基本名前を聞いても
判りませんし、古い商品等でしたら、名前だけは、知っている程度です。
また、他社様の製品をどうこう言う立場でもないですし、それより、一番良くある誤解と言うか困った話
ですが、混ぜた時点でどちらの特性でもありません。
それなのに、大きくならないとか育たない場合は、どちらかの性にされる場合が多いです。
上手くいった場合は、オリジナルマットになる場合が多いので、冷静になれば、上記も理解しているはずなんですけどね・・・
(と知り合い業者さんが、泣いておりました・・・)
基本当店は、高栄養=大型の成虫になると言う考え方ではないので、その際は、
当店のマットが、大きくならなかったとしてあげてください。(笑)
事実マットで、大型を出せるマットは、当店では、無なので、
非現実的なサイズは、絶対当店のマットでは出ません。(血統とかは、別)
私的には、混ぜた場合は、オリジナルマットこれは、否定でなくむしろ肯定側なので、当然混ぜた場合の管理は、
自身しか判りません。これが、L-6とライトだったとしても、(最近結構人気の混合です。多分初期安定対策?)
自分が、経験がないので、判りませんが、両方自社マットですので、推測位は出来ます。
L-3とライトは、結構経験があるので、ある程度判ります。
と結局試していない物は、判らないのが事実です。
話を水分量に戻しますが、
埋没材、倒木、立ち枯れ種とそれぞれ、初期水分も当然異なります。
立ち枯れ種に埋没している材を好む種の初期安定を行えば、悪化でしかありません。
また、マルバネ、ツヤは、高水分みたいな錯覚もあります。
L-3飼育をした際の説明を当店ではしているだけで、これが、速攻性のあるタイプのマットで、
その飼育を行えば、当然窒息します。産卵も同じです。当店のマットは、大体産卵だけを考えてはいないので、
初期でかなり水分を上げますが、産卵スペシャルみたいなマットであれば、むしろ水分を抑えなくてはいけないです。
特に、かなり泥化の進んだ種に泥化の進んだ産卵向けのマットであれば、当然含水力はないので、高すぎれば、
マットも卵も幼虫も窒息死します。下手するとカップ等に詰めて、圧で穴をあけて幼虫を投入すれば、そのまま即死します。
(これをよくマットが合わないと錯覚される方が多いです。)
当店のマットは、比較的先を見ているタイプなので、その方向の事故はない分、初期水分上げをしないと
吸収出来ずに落ちます。
中間と言うのは、あまりないので、どちらかよりになりますので、
飼育される方の好みになります。
自分は、手間が増えてしまったり詰め圧の加減等が、面倒なので、先を見た方向が好きな為、
そう言った方向のマット作りをしています。
ですので、通常あまりない?常識ではない?かもしれませんが、マルスゾウカブトをライトで飼育する際は、
ガチ詰めです。
(この辺もご質問が多いので、ライトのカブト飼育も次回やります。)
ですので、L-3でのマルバネ飼育法をマルバネ飼育法として、即効性型の飼育にあてはめれば、
100%失敗します。この辺の誤解が広がってしまっているので、ご注意ください。
水分高いとかそう言った事実だけ抜かれて広がる傾向です。
産卵に関しても、先を見た物が多いので、店舗向け=一般向けの無添加産卵は、少々改良を検討しています。
適正な水分や詰め圧で、状態の良い幼虫回収みたいな事を考えて作りましたが、
一般向けなので、簡単に産むが第一である事を重視しなくてはいけない事を初心に戻り、気づきました。
我ながらアホだなぁと反省中です。ただ、自分は、好きなマットで結構クワガタ~カブトまでお世話になっているので、
何とか両者取り出来たらといろいろ試しております。
最後に混ぜる場合のアドバイスとしては、ライトLv3に対して混ぜる場合は、
・相手のマットを極力抑えるかライトLv3を超微量にする。
これは、マットによりますが、泥状だったり微粒子だったりする場合は、相手のマット主体ですと
間違えなくライトの粗粒子は、悪質活性します。入れるならT4または、T5位にとどめた方が良いです。
または、Lv4のように必要最低限にすることで、良質安定範囲を上げる方向で悪質活性を
ねじ伏せるイメージで、混ぜた方が良いです。
・加水は、ライトLv3から行い必ず、オーバー加水し、余った水分を相手側で調整してください。
相手側が、無加水で混ぜると全部持っていかれますので、やや低めの水分で調整後、混ぜる。
Lv3は、混ぜるなら初期安定する最低量を混ぜるのが、ベストで、基本粗いマットは、
粗い単体でないと効果を発揮しにくいです。初期のオーバー水分が、出来ない位混ぜると
あまりメリットがなくなります。とは言え、やり方次第なので、絶対ではありませんので、
あくまで参考です。
久しぶりの飼育情報でした。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット
まさかのネブト特集!
店舗で、BEKUWA本日販売開始しましたが、まさかのネブト特集!!ちょうど先日ネブトをやると
言ったばかりでしたので、驚きました。まだ、先頭の写真をパラパラ見た程度ですが、これは、永久保存版でしょう!
あまりこう言った事に影響されないのが、ネブトの良いところでもありますが、
もし、ブームになりそうなら、飼育延期するかもしれません^^;(ツヤのように、高くて買えない状態になったら、)
とりあえず、最も好きな種は、手元にあるので、増やすかどうかは、後ほど検討します。
現在NO1の大好きなネブトが、やはりクランネブトですが、今年は、2回目のマイギネスは、
出ております。

左が、63mmとだけ言っておきます(笑)写真だと判りにくいですが、右個体は、デカいです!
内歯の位置の違いを見て頂ければと思います。
正直このサイズは、初期の飼育法で早い段階で出ています。
(たしかお世話になっている方の高額提示で、そくいなくなったような^^;)
ただ、この先がないと考え違う飼育法をいろいろやってきましたが、
かなり苦戦させられているので、本当に初期の方法だと
再現性があるのか?と本当に更なる上は、出しにくいのか?言う疑問があり、
今回試したら、出てきましたので、一安心です。
ただ、多少超えろよ・・・と言う気持ちがデカいです。やはり、上がない飼い方です。
それでも、多少見えてきた部分もあるので、今年は、新たな挑戦をしています。
種親達もかなり代が、変更されよく見れば、売りにくい大歯ばかりになってきたので、
超特大ブローでは、厳しくなってきたので、思い切って以前使用していた20Lコンテナと大ケースに
変更しました。マットもそれに従い新品になったりしているので、しばらくセッティングで苦労するかと思います。
ほとんどL-3スタンダードですが、新品の際は、かなり水分をあげ更にしっかり詰めるようにしています。
後は、ケースの通気バランスで、水分調整が、必要かもしれませんので、様子見です。
これから3~4年補充のみでこのマットで組みますが、徐々に詰め圧を下げていき、最後は、
トントンで終了。水分量は、意外に変更はあまりなく詰め圧で熟成に対応させていく方が、
結果が良いです。
幼虫飼育は、ライト系のみです。Lv3が多いですが、最近T5が、好きで結構使っておりましたが、
若干ご注文が増えてきておりますので、またLv3やLv2で飼育しています。
自分は、基本ライトであれば、どれでも良いです。基本、何かを混ぜたりとかは、一切しておりませんので、
飼育法を変える感じです。この辺の説明が、難しいです・・・
ちょっとだけ、例を書いてみます。
ライト飼育の場合、最初にある程度計画を立てます。(L-3なども同様です。)
1年未満で仕上げる。1年で仕上げる。2年目まで入れ込むなど。
それからそうであれば、初令期をどれくらい設けると考えて、初期設定をします。
(自分は、初令期が、一番慎重に飼育するタイプのため。)
温度・詰め圧・容器チョイスなどを選択する。と言う感じです。
もう1つ3令期にあやつを活性させたい!と活性状況をやや狙い通りになるように飼育します。
成功したら、その後の手順。上手くいかなければ、その状況を見て対応。
と言う感じで飼育していきます。書くと難しそうですが、癖になっているので、
そう難しく考えておりません。
菌糸とマット飼育は、区別されますが、正直変わりません。マットも時には、
菌糸に支配させ飼育します。季節による移り変わり、変化があるだけです。
ライトで飼育していて出てくるきのこで、たぶん一番大きいキノコがこれではないでしょうか。

自分は、コイツを飼育で、頻繁に使います。ウラベニガサと言う食菌です。
画像のものは、かなりしっかりしているので、美味いのでは?と思い食べちゃいました^^;
ウラベニガサは、あまり美味しくないとされていて、現に天然は、何回か食べており、
可もなく不可もなくですが、これは、結構ありでした。初夏に合うきのこですので、
飼育温度は、適温の場合が多いです。画像のヒダは、白いですが、胞子が出ると
真っ赤になるので、ウラベニガサです。
※真似して食べないように!しないか・・・
それは置いておいて、この菌は、飼育種によりますが、使えます。
ただ、活性後にかなり水分が上がるので、その辺の対応等は、必要です。
比較的狙って活性させやすい菌の一つだと思います。
温度帯が、変化すれば、自然と衰退し別の支配になります。強制単一支配の菌糸と違い
成り代わるので、カビの発生はありません。
まあ、こんな飼い方もあると思っていただける程度で良い気もします。
画像は、かなり強引に活性させたもので、上に見える松の板ですが、別の飼育で使用していて
活性した物を一度洗浄乾燥し休眠状態にしておいてものを加水し、設置し下のライト部分にも
浸食させました。当然その間も幼虫は入っております。ほぼ菌糸瓶ですね。
ライトは、安定でかなり対策を練っている分、結構きのこが、入りやすいです。
興味がある方は、いろいろ試してみてください。
最後に、Gmailでかなり不着があったので、今年からGmailで注文を受注しGmailのお客様へは、Gmailで、
その他は、通常アドレスで送信しています。まだ、実験なので、どうなるか判りませんが、順調ぽいです。
ただ、自分が、まだ不慣れなので、アドレス選択を間違う場合もあるかもしれませんが、ご了承ください。
それでは。
言ったばかりでしたので、驚きました。まだ、先頭の写真をパラパラ見た程度ですが、これは、永久保存版でしょう!
あまりこう言った事に影響されないのが、ネブトの良いところでもありますが、
もし、ブームになりそうなら、飼育延期するかもしれません^^;(ツヤのように、高くて買えない状態になったら、)
とりあえず、最も好きな種は、手元にあるので、増やすかどうかは、後ほど検討します。
現在NO1の大好きなネブトが、やはりクランネブトですが、今年は、2回目のマイギネスは、
出ております。

左が、63mmとだけ言っておきます(笑)写真だと判りにくいですが、右個体は、デカいです!
内歯の位置の違いを見て頂ければと思います。
正直このサイズは、初期の飼育法で早い段階で出ています。
(たしかお世話になっている方の高額提示で、そくいなくなったような^^;)
ただ、この先がないと考え違う飼育法をいろいろやってきましたが、
かなり苦戦させられているので、本当に初期の方法だと
再現性があるのか?と本当に更なる上は、出しにくいのか?言う疑問があり、
今回試したら、出てきましたので、一安心です。
ただ、多少超えろよ・・・と言う気持ちがデカいです。やはり、上がない飼い方です。
それでも、多少見えてきた部分もあるので、今年は、新たな挑戦をしています。
種親達もかなり代が、変更されよく見れば、売りにくい大歯ばかりになってきたので、
超特大ブローでは、厳しくなってきたので、思い切って以前使用していた20Lコンテナと大ケースに
変更しました。マットもそれに従い新品になったりしているので、しばらくセッティングで苦労するかと思います。
ほとんどL-3スタンダードですが、新品の際は、かなり水分をあげ更にしっかり詰めるようにしています。
後は、ケースの通気バランスで、水分調整が、必要かもしれませんので、様子見です。
これから3~4年補充のみでこのマットで組みますが、徐々に詰め圧を下げていき、最後は、
トントンで終了。水分量は、意外に変更はあまりなく詰め圧で熟成に対応させていく方が、
結果が良いです。
幼虫飼育は、ライト系のみです。Lv3が多いですが、最近T5が、好きで結構使っておりましたが、
若干ご注文が増えてきておりますので、またLv3やLv2で飼育しています。
自分は、基本ライトであれば、どれでも良いです。基本、何かを混ぜたりとかは、一切しておりませんので、
飼育法を変える感じです。この辺の説明が、難しいです・・・
ちょっとだけ、例を書いてみます。
ライト飼育の場合、最初にある程度計画を立てます。(L-3なども同様です。)
1年未満で仕上げる。1年で仕上げる。2年目まで入れ込むなど。
それからそうであれば、初令期をどれくらい設けると考えて、初期設定をします。
(自分は、初令期が、一番慎重に飼育するタイプのため。)
温度・詰め圧・容器チョイスなどを選択する。と言う感じです。
もう1つ3令期にあやつを活性させたい!と活性状況をやや狙い通りになるように飼育します。
成功したら、その後の手順。上手くいかなければ、その状況を見て対応。
と言う感じで飼育していきます。書くと難しそうですが、癖になっているので、
そう難しく考えておりません。
菌糸とマット飼育は、区別されますが、正直変わりません。マットも時には、
菌糸に支配させ飼育します。季節による移り変わり、変化があるだけです。
ライトで飼育していて出てくるきのこで、たぶん一番大きいキノコがこれではないでしょうか。

自分は、コイツを飼育で、頻繁に使います。ウラベニガサと言う食菌です。
画像のものは、かなりしっかりしているので、美味いのでは?と思い食べちゃいました^^;
ウラベニガサは、あまり美味しくないとされていて、現に天然は、何回か食べており、
可もなく不可もなくですが、これは、結構ありでした。初夏に合うきのこですので、
飼育温度は、適温の場合が多いです。画像のヒダは、白いですが、胞子が出ると
真っ赤になるので、ウラベニガサです。
※真似して食べないように!しないか・・・
それは置いておいて、この菌は、飼育種によりますが、使えます。
ただ、活性後にかなり水分が上がるので、その辺の対応等は、必要です。
比較的狙って活性させやすい菌の一つだと思います。
温度帯が、変化すれば、自然と衰退し別の支配になります。強制単一支配の菌糸と違い
成り代わるので、カビの発生はありません。
まあ、こんな飼い方もあると思っていただける程度で良い気もします。
画像は、かなり強引に活性させたもので、上に見える松の板ですが、別の飼育で使用していて
活性した物を一度洗浄乾燥し休眠状態にしておいてものを加水し、設置し下のライト部分にも
浸食させました。当然その間も幼虫は入っております。ほぼ菌糸瓶ですね。
ライトは、安定でかなり対策を練っている分、結構きのこが、入りやすいです。
興味がある方は、いろいろ試してみてください。
最後に、Gmailでかなり不着があったので、今年からGmailで注文を受注しGmailのお客様へは、Gmailで、
その他は、通常アドレスで送信しています。まだ、実験なので、どうなるか判りませんが、順調ぽいです。
ただ、自分が、まだ不慣れなので、アドレス選択を間違う場合もあるかもしれませんが、ご了承ください。
それでは。
テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット
ご質問について~マニア向け~
非常に沢山ご質問を頂いております。
かなり重複しておりますので、こちらで、回答しておきます。
大きくライトの飼育についてと、ツヤクワ飼育について(やはり、一般化してきましたね。非常に多いです。)
①ライトの飼育とツヤの飼育での重複した内容への回答
ライトマットは、現状、適応種みたいな範囲は、ほぼない状態で飼育しておりますが、
基本的には、一般的な種用で、ツヤを飼育しやすくしたタイプが、T系になります。
ですので、この一般的な種と言われる範囲の両端または、外側の種を飼育する場合、
飼育初期がどうしても、負荷がかかります。
(基本先を見たマットなので、範囲内の種でも初期負荷がありますので、尚更です。)
当然、その範囲から離れた種程、負荷が大きくなりますので、難しくなります。
そこは、混ぜる等のアレンジで乗り越えるのか、環境セッティングで乗り越えるのか、
安定期まで他で飼育し移行するのか、等選択がありますが、この選択も種により、
全てを選べるわけではありません。
1例を上げると、最初が厳しいと判断して、産卵用マットのようなものでしばらく飼育して
ライトに移行みたいに考えてしまいますが、こう言った種の場合、大体初~3令までが長く、
それからライトに入れても、熟成スピードを合わせられない事になります。
むしろこう言った種程、最初から入れないといけません。初~3令までの期間熟成させられなかった分は、
もう取り返せません。
自分自身の場合ですが、そう言うケースや産卵に使う為等の理由もあり、一般種を♂♀判別なく、
大型容器で飼育し、♀などのほとんど食べていない状態のライト使用済みを回収⇒上記のような種の
飼育のベースにすると言う方法を取ります。
結構羽化して成虫だけ出したボトルをそのままキープしている事が多く、
それらボトルの状態を見て、合う物をチョイスし使って空になったボトルを洗うと言うパターンが、ほとんどです。
もちろん、混ぜる方法もありですが、環境をミスると、ライトが全く熟成せず、そのまま残り、
混ぜた方のマットのみ食し小型化する事も多いです。熟成速度を上げようと水分を上げ過ぎてしまう
場合も結構あります。
後は、逆サイドになりますが、これが難しいです。当店では、これの代表が、パラワンオオヒラタです。
チビチビとずっと飼育しておりますが、なかなかこれと言う方法が、判りません。
(100mm程度までの話は、普通に飼育出来ますが、その上の話です。)
飼育法としては、上記逆のイメージなので、通常一般的な即効性の飼育しますので、
定期的な交換を必要としますが、それですと、ライトの意味がなく、低栄養型のライトの場合、
とんでもない量を食べますので、交換量、交換スパンが・・・
マット側の熟成スピードをいかに殺して飼育するかと言う方向で飼育しますが、
パラワン自体、水分が高く(ドルクスとしては)幼虫自体が、大型の割には、非常に繊細で、弱いので、
バランスを取るのが、難しいです。
現状では、一部を高加水気味にしながら大型容器で飼育しておりますが、まだまだ、上手にバランスが、
取れません。
大分ライト感を出しながら飼えるようにはなってきましたので、もう少しサイズアップをさせたいです。
正直、大型を狙うと言う定ですと、一般の方には、全くオススメ出来ません。マット修行には、最高です(^^;
スマトラは、ライト感を出して大きく狙えますが、ライト感を出してスマトラを飼育すると言う事は、
とんでもなくデカい瓶が必要となります。また、現状のLv3の粒子ですと、梅酒8Lとかですと、
通気が厳しいので、部分加水で飼育するか、もう少し、高さのない容器でないときついです。
フタの通気調整だけでは、無理です。
先になりますが、この辺の対策品ライトみたいな物も出したいと思っております。
②ツヤの飼育について
大体の方が、ツヤクワガタと言う枠で質問されますが、
食性幅が、広すぎて答えようがありません。また、すべてのツヤを飼育したわけではないので、
判らない種が結構います。
長年言い続けておりますが、解けない誤解みたいなものがあり、定説を崩す難しさと言うのは、
当店みたいな変わった商品を作っていると身に染みて判ります。
(大分崩せた部分もあるとは思います。)
ここは、初心者向けの方に、書いてみます。
上記の説明の仕方の延長で、一般的なツヤと言う範囲があるとすると、当然、両端にはずれたツヤも
います。一般的には、後方にはずれたツヤが、難関種と言われます。
が、これは、難関種でなくて、商売として、マットを作成するのが、採算が取れないと言う理由で、
売っていないと言う事です。自身でそれを作れる方は、普通に累代出来ます。
ですが、これを生産、お客様に使って頂くとなれば、これまた、難易度は上がります。
自分も以前この辺が、面白く飼育拡張していたのですが、お客様に、サポート出来ない
マットの種をやってどうする?みたいな事を言われて(もっと強い感じでしたが、ソフトに書きました^^;)
頭に来たと言うよりは、なるほどと思ってしまい、挑戦してみて、自然と生産出来ないと判ると
意欲も薄れ、自分が生産出来る範囲の種を飼育するようになりました。
自分にとっては、大事なご意見で、それまでは、未知な種を突破していくみたいな意識が高かったですが、
マットを作り提供している事でお金を頂いている意識や責任が強くなり、使ってもらう為のマット作りに
変わっていった気がします。
ただ、諦めた訳ではないので、この先、新たな方法で、生産の道が開ければ、再開します。
その辺は、最近挑戦されている方も多い、ゾンメル、ブルーク、キプル、コツヤ、インビタビリス、
マルバネで言えば、チャマル辺りが、この辺になるかと思います。
この辺は、自社の製品を若干アレンジ程度で、何度か挑戦しましたが、出来る人にしか出来ない
レベルで、(この辺は、先に書いたライトの話同様)一般的ではなく、自分自身も厳しかったです。
(完全に使用済みをベースとして加工と言う方向です。)
自分が考える難しい種は、この辺でなく飼育環境で飼うのが難しい種と生態面です。
以前累代していたミクロスなどは、これにあたると思います。累代自体は、出来ていましたが、
油断して簡単に絶えてしまう種でした。マット自体は、商品未加工でいけましたので、
上記種とは異なります。インペリアリスもこのタイプです。
この辺の入門的種が、ストリアータ、ケファロテス辺りになる気がしますので、インペリアリスを想定して、
ケファなどを飼育すると練習になります。
(サイズ的な要素により、ケファと変えなくてはいけない違い等を想定しているなど)
もう1つこの辺での誤解と言うか認識が違うと思うのが、よく”マットが合わなくて産まない”、
みたいな話をよく聞きますが、上記のような種をメインでやっている方ですと判ると思いますが、
産まないのは、ほぼほぼセッティングです。昔自分もそう思っておりましたが、”産まないマットには、
潜らない”これも確実に間違えです。ある程度それに寄せたマットを使用している訳で、産むまでは、
いきます。”孵らない”これは、半々位?でセッティング、孵ったけど落ちる、または、大きくならない
この辺になると、セッティングの性もありますが、熟度的な厳しさなども疑う要素になる気がします。
作成側として、実力不足ではありますが、年間通して、安定した熟度でマットを作ると言うのは、
無理です。(多分、超泥系を自作でチャレンジしている方は、この辺の理解はあると思います。)
ですので、ご自身にあった熟度の時のみ成功するのではなく、熟度の浅いロットの時は、こう!みたいな
対応を出来ないとツヤクワは、累代を続けていくのは、難しいかもしれません。
当然、作成側として安定生産は、最後まで付き合う事になる課題だと思っておりますので、
取り組んでおりますが、一般的なツヤで、その辺の対応が出来ないと、難関種と言われるツヤの飼育は、難しいです。
この辺を当たり前にコントロールしながら飼育します。
マットをチョイスすると容器のチョイス、通気口のチョイス等の要素が、ほぼ同レベルの重要要素になります。
マットの重要度が、低いでしょう!とよく言われますが、そうではなくて、容器のチョイスと通気口の変更等の
重要視が低いと思って頂ければ、良いかと思います。一般種で使うマットと全く異なるわけないので、当然、
同じでは飼えません。これは、ライトのパラワンのところで、書いた事同様ですが、ツヤの場合は、孵化率を下げたり、
幼虫が、即死する要素でもありますので、超重要要素です。
プリンカップに軽くマットを詰めて真ん中に穴あけ棒などで穴を開ける、幼虫を入れる、なんて一般種では、
普通の行為ですが、超泥種ですと、即死します。穴あけ棒で開けた圧でマットが詰まり過ぎ窒息です。
超泥種は、そう言う虫です。これが、一般の方ですと、マットがダメだとクレームになるレベルです。
結構長年飼育している方でも平均水分を上げる!と言うのが、少し浸透してきた際に、長年飼育しているからこそ
なのですが、通気口は、低水分飼育のままで、マットが悪いとクレームが、よく来ました。
そこも説明していたのですが、どうしても水分を上げるだけが、先行して伝わり、そうなってしまいました。
ツヤクワガタとかマルバネなどは、セッティング、飼育法が、超重要要素で、飼い方も人により、
全然違う場合も多いので、一般種として飼育出来る範囲が、ブルマイスターとか
インターメディア、アルケス、ギリギリラインで、フェモラリス、ラコダール、ルデキン、ワラストン、クベラ、辺りだと思います。
(長歯は、別)マルバネですと、丁度ギリギリライン位が、国産の黒タイプになるかもしれません。
外産の大きいタイプは、ほぼ飼育出来なくなりましたので、チビマルが、可能ですが、
この辺は、結構厳しい種が多いです。
チャレンジする前に、こう言った事が、出来るかどうかではなくて、好きかどうかを考えて、
チャレンジしてみると良いかもしれません。完全に好き嫌いです。
今回は、あえて昔クレームになった事例等を入れた方が、飼育のヒントになると思い
入れてみました。更に、マット屋としては、安定とか完熟です!みたいな事を言った方が、
一般イメージは、良いかもしれませんが、当店自身の作成法として、それは、ありえない
事なので、不安定である事もお伝えさせて頂きました。
(四季を利用して作成しますので、仕上がり時期で熟度と言うよりは、出来上がりが違います。)
特に冬に完成したマットは、飼育環境にしばらく置いてから使用して頂く方が、ベストです。
まあ、逆の立場となるとなかなか難しいのも判りますし、難しいところです。
マット屋としては、この辺は、永遠の課題となりそうです。
以上です。
※ダーと書いたので、時間のある時、誤字脱字、変文修正致します。
かなり重複しておりますので、こちらで、回答しておきます。
大きくライトの飼育についてと、ツヤクワ飼育について(やはり、一般化してきましたね。非常に多いです。)
①ライトの飼育とツヤの飼育での重複した内容への回答
ライトマットは、現状、適応種みたいな範囲は、ほぼない状態で飼育しておりますが、
基本的には、一般的な種用で、ツヤを飼育しやすくしたタイプが、T系になります。
ですので、この一般的な種と言われる範囲の両端または、外側の種を飼育する場合、
飼育初期がどうしても、負荷がかかります。
(基本先を見たマットなので、範囲内の種でも初期負荷がありますので、尚更です。)
当然、その範囲から離れた種程、負荷が大きくなりますので、難しくなります。
そこは、混ぜる等のアレンジで乗り越えるのか、環境セッティングで乗り越えるのか、
安定期まで他で飼育し移行するのか、等選択がありますが、この選択も種により、
全てを選べるわけではありません。
1例を上げると、最初が厳しいと判断して、産卵用マットのようなものでしばらく飼育して
ライトに移行みたいに考えてしまいますが、こう言った種の場合、大体初~3令までが長く、
それからライトに入れても、熟成スピードを合わせられない事になります。
むしろこう言った種程、最初から入れないといけません。初~3令までの期間熟成させられなかった分は、
もう取り返せません。
自分自身の場合ですが、そう言うケースや産卵に使う為等の理由もあり、一般種を♂♀判別なく、
大型容器で飼育し、♀などのほとんど食べていない状態のライト使用済みを回収⇒上記のような種の
飼育のベースにすると言う方法を取ります。
結構羽化して成虫だけ出したボトルをそのままキープしている事が多く、
それらボトルの状態を見て、合う物をチョイスし使って空になったボトルを洗うと言うパターンが、ほとんどです。
もちろん、混ぜる方法もありですが、環境をミスると、ライトが全く熟成せず、そのまま残り、
混ぜた方のマットのみ食し小型化する事も多いです。熟成速度を上げようと水分を上げ過ぎてしまう
場合も結構あります。
後は、逆サイドになりますが、これが難しいです。当店では、これの代表が、パラワンオオヒラタです。
チビチビとずっと飼育しておりますが、なかなかこれと言う方法が、判りません。
(100mm程度までの話は、普通に飼育出来ますが、その上の話です。)
飼育法としては、上記逆のイメージなので、通常一般的な即効性の飼育しますので、
定期的な交換を必要としますが、それですと、ライトの意味がなく、低栄養型のライトの場合、
とんでもない量を食べますので、交換量、交換スパンが・・・
マット側の熟成スピードをいかに殺して飼育するかと言う方向で飼育しますが、
パラワン自体、水分が高く(ドルクスとしては)幼虫自体が、大型の割には、非常に繊細で、弱いので、
バランスを取るのが、難しいです。
現状では、一部を高加水気味にしながら大型容器で飼育しておりますが、まだまだ、上手にバランスが、
取れません。
大分ライト感を出しながら飼えるようにはなってきましたので、もう少しサイズアップをさせたいです。
正直、大型を狙うと言う定ですと、一般の方には、全くオススメ出来ません。マット修行には、最高です(^^;
スマトラは、ライト感を出して大きく狙えますが、ライト感を出してスマトラを飼育すると言う事は、
とんでもなくデカい瓶が必要となります。また、現状のLv3の粒子ですと、梅酒8Lとかですと、
通気が厳しいので、部分加水で飼育するか、もう少し、高さのない容器でないときついです。
フタの通気調整だけでは、無理です。
先になりますが、この辺の対策品ライトみたいな物も出したいと思っております。
②ツヤの飼育について
大体の方が、ツヤクワガタと言う枠で質問されますが、
食性幅が、広すぎて答えようがありません。また、すべてのツヤを飼育したわけではないので、
判らない種が結構います。
長年言い続けておりますが、解けない誤解みたいなものがあり、定説を崩す難しさと言うのは、
当店みたいな変わった商品を作っていると身に染みて判ります。
(大分崩せた部分もあるとは思います。)
ここは、初心者向けの方に、書いてみます。
上記の説明の仕方の延長で、一般的なツヤと言う範囲があるとすると、当然、両端にはずれたツヤも
います。一般的には、後方にはずれたツヤが、難関種と言われます。
が、これは、難関種でなくて、商売として、マットを作成するのが、採算が取れないと言う理由で、
売っていないと言う事です。自身でそれを作れる方は、普通に累代出来ます。
ですが、これを生産、お客様に使って頂くとなれば、これまた、難易度は上がります。
自分も以前この辺が、面白く飼育拡張していたのですが、お客様に、サポート出来ない
マットの種をやってどうする?みたいな事を言われて(もっと強い感じでしたが、ソフトに書きました^^;)
頭に来たと言うよりは、なるほどと思ってしまい、挑戦してみて、自然と生産出来ないと判ると
意欲も薄れ、自分が生産出来る範囲の種を飼育するようになりました。
自分にとっては、大事なご意見で、それまでは、未知な種を突破していくみたいな意識が高かったですが、
マットを作り提供している事でお金を頂いている意識や責任が強くなり、使ってもらう為のマット作りに
変わっていった気がします。
ただ、諦めた訳ではないので、この先、新たな方法で、生産の道が開ければ、再開します。
その辺は、最近挑戦されている方も多い、ゾンメル、ブルーク、キプル、コツヤ、インビタビリス、
マルバネで言えば、チャマル辺りが、この辺になるかと思います。
この辺は、自社の製品を若干アレンジ程度で、何度か挑戦しましたが、出来る人にしか出来ない
レベルで、(この辺は、先に書いたライトの話同様)一般的ではなく、自分自身も厳しかったです。
(完全に使用済みをベースとして加工と言う方向です。)
自分が考える難しい種は、この辺でなく飼育環境で飼うのが難しい種と生態面です。
以前累代していたミクロスなどは、これにあたると思います。累代自体は、出来ていましたが、
油断して簡単に絶えてしまう種でした。マット自体は、商品未加工でいけましたので、
上記種とは異なります。インペリアリスもこのタイプです。
この辺の入門的種が、ストリアータ、ケファロテス辺りになる気がしますので、インペリアリスを想定して、
ケファなどを飼育すると練習になります。
(サイズ的な要素により、ケファと変えなくてはいけない違い等を想定しているなど)
もう1つこの辺での誤解と言うか認識が違うと思うのが、よく”マットが合わなくて産まない”、
みたいな話をよく聞きますが、上記のような種をメインでやっている方ですと判ると思いますが、
産まないのは、ほぼほぼセッティングです。昔自分もそう思っておりましたが、”産まないマットには、
潜らない”これも確実に間違えです。ある程度それに寄せたマットを使用している訳で、産むまでは、
いきます。”孵らない”これは、半々位?でセッティング、孵ったけど落ちる、または、大きくならない
この辺になると、セッティングの性もありますが、熟度的な厳しさなども疑う要素になる気がします。
作成側として、実力不足ではありますが、年間通して、安定した熟度でマットを作ると言うのは、
無理です。(多分、超泥系を自作でチャレンジしている方は、この辺の理解はあると思います。)
ですので、ご自身にあった熟度の時のみ成功するのではなく、熟度の浅いロットの時は、こう!みたいな
対応を出来ないとツヤクワは、累代を続けていくのは、難しいかもしれません。
当然、作成側として安定生産は、最後まで付き合う事になる課題だと思っておりますので、
取り組んでおりますが、一般的なツヤで、その辺の対応が出来ないと、難関種と言われるツヤの飼育は、難しいです。
この辺を当たり前にコントロールしながら飼育します。
マットをチョイスすると容器のチョイス、通気口のチョイス等の要素が、ほぼ同レベルの重要要素になります。
マットの重要度が、低いでしょう!とよく言われますが、そうではなくて、容器のチョイスと通気口の変更等の
重要視が低いと思って頂ければ、良いかと思います。一般種で使うマットと全く異なるわけないので、当然、
同じでは飼えません。これは、ライトのパラワンのところで、書いた事同様ですが、ツヤの場合は、孵化率を下げたり、
幼虫が、即死する要素でもありますので、超重要要素です。
プリンカップに軽くマットを詰めて真ん中に穴あけ棒などで穴を開ける、幼虫を入れる、なんて一般種では、
普通の行為ですが、超泥種ですと、即死します。穴あけ棒で開けた圧でマットが詰まり過ぎ窒息です。
超泥種は、そう言う虫です。これが、一般の方ですと、マットがダメだとクレームになるレベルです。
結構長年飼育している方でも平均水分を上げる!と言うのが、少し浸透してきた際に、長年飼育しているからこそ
なのですが、通気口は、低水分飼育のままで、マットが悪いとクレームが、よく来ました。
そこも説明していたのですが、どうしても水分を上げるだけが、先行して伝わり、そうなってしまいました。
ツヤクワガタとかマルバネなどは、セッティング、飼育法が、超重要要素で、飼い方も人により、
全然違う場合も多いので、一般種として飼育出来る範囲が、ブルマイスターとか
インターメディア、アルケス、ギリギリラインで、フェモラリス、ラコダール、ルデキン、ワラストン、クベラ、辺りだと思います。
(長歯は、別)マルバネですと、丁度ギリギリライン位が、国産の黒タイプになるかもしれません。
外産の大きいタイプは、ほぼ飼育出来なくなりましたので、チビマルが、可能ですが、
この辺は、結構厳しい種が多いです。
チャレンジする前に、こう言った事が、出来るかどうかではなくて、好きかどうかを考えて、
チャレンジしてみると良いかもしれません。完全に好き嫌いです。
今回は、あえて昔クレームになった事例等を入れた方が、飼育のヒントになると思い
入れてみました。更に、マット屋としては、安定とか完熟です!みたいな事を言った方が、
一般イメージは、良いかもしれませんが、当店自身の作成法として、それは、ありえない
事なので、不安定である事もお伝えさせて頂きました。
(四季を利用して作成しますので、仕上がり時期で熟度と言うよりは、出来上がりが違います。)
特に冬に完成したマットは、飼育環境にしばらく置いてから使用して頂く方が、ベストです。
まあ、逆の立場となるとなかなか難しいのも判りますし、難しいところです。
マット屋としては、この辺は、永遠の課題となりそうです。
以上です。
※ダーと書いたので、時間のある時、誤字脱字、変文修正致します。
テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット
販売生体のお知らせと飼育情報■クラン■
先日お伝えした販売予定の生体ですが、
クランネブト、タナカコクワは、完売しました。
次回は、店舗、通販平等になるよう、こちらでお知らせ後に、店舗でも販売致します。
クランは、現在蛹が、いくつかおりますので、近日販売出来ると思います。
タナカコクワは、今期終了しました。
すべて店舗管理の為、発送は、来週月曜日11日~になります。
(日曜日の発送不可)
ギザなしヒラタ F6 新潟(市町村まで添付)

※兄弟♂60UP種親参考画像です。
♂57mmペア 3,580円
♂55mmペア 3,080円
♂50mmペア 2,520円
Sペア 2,200円
■ギザなしホンドヒラタとは?■
自分が、子供の頃に住んでいた地域での地方名?(もうちょっと小さいくくりだと思います。)で、
ギザギザがないヒラタをそう呼んでいました。小歯消失型です。
(ちなみに小型で赤いノコギリは、赤馬だった気がします・・・これは、なんでだろう??)
いるところには、普通にいるようですが、いないところには、全くいないので、
未だに、理解の出来ない方もいて、何かを混ぜただのと言う事を言う方もいるようです。
(長年やっている分、こう言った話は、ずっと出て来るので、もう、これに対してどうこうは言いません。)
以前いろいろな方と情報収集した感じですと、東日本に多く、北限近くの新潟は、
かなり多いようです。
新潟では、河川単位で考えて、結構複数の河川で存在しています。
(少ない地域はありますが、いない地域は、ほぼない気がします。)
今回の産地は、多く生息している産地の個体から限りなく100%固定出来た血統です。
(よ~く見れば多少出る可能性はあります。)
注)越冬新成虫(昨年夏羽化~休眠~本年5月上旬にお越し(蛹室から掘り出し)
♂♀共に、後食しておりますが、陳列の温度が低めな為、完全活性しておりません。
適温でセットを開始した個体は、産卵確認しております。
上記野外サイクルなりに飼育した個体です。羽化日が、気になる方は、
ご遠慮ください。
■新潟産ネブトF4 ♂20mm前半 2ペアセット 3,080円 1セットのみ
新潟産(市町村まで添付)
22.6.18.繭割り出し7.3.活動しておりますので、即ブリです。
累代も進んできたので、特価販売致します。
なかなかホンドは、難しいと言う方も多いので、2ペアセットにしました。
ホンドの産卵難易度は、マットだと錯覚される場合が多いですが、
基本離島同様です。
累代出来るかは、幼虫飼育サイクルで決まりますので、今ペアは、ばっちりだと思います。
後は、温度です。産卵は、冷やし過ぎない!幼虫は、季節なりに。(特に冬は冬に)
温暖化の影響か新潟でもネブトは、以前程レアに感じなくなりつつあります。
(それでも、いるところにはいますが、新規を1から探すとなれば、結構大変です。)
ヒラタ、オオクワの増殖、サイズアップ同様ネブトも同様だと思います。
その分、アカアシ、ヒメオオの減少を考えると複雑です。
毎週夏キノコ探しで日中森を歩きますが、逆にネブトしかいません。
やはり、ネブトは、南方系ですね。
その他:
・アマミネブト F4 ♂25UP♂20UP 2ペアセット 2,530円 1セットのみ
新潟産同様6.18.繭割り出しですが、未活動
・マラパネブト F6 ♂37mmペア 3,980円
とりあえずは、以上になります。
前回のダラダラが、好評でしたので、以降もう少しカテゴリー分けし、
マニアの方向け用と一般の方用に分けて、ダラダラ書きしたいと思います。
(また、忙しくなって書けなくなったらすみません・・・)
最後にあまり書かなかったクランネブトについてちょっとだけ。
注)自力攻略したい方は、以降、見ないでください。
また、自力攻略をしたそうなお知り合いには、あまり情報を入れないであげてください。
クランネブト、タナカコクワは、完売しました。
次回は、店舗、通販平等になるよう、こちらでお知らせ後に、店舗でも販売致します。
クランは、現在蛹が、いくつかおりますので、近日販売出来ると思います。
タナカコクワは、今期終了しました。
すべて店舗管理の為、発送は、来週月曜日11日~になります。
(日曜日の発送不可)
ギザなしヒラタ F6 新潟(市町村まで添付)

※兄弟♂60UP種親参考画像です。
♂57mmペア 3,580円
♂55mmペア 3,080円
♂50mmペア 2,520円
Sペア 2,200円
■ギザなしホンドヒラタとは?■
自分が、子供の頃に住んでいた地域での地方名?(もうちょっと小さいくくりだと思います。)で、
ギザギザがないヒラタをそう呼んでいました。小歯消失型です。
(ちなみに小型で赤いノコギリは、赤馬だった気がします・・・これは、なんでだろう??)
いるところには、普通にいるようですが、いないところには、全くいないので、
未だに、理解の出来ない方もいて、何かを混ぜただのと言う事を言う方もいるようです。
(長年やっている分、こう言った話は、ずっと出て来るので、もう、これに対してどうこうは言いません。)
以前いろいろな方と情報収集した感じですと、東日本に多く、北限近くの新潟は、
かなり多いようです。
新潟では、河川単位で考えて、結構複数の河川で存在しています。
(少ない地域はありますが、いない地域は、ほぼない気がします。)
今回の産地は、多く生息している産地の個体から限りなく100%固定出来た血統です。
(よ~く見れば多少出る可能性はあります。)
注)越冬新成虫(昨年夏羽化~休眠~本年5月上旬にお越し(蛹室から掘り出し)
♂♀共に、後食しておりますが、陳列の温度が低めな為、完全活性しておりません。
適温でセットを開始した個体は、産卵確認しております。
上記野外サイクルなりに飼育した個体です。羽化日が、気になる方は、
ご遠慮ください。
■新潟産ネブトF4 ♂20mm前半 2ペアセット 3,080円 1セットのみ
新潟産(市町村まで添付)
22.6.18.繭割り出し7.3.活動しておりますので、即ブリです。
累代も進んできたので、特価販売致します。
なかなかホンドは、難しいと言う方も多いので、2ペアセットにしました。
ホンドの産卵難易度は、マットだと錯覚される場合が多いですが、
基本離島同様です。
累代出来るかは、幼虫飼育サイクルで決まりますので、今ペアは、ばっちりだと思います。
後は、温度です。産卵は、冷やし過ぎない!幼虫は、季節なりに。(特に冬は冬に)
温暖化の影響か新潟でもネブトは、以前程レアに感じなくなりつつあります。
(それでも、いるところにはいますが、新規を1から探すとなれば、結構大変です。)
ヒラタ、オオクワの増殖、サイズアップ同様ネブトも同様だと思います。
その分、アカアシ、ヒメオオの減少を考えると複雑です。
毎週夏キノコ探しで日中森を歩きますが、逆にネブトしかいません。
やはり、ネブトは、南方系ですね。
その他:
・アマミネブト F4 ♂25UP♂20UP 2ペアセット 2,530円 1セットのみ
新潟産同様6.18.繭割り出しですが、未活動
・マラパネブト F6 ♂37mmペア 3,980円
とりあえずは、以上になります。
前回のダラダラが、好評でしたので、以降もう少しカテゴリー分けし、
マニアの方向け用と一般の方用に分けて、ダラダラ書きしたいと思います。
(また、忙しくなって書けなくなったらすみません・・・)
最後にあまり書かなかったクランネブトについてちょっとだけ。
注)自力攻略したい方は、以降、見ないでください。
また、自力攻略をしたそうなお知り合いには、あまり情報を入れないであげてください。
テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット
販売情報と飼育情報
久しぶりの更新です。久しぶりのダラダラ書きましたので、お知らせだけの方は、上記のみご覧ください。
5~6年前位から1年で一番暇になるのが、6~8月位と言う何とも虫関係の仕事でないような
不思議な状況です。
最初は、なんでか判りませんでしたが、暑すぎる事が、原因みたいで、真夏のブリードを避ける
傾向のようです。
こんな時期しか対応出来ませんので、生体が出たらこちらでお知らせしたいと思います。
当店一番人気?結構販売すると瞬殺なクランネブトのS(50mm以下)のペアが、繭脱出してきました。
3ペアありますが、2ペア店舗で欲しい方がいたので、週末確認後残りをアップ致します。
まあまあクラスも現在蛹化中ですので、近日出せると思います。
後は、タナカコクワの即ブリが、1ペア残っております。当店のブリード予備ペアです。
セット中のペアで産卵を確認しているので、こちらも格安で販売中です。
ギザなしヒラタ即ブリペアも何ペアか在庫があります。
今年初めて、昨年夏前後羽化個体を野外のような形で今年の初夏まで休眠させ活動させられました。
(やっていなかっただけ?かもしれません・・・)
これからは、なるべく弱くならないように、このサイクルで、のんびり累代させたいと思っております。
店舗で明細確認後、週明け位にアップ予定です。
ちょっと先ですが、チビマルスゾウカブトペアも複数出てきます。こちらも出ましたら、格安で出す予定です。
こちらは、出来るだけかたまった未後食状態で出せればと考えております。
後は、マットですが、
限定生産ですが、ライトLv3で、初期がどうしても難しい方や種用の初期安定強めのライトを作成中です。
こちらは、通常水分~やや抑え気味で飼育するタイプになります。多分一般の方は、
こちらが飼育し易いと思うのではないかと考えます。
ライトLv3ですと、どうやっても幼虫の成長よりマットの分解が遅い傾向になってしまう方または、種は、
こちらのタイプが、良いと思います。
来週出せる感じまで来ておりますので、決まりましたら、お知らせ致します。
※こちらは、限定なので、継続し使用して頂く事が難しいので、出来るだけ、一本で羽化させる算段または、
補充等で通常のLv3につなぐ等の飼育を考慮してください。
今年は、その他いろいろ限定生産等行っているので、また明細をお知らせ致します。
最後に多いご質問等を踏まえて、久しぶりにマニアックなマットの話をダラダラ書きますので、
面倒な方は、ここまでで^^;
5~6年前位から1年で一番暇になるのが、6~8月位と言う何とも虫関係の仕事でないような
不思議な状況です。
最初は、なんでか判りませんでしたが、暑すぎる事が、原因みたいで、真夏のブリードを避ける
傾向のようです。
こんな時期しか対応出来ませんので、生体が出たらこちらでお知らせしたいと思います。
当店一番人気?結構販売すると瞬殺なクランネブトのS(50mm以下)のペアが、繭脱出してきました。
3ペアありますが、2ペア店舗で欲しい方がいたので、週末確認後残りをアップ致します。
まあまあクラスも現在蛹化中ですので、近日出せると思います。
後は、タナカコクワの即ブリが、1ペア残っております。当店のブリード予備ペアです。
セット中のペアで産卵を確認しているので、こちらも格安で販売中です。
ギザなしヒラタ即ブリペアも何ペアか在庫があります。
今年初めて、昨年夏前後羽化個体を野外のような形で今年の初夏まで休眠させ活動させられました。
(やっていなかっただけ?かもしれません・・・)
これからは、なるべく弱くならないように、このサイクルで、のんびり累代させたいと思っております。
店舗で明細確認後、週明け位にアップ予定です。
ちょっと先ですが、チビマルスゾウカブトペアも複数出てきます。こちらも出ましたら、格安で出す予定です。
こちらは、出来るだけかたまった未後食状態で出せればと考えております。
後は、マットですが、
限定生産ですが、ライトLv3で、初期がどうしても難しい方や種用の初期安定強めのライトを作成中です。
こちらは、通常水分~やや抑え気味で飼育するタイプになります。多分一般の方は、
こちらが飼育し易いと思うのではないかと考えます。
ライトLv3ですと、どうやっても幼虫の成長よりマットの分解が遅い傾向になってしまう方または、種は、
こちらのタイプが、良いと思います。
来週出せる感じまで来ておりますので、決まりましたら、お知らせ致します。
※こちらは、限定なので、継続し使用して頂く事が難しいので、出来るだけ、一本で羽化させる算段または、
補充等で通常のLv3につなぐ等の飼育を考慮してください。
今年は、その他いろいろ限定生産等行っているので、また明細をお知らせ致します。
最後に多いご質問等を踏まえて、久しぶりにマニアックなマットの話をダラダラ書きますので、
面倒な方は、ここまでで^^;
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