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ご質問について

現在複数のご質問を頂き、回答をしております。
もうしばらくは、余裕があると思うので、比較的スムーズに回答出来ると思います。
ただ最近の傾向として、的確な回答が難しいケースが多いので、ちょっとご質問の際、
下記を参考に出来るだけ明細をお知らせください。

①飼育種が、書いていない、または、マルバネを飼育していますが、や外産ネブトをのような広すぎる
種でのご質問は、すごい初歩的な質問であれば、回答出来るかもしれませんが、回答不能です。

ただ、これを書かない理由としては、理解が出来ますので、未開な種を開拓するのであれば、
やはり、自力でやるしかないかと思います。正直この辺を開拓する方への回答は、難しいです。
(レベルがかなり高そうで)

単純に書き忘れや全部一緒だろうと外産ネブトのような
書き方をされた場合は、(初心者の方が多いと思われます。)書いてください。

ご質問~回答は、診察~処方なので、だれが具合が悪いのか判らない状態と同じです。
長年何千何万の実験と飼育をしてきて、自身でもいろいろな状況を見てきておりますし、
ご質問の回答も長年やっておりますので、ある程度状況が判れば、解決策も見えてきます。

最低限
①飼育種

②温度管理:何℃位 加温方法(エアコンとかプレートヒーターなど)

③飼育しているマット:当然ながら当社製に限ります。ブレンドでも回答しません。
 
④容器 詰め圧 水分量等:よく何リットルの容器みたいな表現が多いのですが、良くない状態での
ご質問の原因は、高確率で容器ですので、形状をもう少しお伝えください。水分量と詰め圧は、意外に、
マットの状況を記載されていれば、何となくどの程度詰まっていて水分量がどうだと想像がつきますので、
どちらかと言うと容器の詳細が欲しいです。ガラスのハチミツ2000とかブローの1.5L、4Lのタッパーなど

⑤飼育経過 初令から飼育し何本目とか幼虫購入し1本目とか

最低限この位の状況がないと判りません。単純な質問でしたら、いらない場合もありますが、診察→処方的な
ご質問の場合は、必要です。また、内容を見させていただき、不足な部分は、こちらが、質問することもあります。
そこでまた、気持ちはわかるのですが、技要素的な部分があり、知られたくないので、あやふやになってしまう
場合も多いです。(もしかすると他社の製品と混ぜたりしているので、言えないのかもしれません。)
結構ここに原因があるケースも高いので、判らなければ、的確な回答も難しいです。

単純なご質問であれば、上記のような明細はいりません。
多い質問を例としていくつか書いておきます。

Q:ガス抜き入りますか?
A:マット屋としては、定番ですが、当店は、少ない方かと思います。
この回答に関しては、大体、自身は、しません。と答えることが多いと思います。
やるとすれば、詰めてから少しおいて幼虫を入れる位です。

Q:マットの保存方法
A:出来るだけ現状維持であれば、完全乾燥、熟度多少上がってもよければ、そのままパックを段ボール
でぱっつり梱包して保存で良いと思います。

後は、L-3でまた後で足す分として、キープみたいなお話が良くあるのですが、後で足す計画があるのでしたら、
それもキープせず、入れてあげてください。劣化で交換するタイプのマットではありません。逆に、入れずに、
保存するより、幼虫が入っているところで、管理された方が、良質キープ出来ます。
ただし、スペースの問題もあるので、仕方ない場合は、上記同様です。

Q:ライトLv3の交換タイミングは?
A:意外に結構多い質問です。この質問をされるパターンは、いくつかあるので、本来もう少し情報が欲しいです。

①:単純な疑問として
菌糸や一般的なマット同様で、交換時期目安的なイメージでの質問

②:食い進み状況からの質問

③:悪化などにより交換した方が良いかの質問

④1本でいけるのかいけないのかを知りたい場合

⑤どこで最終瓶にするかの判断(やや慣れた方)

ぱっとこれ位は、本来知りたい部分の核心が、異なると思われます。

最後ですが、これも結構多い質問ですが、非常にうれしい質問でありながら、回答が難しい質問で、

Q:ライトLv3を使いたいのですが、おすすめ飼育種はなんですか?
何で嬉しいかと言うのは、通常虫を買ってそれの資材を買うが、当然の中、ライトを使ってみたいから
虫を選んでくれているわけですので、こんなに嬉しい事はありません。

ただ、逆に、何をもっておススメして良いのかが判りません。自分は、オオクワ~ゾウカブトまで、全部
ライトです。最近は、国産ネブトも全ステージライトなんてことも普通になってきております。

①最初に失敗しにくいと言う意味ですと、

ノコギリ系(Lv3ですとギラファのような大き目な種)ですね。ただ、飼育しやすい分、ライトの低燃費で飼える感は、
あまりありませんが、多少水分管理等ミスっても大型化します。デカい容器が用意出来れば、一本出しも安易です。

②低燃費、高耐久を感じたければ。

これは、自身もハマっているゾウカブトです。ちょっとコツがいりますが、羽化までの餌量の少なさ、本来の成長折れ線グラフ
が、判ります。異常成長等ありませんので、細かい温度細工等も必要なく、停滞減少が、ほぼありません。
初期だけ、水分管理がシビアですので、自身がない方は、当店のように、初令を超特大ブローへみたいな感じでなく、
ステップアップしていく方が良いかもしれません。

問題点としては、羽化出来る容器で飼育した場合、2令期までちょっと水分量を配慮し以降ノーメンテまたは、上部補充
のみとなりますので、幼虫見る機会がなかなかありません。(見ても問題ないです。)

超特大ブロー1本半位で、120は、軽く超えますので、楽しいです。

使用済みをあげる場合は、本当に食いあげた使用済みですと、カブトマットと変わりませんので、頻繁な交換を要します。
♀が、羽化してほとんど食べていないみたいなクワガタの使用済みですと、非常に有効で初期設定が、かなり楽になります。

物理的に3令が小さいヒメゾウなどですと、少々難易度が上がるので、その辺は、国産ネブト同様頭数でカバーした方が、
単独より大きくなります。初令は、かなり難しいので、飼育出来ない方は、3令からにした方が良いです。

ヘラクレスなどは、もう少し初期が楽ですが、高耐久と言う感じが少し落ちます。

楽しくてほとんど売らないくせに大量にマルスを飼育しております^^;
羽化ラッシュになると餌やりが、地獄です・・・店舗、自宅マルスだらけに・・・
今年は、ちょっと130超え目指したいので、まじめに飼育予定で、更に大量になりそうなので、余剰分は、春頃から格安で幼虫販売しますので、試してみてください。

③難易度はあるけど面白い
自分は、今国産オオクワですね。徐々に感は、戻ってきているので、今年は、70UP再現したいと思います。
ライトの場合は、基本常温、(夏季の異常高温と冬の零下等だけ避ける)が、お勧めです。
菌糸飼育温度帯では、なかなか大きくなりません。
詰め圧・水分量・交換方法及びタイミング等なかなかシビアで、結果に大きく差が出ます。
落ちると言う事は、ないですが、失敗すると普通に極小が出ます。

昨年WDF1初令を譲ってもらい飼育し非常に楽しかったので、オオクワ熱が、少し戻っております。
やっぱりかっこいいですね!外灯、ライトは、たぶんもうやらないですが、山で会ったらスルーではなく、
少し狙ってみたいと思います。(探せば結構います。が、採れるかは、別です。)

以上久しぶりに、長く書きましたので、参考になる部分は、参考にしてみてください。

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採集個体のブリード挑戦される方へ!

世間は、盆休みと言う事で、休みでもあまり動く気に慣れず、マット作業をしておりましたので、
今週分は、本日出荷で、ほぼ終了出来そうですので、更新しております。

今年は、採集個体をどうしても累代したいと言う方からのご質問、ご相談が多いです。
自分も採集個体が、一番タイプなので、気持ちが良く判りますので、可能な限り判る事は、
お知らせしております。忙しくなると返信出来なくなりますので、一番多いネブトとスジクワ、オオクワ、ヒメオオなどでの
ワイルドの注意点などをお知らせしておきます。

①ホンドネブト
一番多いご質問が、樹液採集個体のホンドネブトです。
”樹液採集個体は、産卵済みなので、産まない”と言う話があります。
これは、多分自分自身が、言い出した事であると思います。自分の場合は、WD外産ネブトでの苦戦の経験から
この事が、判り出しました。
これを言った当初は、結構苦情が多かったです(笑)
と言うのもその当時は、羽化⇒成熟⇒後食⇒成熟⇒ブリードみたいな事が当たり前で、

”餌食う前に、産む訳がないだろう!マットが悪いんだ!”みたいな感じで、と怒られました・・・

その当時は、一般種が、主体で、小型種などは、限られた方が、飼育している程度でしたので、
仕方がない事だと思います。

ただ、自分自身も知識不足で、決めつけていた部分もあります。その後、自身で地元ネブトをいろいろな時期に
採集、観察、出来たりして、現状では、少し解釈が違います。

地域的な要素が強いので、ご自身の採集された地域での発生時期等から
考慮し、樹液に来た個体が、どちらになるのか予測してみてください。
Aは、一般的に暖かめな地域で、Bは、北限近い地域かもしれません。
更に、温かい地域ですとAもBも均等にあるかもしれません。
新潟ですと、B主体でAは、あるけど冬に死んでしまう可能性も高く少なめ。
と感じておりましたが、最近は、微妙です。

A:昨年羽化し成虫越冬後、本年活動開始した個体
こちらは、後食しながら産卵しますので、樹液採集だからと言って空腹ではないと思います。
ただし、♂が、必要になる場合も多いと思います。

B:本年羽化し本年活動個体
こちらは、餌を食べずある程度産卵しますので、樹液に来た個体は、産みにくくなります。
ただし、期間内に交尾、産卵出来なかった個体も当然います。
体力的にかなり落ちている個体も多いので、産ませやすいセット法を工夫してください。
(あまり詰めないなど)こちらも、♂が、いた方が良いと思います。

別枠で、外灯採集個体
これも樹液採集個体同様ですが、こちらの地域ですと、Bタイプが、樹液に来る前に
飛来するまたは、樹液で後食、交尾後、飛来しているケースが、多いのか産むと
結構数産むケースが、多いように感じます。ただ、♀単採集ですと、結構産まない場合も
多いです。

ただし、異常気象の影響で、かなり早い時期に、ボロボロの♂等を採集出来たりもしてきておりますので、
活動後の越冬個体等も存在しているようです。西日本等であれば、普通にいるのかもしれません?
こうなってくると話がまたややこしくなりそうです。

②スジクワガタ と後半オオクワも
今年は、結構お問合せが多く苦戦している方も少なくないです。
苦戦の理由として、これもネブトの話に似ておりますが、ヒメオオ辺りと同じで、発生初期は、♂ばかり
遅れて♀が出て来る。と言う点で、樹液に♀が、来た時は、産卵済みの場合が多く、越冬する虫なので、
越冬準備の為、樹液に来ています。更には、来年用の交尾の為でもあると当店では予想しております。

で!これがまた、自身の経験からの話で、なかなか浸透しにくい側の話ですが、産卵期のメスは、完全な
肉食です。ヒメオオとスジクワ、ヒラタなんかは、(オオクワもですね。)ゼリーを与えても食べず、自身の子を
食べまくって産卵を続けます。特に産卵後半戦の個体は、その傾向があり、上にすら上がってこない個体も
多いです。

と言う事で、樹液に来ている♀は、限りなく来年の準備をしている♀と言う判断になるので、
採集年の産卵は、難しいとなります。ヒメオオもそうです。ただ、体内時計を壊しやすい虫などですと、
この辺をやや無視出来て産卵も可能な場合があります。(ヒラタなどは、壊しやすいです。)

セット的には、コクワっぽくではなくヒラタっぽくセットする感じで良いかと思います。
ただ、マットのみで放置すると孵化⇒全部食べられると言う方向が強いですので、
採卵がベストです。

オオクワの外灯採集などでも同じ傾向はあり、昔は、今年産卵は、7月位までに採集した個体と言うイメージでしたが、
近年は、ダラダラ暑いからか中休みしているからか8月採集個体も結構産むみたいです。

自分自身が、オオクワ採集していた時代は、何月でも個体の状態が良ければ、次の年産卵にしていました。
(採集で忙しく、なかなか夏にセットが出来ず、結果そうなっただけです。)
そうすると、WDの産卵率は、限りなく100%近く産卵します。(生餌を与えますが・・・)

オオクワの良い部分は、持腹の有効期限が長い事です。本年産む予定の卵が、来年でも良いと言う
イメージです。
※個体も外見や状態で明らかに古そうな個体は、その年にやっておいた方が良いです。

よく天然は、天然材、カワラでないと産まない!みたいな話は、当店自身の経験ですと
全くありません。しっかり寝かして春~初夏セットですと、飼育品より産ませやすいです。

③ヒメオオ
最近はっきり判りますが、国産種で一番好きな種が、ヒメオオです。
ネブトなのかなぁ?と思っておりましたが、温暖化の性?キノコ狩りメインの樹液採集と言う採集方法の違いの性?
か会えるのは、逆にスジとネブトのみになってきた事と累代飼育での理解も進み苦労もほぼなくなった事により、
ちょっと熱が下がり気味です。大型を出すと言う面では、まだまだなのですが、どうも国産ネブトは、ここにスイッチが、
入りません><とは言え、今年もWD1ペアセットしておりますし、F1と最初の産地の累代個体もやっております。

ヒメオオは、はっきり言ってまだまだ理解が足りておりません。
採集に行かなくなり、継続出来ていなかった性もありますが、長年やっていても
はっきり判らない部分が多いです。もう大丈夫と思っても一つ状況が変われば、苦戦となります。
この工程を繰り返して、理解が進むのですが、高山と言う環境でしか暮らさない、温暖化で、急速に滅ぶ、
と言う点などからも、かなりシビアである事は、間違えありません。

今年は、お客様に昨年採集した個体を譲って頂き久しぶりに、1♀セット中です。
多分産んでいるのですが、割タイミングが、難しくどうしたものかと悩んでいるところです。
材は、昨年譲って頂いた際に、越冬用のセットで組んで、起こす際にマットだけ交換し、材の水分も
再調整しセットした物です。これが、自身の中では、ベストなセット法です。

ただ、2セット目の材がないので、余力がある材を無駄に割りたくないと言う部分があり、
割り出しを躊躇しております。ただ、♀は、食べてしまうので、この辺のバランスが、難しい部分です。

で、今年採集した個体での挑戦ですが、一般的に野外でヒメオオが沸いたと言われる時期までが、
産卵時期だと思われます。ですので、運よく早い時期に外灯採集や、産卵中の個体などに出会えれば、
採集した年の産卵が狙えます。

産卵材に関しては、以前からお付き合いがある方には、怒られそうですが、現状では、意見が
変わってきました。

・大昔ですと、クヌギよりコナラと言う事を唱えておりましたが、申し訳ございません・・・
こちらは、自身の意見を全否定で、どちらでも良いです。その後、クヌギで結構幼虫回収
しました。質と言うか環境セッティングと言うかの問題です。

・仕込み材が、効果があるか?
これも長年いろいろな方法で作成してきましたが、”なくはない”が、逆効果にもなりやすいと言うのが、
結論かもしれません。結果が良かった方法で、増産してみても仕込みなしの方が、結果が良かったり、
元々の材の質なのか偶々なのか大きくデータで、仕込んだ方が良い!と言う方向には、現状持っていけません。
ただ、何故仕込むのか見たいな部分は、ある程度理解出来ていますので、理想により近づけば、
効果はあると思います。

何故か試していないのですが、硬めの植菌材なんかで産むのではないでしょうか?
と言う気もしております。

上記でも書きましたが、現状は、自身で越冬しながら材を仕込んでもらうイメージが、ベストです。
(それにより、越冬も上手くいきます。途中で起きてくるみたいな自体にもなりません。)

ヒメオオ=低温みたいなイメージの方も多いですが、自分自身は、そんなに低くしません。
理想は、昼夜で上下させたいのですが、なかなかこのセッティングが難しいので、
変動が大きめなあまり高温にならない場所でセットする感じです。
現状のセット場所も27~24℃前後で変動する環境です。今までもそんな感じで、
採卵しておりましたので、自分自身は、それ程下げません。
ただ、これが、これより、下で変動しても全く問題ないと思います。(↑は、微妙です。)

ただ、蛹化時期だけは、20℃前後にしてあげた方が良いです。
でないと大型個体程、☆になります。

その他、成虫管理、幼虫飼育は、夏だけ気温を少し抑えて季節なりで良いと思います。

後は、餌です。↑でも書きましたが、産卵期は、肉食と書きました通りで、一般的なゼリー
ですと、食べもしないし、そのまま放置してしまえば、産まずに産卵期を過ぎたあたりで、
生命維持の為、餌を食べに来ますが、その頃には、シーズンオフとなります。

生餌がどうしても厳しい方は、加工肉系を与えてみてください。生肉は、腐るまで食べないので、
×です。結構効果がある気がします。基本高タンパクゼリーでは、効果がないまたは、ないに近い程度です。
(中には、その辺を踏まえて作成されたゼリーもあるのかもしれません。)

以上になります。

今回書いた物は、すべて自身での観察、経験からのアドバイスで、現状は、そう思っていると言う物で、
以降変わっていく可能性もありますし、一般論と大きく異なる物もあるかもしれません。

最終的には、ご自身で判断してください。

また、今回の内容を、他者にそのまま伝えてしまうと、広がるにつれ、
尾ひれがつき、誤った内容に変化する場合もあります。
ご自身で試し、自身の言葉で、他の方に伝えてあげてください。

今年は、夏きのこ大苦戦で、雨が降らず出ないと思っていたら、降ってもでない。
代わりに、珍菌には、結構会えたりしており、嬉しいのか嬉しくないのかよく判りません…

ただ、夏の雨のなさできのこが、出なかった分、キノコバエが、激減し、通常では、もう食べれないデカさの
キノコが、状態良く残っておりますし、全く蚊に刺されません。
その分この時期にヒルが、大量にいて血だらけで帰宅する事も多いです><

通販のお客様は、結構夏キノコ採りをする方も多いようなので、時間がある時に、書きたいと思います。

スズメバチもやっと落ち着いてきましたが、真夏にも樹液にうじゃうじゃでした。
(今ちょっと減ってますが、多分、またすぐ出てきます。)
久しぶりにキイロに刺されたり、(また、首でした><)
モンスズメの巣があるのを判らず横で休憩していたら、襲撃されそうになったりと
今年は、結構危険でした。
でも、今年は、チャイロスズメを全く見ません。これからかな?

熊も春は、全く見なかったのですが、真夏になり真昼間に連続して目撃しております。
現状ですと、山に行けば、必ず会うと言うイメージです><
真夏の真昼間=一番熊に会わない気がするので、びっくりです。
真夏の熊は、未知なので、ちょっと会いたくない感じがしますね・・・

素人考えですが、もう異常事態な位の気候と、住処を奪った責任として、奧山に餌を提供場所を設置してあげた
方が、被害がないのでは?と思います。もちろん、与える餌は、きちんと考慮し人工的でないものや
味を覚えて畑を荒らさないなどの厳選は、必要だと思いますが。

奧山に対候性の高い餌になる植物(ナツグミなど)なんかを植樹してあげたりするもの
良いのかもしれませんね。
伐採路がある現状それを利用すれば、尾根などの設置も可能な気がしますし、
その点では、丁度良い気もします。

町に出て騒ぐのではなく、出ない時に対策が、両者にとって、良いように思うのですが、
何もなければ、無関心が、人間ですからね><

熊が増えた事が問題と言う感じらしいですが、頭数を見るとこの程度の頭数が、暮らせない程、
住処を奪っているのかと恐怖を感じてしまいます。減ったと騒いでいた時に、増えればこうなる未来は、
想像出来なかったのか??とも思います。

ただ、自分が通っている山では、餌不足と言うより伐採から逃げている感じもあります。
CO2削減と歌っていながら、えげつない伐採をしないといけない現状の状態
(伐採している人が悪い訳でなく)は、どうにかならないものでしょうかね?

現状の状態が、CO2が、本当に原因であれば、減らすより森林再生の方が、
早いのでは?と言う気がしますが、そっち方向ですとお金にならないのでしょうかね・・・

年中山に通っていると異常が上書きされて、予想をはるかに超えた異常事態が、繰り返されております。
ただ、これが、地球の自然な流れなのであれば、どうにもなりませんけどね。

なんにせよ、一番被害を受けるのは、自然と共存している地域の方と熊な訳で、
最も現状悪化の原因から遠いところに被害が、出てしまうので、辛い部分ですね。

コロナ同様、ベストな道を見つけるのは、なかなか難しいのかもしれません。

熊自体は、自分の予想ですと、秋は、会わないのでは?と予想しておりますが、
これからの天候次第でもあると思います。





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ご質問について~初心者向け~

最近は、虫飼育初心者のお客様も多く、大変嬉しいです!
ただ、自分が初心者の時代が、あまりに昔で、どう言う事に疑問を持ったかとか
どう言う意図でのご質問なのか等的確に回答出来ていない事も多い気がします。
いろいろ振り返れて自分自身にも非常に良い刺激になっております。
昔は、疑問に思っているが、どう聞いてよいか判らないみたな事も多かった気がします。

初心者向けカテゴリーは、出来るだけ簡単に(自分には、超難関です><)に書いていきます。
状況により、マニア向けと逆の事を書く時があります。それは、初心者向けなんだと納得して頂き、
深く追求しない方が、良いです。追及したい方は、もうマニアです^^

①初心者ですが、ライトは、使えますか?
このご質問が非常に多いです。経験上、初心者の方の方が、使いこなすのが早いです。
自分もそうですが、長年かけて、凝り固まってしまった飼育法から変えると言うのは、
非常にしんどい事なので、それがない初心者の方は、結構サクッと飼えちゃうことが多いです。
※ただし、ライトで慣れると、一般的なマットで、苦労するかもしれません。

②初心者ですが、ツヤを飼育出来ますか?
ツヤクワガタの飼育も同じ傾向で、一般種の飼育法をあてはめない分、上手くいくケースが、
多いです。また、長歯に関しても初心者の方の方が、出せると思います。

よく、ビギナーズラック的に言われますが、そうではなく、環境が合っている為です。
この辺は、自分も経験済みで、設備充実していくとツヤは、サイズダウンしています。

飼育種が増えると、エアコン管理や温室管理で、過保護になりすぎ、ツヤは、早期羽化
してしまいます。オオクワなどと違い、栄養で幼虫サイズを上げても、ツヤは、顎に反映されません。
それをある程度理解し、低温で引っ張る的な話を聞いた事がある方も多いと思いますが、
これも、出る時は出来ますが、無理が生じ、最悪☆、または、不全したり、♂♀の羽化ズレ、累代不能な弱い成虫に
なったります。

これ以上書くと初心者向けでなくなるので^^;

ツヤクワガタ(ここでは、ブルマイスターに近い食性の種)についての誤解?イメージ?を一つ壊して頂くと
飼育が楽なります。カブトムシと言うくくりも、広くツヤ同様です。
”熟度が高い”と言うイメージです。これは、産卵だけです。簡単にイメージするには、一般種は、住処と餌が、
同じで良いのに対して、ブルマイに近いツヤやカブトは、住処と餌が異なると言うイメージ。
(実際は、ちょっと違うと思いますが、イメージとしては、それで良いと思います。)

住処が、少しづつ材を食べやすい状態にしそれを食べていくイメージなので、実際食べているチップと言うのは、
一般種同様または、それより生木に近い状況でもいける種もいます。

ツヤクワガタの幼虫は、住処の部分を非常に大事にしますので、難しい種ですと大きくなった段階で、それを完全に
破壊し全交換してしまうと、取り返しのつかない事になる種もいます。
(慣れれば、その対策も出来ますが、本来出る予定だったサイズでなくサイズダウンしてしまいます。)

反面限られたスペースでの飼育では、どうしても、交換と言う作業が必要となります。
ですので、イメージとして、少々天上を壊して餌補充と言う方法。
完全に家が出来る前の段階で、全交換し、被害を少なくする方法。

この辺を踏まえて飼育すれば、かなり上手くいく気がします。

カブトマットと言うのは、一般的にこの住処の要素と餌の要素を融合した画期的なマットです。
ですので、食い進んでくれば、住処の要素が上がり、餌の要素が下がるので、交換をします。
カブトムシは、ツヤのように住処を作成して食い進む感じではないので、これで良いのですが、
ツヤは、上記の通りでそう言うわけにはいかないので、難しいとされます。

カブトも本来最後の方は、住処の要素を高めないと不全を起こしたり、蛹化出来なかったりしますので、
きちんと残してあげる必要があると思います。

余談ですが、”フンをふるいにかける”これが、餌とならないフンをどかすと言う意味で使用されていますが、
これは、意味がないです。どちらかと言うと細かくなってフルイ落ちた細かい粒子の方が、餌として、
役目を終えつつあるフンです。(もちろん、状況により、食べていない状態のカブトマットも含まれると思います。)

当店のライトでのカブト飼育に近いタイプで、食わせよう的なカブトマットの場合のイメージですが、
一度食べたチップの2回目が、最も吸収率が、高いので、それをふるってしまうと・・・と言う事です。
また、泥化してきた先、フンの形状があれば、通気の助けになります。それを除くと窒息気味に
なってしまう場合もあります。ただ、ゾウカブトなどで、かなり泥化を好むタイプは、また、話が違ってきます。

初心者向けなので、この辺で止めますが、そう言った感じの種類は、
産卵用も住処の要素が、やや高めのマットと言う事なので、その種を飼育したマットで、少々余力がある物または、
なければ、餌用を少々混ぜると言う形が、本来ですので、基本幼虫から飼育した場合、産卵用マットは、いりません。

ただし、飼育下と言う狭い範囲なので、ハエなどの雑虫が湧いてしまった物は、食い尽くされてしまいますので、
その辺が、状況判断になります。

また、ご質問を聞きながらなるほどと思ったら更新します。

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ライトの選択について

複数の方が、ライトに興味を持って頂け大変うれしい限りです。

やはり、最初に選択が判らないと言うお問合せが非常に多いので、各明細を初心者の方向けに、
書いてみます。(マニアックに書くとより混乱させてしまう為)

まず、ライトLv3が、ライトマットの基準タイプです。元祖ライトマットです。
と言っても当初の仕様より、大分マイルドな仕様になっております。
・特徴・
幼虫とともに、熟成させていくイメージの仕様になっておりますので、
最初が、ちょっと難しい場合もあります。

一般種を基準にして、ツヤなどですと、やや初期が、難しめになるので、
初期安定速度を上げたタイプが、
T系です。
T系は、改良がある際は、毎年更新させるマットとして、販売開始しましたが、
現在は、T5で落ち着いております。T4は、その前のタイプです。

■3タイプの違い■
・ライトLv3
ホダオガ粗粒子メインの構成で、現在の仕様は、熟度の違う細目を微量混合です。
初期安定が難しすぎると言う事で、数年前に、安定促進対策をしました。

・T4
硬質ホダギ細目メインの構成で、ツヤ用と言う事で、後半水分が上がった際に、
窒息軽減の為、微量の生オガ微粒子軽発酵を混合しています。

・T5
硬質ホダギ細目+粗目の構成で、T4より少なめで生オガ微粒子軽発酵を混合しています。
T4からの改良の理由としては、やはり粗目の効果が大きい為、混合させた事、
混合させた事により、若干飼育中期位に乾燥気味になったりすると悪化する場合がある
生オガ粒子を少なく出来ました。

簡単にこんなところです。T系は、ツヤ用としておりますが、ツヤでデータを取ったと言う
だけなので、専用と言う訳ではありません。お客様の方も、ツヤで使用していない方も
複数います。ライトLv3⇒T5⇒T4と言う感じで、一般的なマットに近い感覚で、飼育出来る
と思いますが、当店が、よく言うライト感は、なくなります。

どの種が、これが大きくなるのですか?みたいなご質問が多いですが、飼育される方が、
飼育し易いものが、大きくなると言うのが、正確な回答です。
適応種に関しても、変わりませんし、現在自分自身などですと、ほぼ全般がライト飼育で、
マルバネのようなタイプのツヤ、それ以上泥化を好むタイプ以外は、ライト飼育です。

その境界位の種ですと、どうしても初期が、若すぎたりするので、幼虫の成長とバランスが、
取りにくく難しい場合もありますので、その際は、T4やT5を選択されるなり、
L-6または、種によりL-3などを混ぜて初期調整をするとガラッと変わって飼育し易くなります。

お客様の中には、常に多めにストックし、熟成を高めてから使用している方も結構います。
飼育法は、いろいろです。
ただ、一般種の場合は、出来るだけ新品でスタートに慣れて頂く事をオススメします。
初期熟成し使用すると(一般的な菌糸でもマットでもみたいな種)あまりライトの意味が薄くなる場合もあります。

とは言え、飼育された方が、飼育し易い方法で、結果が出れば良いので、あくまでも
作成側からの意見です。

先日お伝えした初期安定型のライトが、週末辺りに完成します。
5L 638円 と高めですが、効果はあると思います。原料からすべて異なります。
初期安定分、ライトLv3に入れた細目も排除しております。
そのまま使用しても良いですし、1:1~ライトLv3を15L位までと混合して、
飼育して頂くとかなり初期安定効果を体感出来ると思います。
※水分は、ライトLv3より抑えて飼育してください。
こちら自体は、割引出来ませんが、30L割 60L割カテゴリーにも入れますので、
他のライトと同時ご注文頂ければ、そちらは、割引適応になります。

以上宜しくお願い致します。

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