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ダビディスコクワ

最近いいなぁと思いながらも、飼育するまでに至る虫が少なくなり、
ほとんどデータ取りならこの虫をやるか・・・みたいな選択が多い中、
やっとずっと良いなぁと思いながらも、縁がなかったダビディスコクワを
飼育出来ました。

別に高い訳でもなく本気出せば探せると思うのですが、その気力がなかったと言うか。
今回店舗のお客様に情報を頂き、飼育することが出来ました。
とりあえず、産卵~羽化まで終了し、現在、2世代目の産卵中です。

結論として、超お気に入りとなり、久しぶりに長く累代したい中に仲間入りとなりました。
最初ヒメオオのミニカー版みたいなイメージで、欲しいと思っておりましたが、
飼育してみると全く異なり、普通・・・見た目も思った程似ていないかもしれませんが、
それは、それで、好みだったようです。

飼育データとしては、
マットは、ライトLv3、T-5、現在テストしている2タイプ
基本600~800で、1本飼育(コバエ発生や水分を誤って高くなり交換したものはあります。)
温度は、大きく2段階で飼育しましたが、ここは、あまり影響せず、現在ブリードしている
越冬成虫群①、途中我慢して加水を控えた方が、現在羽化している②となりました。
(各マット含水量が、異なるので、それなりに合わせての話です。)

サイズは、誰に聞いても判らず、調べても判らず、唯一WDで、28mm位と言う情報だけ確認出来ました。
参考程度ですが、今回の状況は、
①での羽化群は、♂22~28mm 24~25mm位が多く小ぶりなのかな?と思っておりましたが、
②は、♂28mm~32mm ♀は、30mmも出てきました。
IMG_3389.jpg
ボケボケ画像ですが、32mmの1個体(数頭出ています。)
IMG_3388.jpg
またまた、ボケ画像ですが、♀30mm(♀の30mmは、今回、これ1頭でした。)

この辺から考えると完全にムシモンサイズですね。
となると、♂36mm♀32mm位が、目標になるかもしれません。
ただ、②の方は、ムシモン同様腹の収まりが悪い個体もいるので、飼育法を少し見直す必要がありそうです。
今回使用したマットの中では、マットでの違いは、ほぼない感じでしたので、水分量等自分が、飼育しやすいマットで
良い感じでした。

産卵に関しては、①は、季節なりで、成虫越冬後、ブリード開始で、問題ない感じです。
②に関しては、これからですが、どうなるか試してみます。

次回の幼虫飼育の課題としては、やはり、ドルクス系は、全交換でなくても良いので、
一度交換作業をしメンテナンスした方が、良い気がします。
また、自分の小型ボトルは、あまり使わない性で、形状と通気のバランスが悪い物が多く
狙ったように、熟成していかない傾向なので、その辺も見直しする必要がありそうです。
(て言うより、基本、容器が小さい程、幼虫とマットを同時に育てていく様なライトっぽい飼育をするのは、難しい傾向です。)

後1つ面白いと感じたのですが、羽化し掘り出さず越冬(越冬と言っても18℃前後での管理でした。)させ
ブリード開始しましたが、春掘り出した際に、完全に死んでしまったと、思った個体が、数日後に、普通に
活動していたり、うっかり、成虫管理中に乾燥させて、死んでしまったと思った状態から霧を吹いて数日後、
普通に餌を食べていると言う現象がありました。

身の危険を感じると、即、仮死状態に入れるのかもしれません。
こんな部分も興味が出てより、続けてみたいと感じました。

アカアシやヒメオオの幼虫を大きくするのが苦手で、この辺の克服も兼ねてと思いましたが、
こちらは、ちょっと違う気がします。(結構普通)

アカアシは、産卵羽化は、全く問題ないのですが、大きく出来ないです・・・
WD譲って頂いた佐渡の♀でしたので、頑張る予定でしたが、
今回は、途中で失敗していまし最大サイズが、♂43・・・
ただ、こう言う状況の時は、必ず♀は、それなりに育つ傾向で、
現在のセットは、♂43×♀40と言う異様なセットを組んでおります。

クランネブトも最初そうでしたが、♂平均値が上がってくると♀サイズは、落ちていきます。
本当は、両方上がってほしいのですが、なかなか難しいですね。(狙っているわけではありません。)

こんな感じです。

以前クランネブトでサイズ掲載をしませんでしたが、ビークワに応募する方もいるだろうと
考え、サイズを控えました。
自分は、出さない訳ではなく、自分の目標を超えた際には、応募したいと考えておりますが、
なかなか超えてくる虫がありません。

それでは。


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マルバネについてのご質問 ライトも少々

ご質問及びご注文が、増えております。
しばらく、納品に必死にならないといけない時期になってきましたので、
ご質問への回答は、出来なくなります。(申し訳ございませんが、しばらく回答出来ないと思います。)

出来なくなる前に、こちらで回答しておきますので、参考にしてみてください。

①チャマル用のマットを作って欲しい!
今年は、この要望が、非常に多いです。残念ながら、チャマルのマットは、商売として、(当店でも一応は、商売の事は、
考えております(笑))不可能です。
当店ですと、PM-01~03 辺りが、熟度的に高い方ですが、これでも一般マルバネでの先を見たマット
と言うイメージより、浅い状態です。この辺は、インビタビリスやコツヤなどのレベルも同様です。

2.5L5,000円と言うレベルでも合わなくなってきます。(ホダオガベースで、真っ当に作成した場合)
ただ、この辺のレベルになると、作成難易度はなく、時間と手間だけなので、自分の分を作る位が、限界です。

当店は、現在マットを作る事を仕事としていますので、自分だけの分を作って自分だけ成功しても
仕方がないと言う考え方になってしまった為、虫は、好きですが、マットを作る面白みがないので、
興味を強く感じなくなりました。この辺は、マット屋と言う仕事をしている人間の独特な感情かもしれません。
まず、虫が、好みか⇒飼育してみて、マット作成が、面白そうと感じるかで、市販化出来ないとなると、
終了してしまう感じです。

一応、チャマルは、使用済みを駆使するのが、メインですが、新品でまわしている強力な方もおりますが、
この辺は、アマミマルバネとかそう言う次元ではありませんので、あまりお勧めしません。
個人の方は、飼育するのであれば、ほぼ使用済みでの加工が、一番近いかもしれません。
一般的な黒いマルバネでも基本的には、自身の使用し易いようにアレンジしたり、セッティングを
見つけていく虫ですが、この辺は、何とかなる率が、ある程度高いので、累代出来ている方も
多いですが、数世回している最中に、一つ条件が変わるだけで、累代不能になったりします。
そうなると、どうしてそうなるかすら判らないと言う状況になると思います。
(大体は、マットの性だ!となると思います(笑))まあ、それも、そうなる事は、理解しているので、
仕方がない事だと思います。

②国産の黒いマルバネ系
今年は、少し進んだ質問も結構ありました。
1:水分量
高く!と言う事を長年言い続けた来た効果もあり、成功率がかなり上がっておりますが、
いろいろややこしい説明をしているので、水分量を高くだけが、一人歩きしてしまったことで、
昔と逆のトラブルも多いです。一応そうならない様に、高くと言う事を言う時は、通気バランスと言う
事も言ってきたつもりでしたが、そこは、拾ってもらえなかった傾向です。ライト飼育も同様です。
高くするのは、オガがしっかりし、安定していない初期だけです。
分解が、進みオガが崩れてきているのに、新品同様の高い水分にすれば、当然通気の悪化で、
逆効果になります。新品でもかなり深い容器で、底に通気が届きにくいレベルでしたら、
当然、水分量は、変えなくてはいけません。詰めるかどうかでも当然変わります。

この辺は、幼虫飼育でも同様で、今まで飼育していた低水分の飼育法で水分量だけ高くすれば、
当然・・・となります。特にボトルは、注意です。通気バランスです。

比較的多く言える事ですが、容器のチョイス、容器の通気量、形状、この辺をしっかり考えている方は、
そう多くないのが、現状です。マット面からは、初期水分を高くすると言う事は、絶対ですが、
飼育法により、通常水分量が、異なりますので、それより高くすると言う感じになると思います。
ライトLv3なども同様ですが、そこに飼育種にもよる部分もあります。オオクワ系で、ツヤ同様の
水分量はないので、オオクワ飼育としては、高めと言うイメージになるかと思います。

全般当店のマットは、交換を減らす、出来るだけ幼虫を触らない方向で、設計しているので、
初期が、少々難しいです。通常数本交換を要する部分を無交換とか一回交換で、行こうとしている
訳ですので、初期は、大事ですし、そう簡単な事でもないと思います。
種や状況では、交換した方が、楽かもしれませんし、体重測ったりする方や蛹を見たい方などは、
不向きなマットだと思います。この辺は、飼育初期等の楽しみだったりもしますし、長年飼育していても
その辺を楽しみとして、飼育している方も多いと思いますので、価値観の違いです。

2:マルバネの糠床方式の障害
数世累代してくると、使用済みを混ぜる事で、かえって産卵出来ない状況が、発生します。
※最近非常に多い質問です。
この辺は、上記で書いた事とつながりますが、泥化が進み過ぎて、窒息状態になり、悪質方向に言っているので、
混ぜると逆効果になります。対処としては、干す、使用済みになりすぎているので、混合量を下げる。
使用済み率が、高い場合、上記で書いた事同様ですが、自分の感覚の水分量では、高いので、
下げる等対処がいります。

自身も昔この壁には、あたりました。
当店でのこの辺の対処としては、来年羽化するコンテナ等は、(あくまで参考程度で)晩秋~初冬位に、
新品を混ぜ込んで、産卵時に、丁度良い感じになるように調整してあげて、更にセット時に、状況に合わせて
再調整する感じにしていました。再調整の際、計算より泥化している場合や秋にそれが、出来なかった場合は、
成熟期間に繭を回収し保管し、マットを干して更に新品を足すか新品のみでいくか考えました。
(使用済みを足すメリットが少ないと判断すれば、新品のみでセットします。)
特に、ハエが入り過ぎたマット、ダニが、沸いたマットは、干すまたは、混ぜる価値なしと判断すれば、
廃棄となります。

・最後に、累代重視でしたら、低水分。サイズ重視でしたら、高水分になります。L-3系で大型に出来ない方は、
低水分または、水分は、上げたけど低水分時より、食い速度が速い事に気付かず、餌不足、一定温管理(主に高温不足)
などが、あると思います。ただ、累代重視の場合は、羽化率、不全率等も高く、使用済みも安定していて、
安全性高く、次世代にも良いので、この辺は、好みになるかと思います。

経験上、比較的何でも言える大きく出来ない方には、詳しく何度も上記のような内容を、更に詳しく、言ったりしてきましたが、、
添加が、大きく出来る方法と思っているので、何を言っても理解してもらえない傾向なので、そう言う方は、累代重視である場合が多いので、それは、それで、良いのかもしれません。

当店でもはるか昔の経験ですが、仲の良いグループで飼育情報を交換する⇒皆似た飼育法になる⇒それが、すべての飼育者で
当たり前の常識と錯覚すると言う悪循環になる場合もあります。(もちろん良い事も多いですので、否定ではありません。)
基本、この種が、難しいと思っている場合、飼育法が、多少ズレていると考えた方が良いと思います。
(生態面等での難易度は、別です。)
アマミマルバネが、良い例かもしれません。どうしても難しければ、違う方向から考えてみると良いかも知れません。
慣れれば、難しくはありません。これは、間違えない事実としてありますので、(当方で、これを嘘ついてメリットはありませんので、と言うか難しいと言っておいた方が、商売上は、良いかもしれませんね(笑))見直す場所を探してみてください。

以上になります。


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ご質問殺到中です。

ご注文が、増える時期で、ご質問も非常に増えております。
ちょっと回答が、遅れたり、厳しくなりそうなので、内容は、ほぼ一緒ですので、こちらで回答しておきます。

適応種について
ライトでもL-3でも各レベルが存在しますが、この種が、どれ。と言う設定ではありません。
長年の経験上、人により両極の飼育スタイルがありますので、それに合わせて、各レベルを
設定しております。(どのマルバネが、どれ。みたいなものはありません。)

ライトは、粒子違いと粒子に対する熟度の違いなので、基本適応種は、変わりません。
その人の飼い方とどれが合うかと言うのが一番なので、あまり、他の方の情報は、
あてになりません。これは、L-3系も一緒です。ライトLv3をベースに使って、種により、
持ち過ぎ感があれば、もう少し熟成の早い、T4辺りを選択するなど。

L-3の場合は、特に、腕、マットと種への知識が、高いかどうかで、選択が、変わります。
凄腕の方々は、すべて浅熟でこなしますが、これはなかなか難易度が高いので、スタンダード
ベースに、浅熟や、それでも、上手くいかない場合は、深熟ベースで、スタンダードや浅熟補充
と工夫して頂く必要があります。

サイズに関しても大きくならない方が結構いますが、累代重視補充飼育の場合は、その位が、
良いのですが、マットを100%食わせられていない状態です。
これは、水分量と成長期の温度不足が原因です。
それでも、このマットは、大きくならない添加を入れないとと言う判断になる方もいるので、
その辺は、ご自身で判断してください。添加で、大きくする事になれている方は、そうなるのかもしれません。

ただ、添加で出ているサイズは、きちんと理解出来れば、結構普通にL-3補充飼育で出せます。
アマミは、難しいとかも、前程言う方も減りましたが、判ってしまえば、国産は、どれも変わりません。
(厳密には、すべて食性や生態は、異なりますが、気にせず飼えます。)
この辺は、理解出来ない方には、理解出来ないらしい(経験上)ですが、現実に変わらないと
思っている方は、複数いますので、やり方の問題です。楽になりたければ、種とマットの理解を
高めないと難しいと思います。

ライトLv3などもこの種は、粗いマットが、良いみたいな話のみで使用されると、全く
結果が出ないと思います。愛用して頂いている方は、この辺の理解が、非常に高いので、判ると思います。
自分が、認識不足、手抜きをすると、それなりになります。
そこが面白いマットなので、やはり、玄人向けと言えば、そうかもしれません。
当店では、オオクワ~カブトまで使用しておりますが、自分の飼育で、この種は、マットの熟成が、どうしても遅れ気味で、
幼虫の成長に追いつかない場合は、T4,それでも、遅れる場合は、ZEROなどに変えてみてください。
最近は、T4率が、上がっておりますが、劣化してからの安定感が、ライトLv3より、高いので、泥っぽい種では、
効果のは、当然なのですが、(ツヤでメインデータを取りましたので)白枯れ種でも無駄な交換をしなくても、
羽化出来る後半の安定感があります。

マット屋が、こんな事を言うのは、なんですが、マット依存で、難関種をやるのは、無理があります。
難関種を本気でやるのであれば、マットの理解、生体の理解が、必要で、適当なネットの情報など
見ずにやるべきだと思います。(無駄な先入観は、結構邪魔になります。)
虫をしっかり見ていれば、適温も判りますし、マットの多少の違いもセットの仕方で、何とでもなります。
浅熟で、マルバネの産卵~初令を問題なくこなす人とどうして、出来るのか理解出来ない人が、いますが、
これは、言葉ではなかなか難しいですが、言える範囲で言うと、水分量、詰め圧、セット温度、です。
深熟でセットするのとは、すべてが、逆な感じになります。温度も高めになります。

クランネブトも大変人気がありますが、ダメな方は、ダメみたいですね・・・
う~ん、なんでしょう・・・ですが、ワイルドはダメとか飼育品が、ダメとか言う方がいますが、
ワイルドも昔程、はずしませんし、飼育品で産まない種ではないです。

マルバネやツヤなどは、幼虫から飼育し、自分で羽化させた個体は、あっさり産むみたいな
事が、普通にありますが、そう言う虫でもないので・・・

じゃあマットか?と言うと、以前書きましたが、当店マットで、L-3系からライトZERO~無添加発酵(一般種産卵向け)まで、
産んでいますので、マットでもありませんね。
それなんで、説明が、出来ないのですが、温度とセットの組み方が、(マットに合わせた組み方)合わないと
長寿な分、産卵してくれない感じはあります。無添加発酵は、産みましたが、結構採りにくく、使うなら
かなり大型セットで深くしないと産卵数が、少ないです。

最後に、ツヤで難しくされている部分が、やはり、ネットの情報かもしれません。
産卵温度何℃みたいな部分を抜き取り、セットすると産まなかったり、孵化しなかったりします。
セット温度は、マットの種類で異なります。
極端な例ですと、大きな容器で、強力なカブトマットと小型の容器で、超熟無添加マットでは、
全く温度が異なります。温度と言っても容器内で計測すれば、変わりませんが、部屋の温度や
置いている棚の温度で測るのが、基本だと思いますので、そこに落とし穴があります。
よく朽ちた黒いマットみたいな話がありますが、この辺は、かなりの泥っぽいタイプの話で、
一般的なツヤは、そこは、あまり関係ありませんね。幼虫は、尚更です。結構一般クワガタ同様です。

一般ツヤを苦戦中の方は、この辺を見直すと結構上手くいく気がします。
基本当店のその系のマットは、カブトマットより、はるかに、温度高めです。

そんな感じで、当店資材は、ちょっと玄人向けが多いのかもしれませんね…
(でも、慣れると飼育が、超楽になるんですよ^^;)

一般の方が、ブルマイスターのどの部分で、苦戦しているのかに、非常に興味があります!
苦戦中の方は、是非教えてください!!
対策品作れれば、作りたいです!
基本慣れれば、ツヤ程楽な虫はいません。

それでは。

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国産種の飼育法について

シーズインで、今年は、成績が良い方が多いようで、早速国産種の
飼育法のご質問が増えております。
大体の事は、ホームページに書いてありますので、参考にして頂ければ幸いです。

よく聞かれる書いてないような部分だけ、お知らせしておきます。

【オオクワWD!産まん!】

この時期は、ほとんど越冬♀で、産卵時期真っ只中ですので、採集年でも十分産みます。
産まないのが、個体の場合は、

①かなり古い♀。これは、多分何をしても無理かもしれません。
②昨年交尾していない♀。これは、交尾させないとどうにも・・・
ですが、当店の経験上、灯火や外灯採集で産まない♀は、ほとんどいません。
過去数頭です。

実際は、セッティングの問題の場合が多いです。
WDは、カワラ材じゃないと産まない!と言う方もいる位なので、飼育品よりちょっとうるさい個体も
多いです。実際は、きちんとセットすれば、カワラ材じゃないと産まない事はありませんが、
ホダギの場合、ほぼ加水しすぎが、原因だと思います。セット環境の水分量も大事です。
基本乾燥気味を好む虫なので、その辺を注意してみてください。
自信がない方は、植菌されたものですと調整が要らない分、良いと言う事だと思います。

後は、温度。こちらのオオクワは、採集された環境により、かなり低温で活動するエリアや
一般的なエリアまで、いますので、そこにも注意してみてください。
が、低温エリアですとまだ外灯で採れない気もしますが、今年は、早いようなので、
ちょっと判りません。(自分が、採集に行っていないので、尚更です。)

【ミヤマ】
この時期に採集出来ていれば、最高です!
この時期に、産卵もやっつけておくと良いと思います。
方法は、飼育情報にありますので省略します。
黒土が、いるか?と良く聞かれますが、自身は、使用した事がありません。
恐らく、袋に入れておくと活性高いマット(未発酵ホダギ粉砕マットも含む)の場合、
活性を抑える為に、入れると効果があるのだと思います。
同じ事ですが、材の側の土に産むから土を入れると言うイメージとは少し違い、
カビなどの活性高い部分を避けて産むので、黒土を混ぜて弱まった部分に産むと言う
理屈だと思われますので、マットが安定していれば、必要ありません。
若干コツがいる場合もありますが、L-1やPM-01などではなく、L-ZEROでも採卵出来ます。
(自信がない方には、オススメしません。)

【コルリが、産まない!】
飼育下ですと7月中位まで生きたりしますが、そろそろ急いでください!
多分、材が、柔らかすぎる!水分が低すぎる!だと思います。
当然常温ですとそろそろ無理があります。

【コガネ・カナブン・ハナムグリ】
今年は、採集したこの類に興味を持っている方が多く、非常に嬉しく思っております。
が!そう簡単でもありません。コガネムシは、基本相当なチャレンジチャーな方でなければ、
やめておいた方が良いです。成虫が、採集時にフンをしたり、ゼリーを食べなかったら、
あきらめましょう(笑)
あきらめられない場合、種の特定、成虫の食草を特定しないと即死しちゃいます。
それが、判ると産卵は、バラマキの場合が多いので、可能かもしれませんが、
根食いですともう・・・幼虫も特定の植物の根とかですとね・・・
こればっかりは、情報収集も多少しないと1から開拓は、超困難だと思われますので、
飼育法ではなく、種類、食草、生態などは、調べてからが良いと思います。

どうしてもやりたいようでしたら、来年に向けて餌準備をし、来年採集したポイントで、
再度採集し、チャレンジしないと厳しいかもしれませんね。

ただ、キンスジコガネやオオスジ、ツヤなどのように、根が、いらない幼虫もいるようなので、
不可能ではありませんが、成虫の餌だけは、採集後早急に調べてください。
餌場で、採れば問題ないですね。

ハナムグリやカナブンは、比較的1世代は、出来てしまいますが、中には、長寿で、
1年目は、産卵しないものなどもいて、結構F2が、辛い種類も多いです。
大半は、少なくない虫でリベンジ可能ですので、情報を入手せず、自身で解明していく
楽しさは、あると思います。

【ハンミョウ】
自分は、苦手ですので、ノーコメントにしたいです(笑)
そろそろ終わりかもしれませんが、ナミなどは、今の個体は、即ブリです。
産むのは、慣れると結構簡単ですが、幼虫飼育は、飼育者のスタミナが、ないと続きません。
肉食系は、飼育下ですとダニも注意が必要です。

シーズンイン!採集、飼育楽しみましょう!

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ツヤハダ~!

本日店舗で頼まれたので、ツヤハダクワガタの画像アップ!

tuyahada8.jpg


tuyahada6.jpg

♂飛びそう~
tuyahada3.jpg

こんなクワガタです。参考にしてください。
この手のクワガタに興味がある方など店舗では、ほぼ無でしたが、
最近は、結構興味を持たれる方も多いです。
さすがに、マグソは、少ないですTT
良い虫なんですが・・・・

ツヤハダは、国産最強の難関種だと思いますので、採集出来たら、
頑張って挑戦してみてください!
ただ、以前1度偶然成功しているので、条件が、揃えば、累代出来るみたいです。
この個体も残念ながら幼虫は、確認出来ませんでしたが、材解体の際に、産卵痕のような
場所は、数か所ありましたので、産んでいたか産卵行動だけ?か反応自体は、あったみたいです。

超小型種で最もメジャーな?コルリなんかもF2が、難しいので、良い色の産地を累代する為、
他産地などで、累代挑戦しておりますが、かなり難しいです。
高山種は、面白いので挑戦してみてください!

先回長文でしたので、本日は、短めです。

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