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生体の方アップ致しました。

生体の方をアップ致しました。
税込になるので、お知らせした価格より若干上がってしまうケースも出ましたので、
予定より下げた商品も用意しましたので、宜しくお願い致します。

今回の販売品は、難易度が、個人差が多い種が多いので、簡単にポイントだけお知らせしておきます。

・新潟産ネブト
購入して頂いた方達でも、なかなか累代が、困難な種のようです。
マットの選択と思っている方が多いですが、完全に活動スイッチの問題です。
北産地ですと、四季をしっかり出さないとダメなので、羽化時期が、かなり重要です。
すべての方にそれが言えるか?と言うとそうでもなくて、常温で飼育している人、常時加温されている人、
などでも違います。

とりあえず、春に羽化させるとかなり有利になります。夏に入ってくると
当店では、かなりエアコンが、効いてしまうので、越冬成虫モードに入ってしまいますので、
産まなくなります。常温に移動すれば、良いのですが、異常気象で、暑すぎるので、
これもなかなか、困難です。この辺をご自身の飼育環境に合わせられると、累代出来ますが、
なかなか苦労します。当店でも、山形と福島は、これで絶やしてしまいました><
ここに、サイズも狙ってとなるとかなり、困難になってきますので、どうしても累代を優先してしまいます。

ヒョウタンクワガタ
こちらは、春~初夏産みしかしませんので、春にしっかり、体力をつけさせておき、
出来るだけ、ダニ、ハエが、長期沸かないセッティングをする事が、鍵かもしれません。
幼虫自体は、ダニ、ハエには、そこそこ耐えますが、蛹化時に全滅します。
ですので、春までしっかり餌を与えて、本セットする前に、成虫のダニは、全駆除、
産卵用マットは、通気良く高水分維持出来て、コバエ誘発性が、出来るだけ低い物、
セッティングも、上部空間を蒸らさず、上を乾燥気味にし底を高めにするなどの工夫するなど。
容器チョイスから決まってくれば、累代も楽になります。

幼虫は、大型を狙うのであれば、早めの割り出しで個別が、良いです。
添加は、あまり効果がないので、交換スパンを早めて沢山食べさせる方が良い気がします。

安全第一であれば、ある程度親に育ててもらい、最後は、小分けが、羽化率が上がると思います。

成虫の餌ですが、当店では最近ですと、カニカマ、魚肉ソーセージが、メインで、
ちょっと足りないかな?と思う量をチョコチョコあげるのが、ポイントだと思います。
産卵に入るとあまり餌は、食べなくなりますので、ほとんどあげません。

最後にクランネブトです。
幼虫は、大型を別とすれば、それ程問題ないので、省略します。
(問題あると言う方は、状況をお知らせください。)
産卵は、当店ですと、L-3浅熟が、一番良いです。
ただ、これは、長く同じマットでセットを組み続ける為の選択です。今年、限界が来て結構
全交換しておりますが、3年同マットで組んでいたりしますので、こう言う結論ですが、
産ませやすさで言うと浅熟は、初期設定が、ちょっと難しめで、あまり産ませ重視にすると
持たないので、部分加水をし初期は、採卵し、こなれてくれば、安定しますので、
ほぼセット放置・・・と初心者の方には、勧められません。
スタンダード辺りが、無難です。

容器ですが、当店では、クランのセットですと超特大ボトル以外ありえない位依存しております。
ただ、いろいろ試してきて、弱点もあります。高温セットだと爆産すると言う話を何人かの方から
聞きましたが、超特大ボトルですと、爆産どころか親虫が、短命化し、産卵数も上がりません。
これは、通気口の問題だと思いますので、24~26℃位が、当店では、ベストです。

ですので、まず、自身の容器を決め、温度帯を決め、水分量を決める感じで、それが、上手くいけば、
産んでくれると思います。餌を全然食べないのに、動きがないみたいな時は、セッティングを見直してください。

また、クランネブトは、オークションなどで購入後直ぐ死んでしまって、羽化日偽装だ!みたいな話を
よく聞きますが、個別管理などで、オオクワのような低水分、管理マット少なめで管理すると短命です。
個別管理下で、虫が落ち着いているかをしっかり確認し、落ち着きないようでしたら、環境改善してください。

産んでいる環境が、一番生きます。この辺は、ヒョウタン、新潟産ネブトも同様ですし、ツヤ、マルバネも
そうです。オススメはしませんが、殺された事はないので、自分は、セットが終わるまで、ペアで、
入れっぱなしです。こんな感じの小さな事も産まない原因となる可能性があります。

サイズ的には、♂65mm(66まで出ましたが、65からが、出ません。)♀39mmが、当店の飼育法での
壁です。今年は、引っ張る方法を探って飼育中です。クランは、添加を上げる方向も多分有ではないかと思います。
(多分当店では、やりませんが・・・)
大歯に関しても、ツヤより出ますが、幅がすごく54mm位でも出ますが、62mmでもならない個体もいるので、
もしかすると添加ごり押しですと、大きいけど大歯でないみたいな状況にはなるかもしれません??
当店では、ライトメインで飼育していますが、どれが良いか?と言うのも飼育法によるので、
何とも言えません。どれでも、しっかり飼えていれば、上記サイズ位にはなりますが、
その上は、温度やらなにやらの工夫がいります。

簡単にこんなところです。

今年は、通販もお客様の幅が広がり、ニジイロの飼育やら国産カブト、ノコギリ、ヘラクレスの飼育みたいな
一般のお客様も増えておりますので、忘れている種も多いので、自分自身でも、復習したいと思います。

国産カブトに関しては、絶対に本来でない方法が、一般的な飼育法とされております。
昔は、それが、正解だったであろうと思いますので、嘘の情報と言う訳ではないですが、
いろいろな虫を飼育出来るようになると、この辺の誤解が、他種を難しくする要因でもあるので、
変えていければと考えております。

それでは、宜しくお願い致します。
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生体の販売予定のお知らせ

ちょっと暇になってきましたので、生体を近日アップ予定です。
お決まりの種が、メインです。
今年は、いろいろ困難が多い年なので、超特価で販売します!

①新潟産ネブト
今年は、集団で加温気味飼育の為、小型ですが、ブリードするには、ベストの時期に
自力脱出が始まっております。羽化時期が遅いと累代が難しくなるので、ブリードメインの
方は、オススメです。2血統とも、自己採集からの累代です。

個別飼育自力脱出済み
F3♂25mm♀20mm♀19mm 4,500円

集団飼育
F5 Sサイズフリーペア 2,500円
※集団飼育は、自力脱出確認後、回収していますが、交尾済みの可能性があります。

発送は、常温で問題ないのですが、せっかく自力で脱出しているので、活動が止まる可能性もあるので、
ちょっと加温気味で出そうかと考えております。ご要望がございましたら、お知らせください。


②ヒョウタンクワガタ終令後期幼虫
今年は、ほぼ室内常温の為、春~初夏羽化になります。成虫での判別が、難しく
自信のない方は、蛹での判別がおすすめですので、最適だと思います。
(※ただし、ブリードは、来年春~初夏になります。)
1頭 2,500円

今週週末に、260カップにローゼン産卵用で、投入予定ですので、そのまま羽化まで
いけると思います。(当店では、産卵~羽化までローゼン産卵を使用しております。)
蛹化時、雑虫に弱い種なので、置き場に注意してください。
(ダニ、ハエの沸きやすい飼育ボトルやケースの横等に置かないでください。)

肉食に抵抗がある方も、魚肉ソーセージ、ベーコン、ソーセージなどの加工肉などで、
累代可能です。(検証済みで、現在は、それで累代しております。)
他のクワガタとは違う楽しみを味わえる良い虫です!

飼育のコツは、自分の1年のサイクルを作り上げる事だと思います。
(容器は、コレ、何月に飼育環境の全交換、成虫のダニ清掃など)
人工餌に変え、与え過ぎないようにするとかなりダニも抑える事が出来、
最近は、産卵セット前のダニ清掃も不要な事が多いです。
こんな感じで、自分自身のやり方が出来てくると難はなくなります。

こちらは、ご注文分をカップに分けて、残りは、自分用でそのままマット交換のみで、
集団飼育する予定ですので、今週末までのご予約限定となります。
発送は、来週になると思います。


サイズは、かなり大小いますが、フリーとさせて頂きます。
常温飼育中の為、加温なしで発送します。

③クランネブト
こちらは、大きめが、2ペアいますので、確認後アップします。
1ペアは、小さめの大歯。店舗販売中で、♂後食開始しています。♀は、動き出していますが、未後食です。
もう1ペアそろそろ♂も動きそうな60mm近い大歯にやや届いていないペア共に、未後食。
(♀が、動いている感じですが、餌は、食べていません。)

とりあえず、以上になります。
お問合せが結構あるギザなしは、羽化はしていますが、現在そのままの状態で、常温で寝かしておりますので、
未確認です。多分羽化済みのロットは、1セット(♀多め)のみしか出せない気がします。
(♀が、多そうな感じです。)今年は、早めにしっかり採卵する予定ですので、その際は、
幼虫で販売します。

毎年お決まりの種は、こんな感じです。

最後に飼育状況を少々
インドアトラスです。
ちょっと他と比べて幼虫が長いようで、失敗したかな?と思い手抜き気味になってしまいました。
インドアトラスは、実物を見た事が無かったので、気になって掘ってみると羽化しておりました。
まあまあな感じで、メンテした個体ですので、小さめでした。
う~ん、ちょっと特徴が、判らん!もうちょっとメンテ出来た個体が、蛹なので、そちらで、
再確認したいと思います。♂は、モーレンと違い、マレーコーカサス同様色虫と言っても良い位
綺麗です。♀は、赤味があるようで、ちょっとモーレンみたいな感じです。数見ていないので、
これが、個体差なのかどうかまだ、判りません。
スマトラと大きな違いが出れば、継続してみたい気もします。この個体でも、ゴツイので、
マレーとジャワのコーカサス位の違いは、なんとなく感じますが、どうなんでしょう???
継続するかどうかは、次の個体を見て検討します・・・
IMG_1546.jpg
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インドアトラスは、幼虫が、独特な様子で、かなり長くなる場合が多いみたいです。
低温もかなり強そうなので、(ルソンも強かった)一般的な飼育でも大型を出しやすいかも?
予想より幼虫が、大きかったですが、マレーコーカサスと比べれば、半分位~それ以下なので、
その点でも飼育は、楽で継続し易い種ではありますが、ちょっとカブト飼い過ぎなので、
検討しなくてはいけない状況です。

外産ネブトをやろうと思っていたのですが、最近ドカンと産む種が、辛いので、あまり増やしておりません。
クランのチビチビ感が、自分の今の状況では、ばっちりなので、一気に100とか産んでしまう種ですと、
ちょっと手が出ません・・・

何か他にもブリードしたいのですが、コレ!と言う種がなく、なかなか手が出ません。

採集回数も減り、アカアシも見れない虫になりましたので、アカアシ、ヒメオオ、辺りの再開でも
良い気がします。アカアシもかなり生息域が、狭くなってきております。こんな短期でそうなるのかと
ちょっと気候の異常さが、凄い事を感じます。
西日本化し、ヒラタも増えるかと予想しましたが、異常すぎてそれ程増えていない気もします。

20年以上必ず、手元にいたオオクワも絶やしてしまったので、今年は、昨年見てきた木で、
樹液採集出来ればと考えております。

ネブトも新産地での樹液採集したいですし、トラハナムグリやアカマダラ、オオトラフ、オオチャイロハナムグリも採りたい!

採集意欲は、昨年よりあるので、今年は、国産採集種メインかな???



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ボトルを入荷しました!

お問合せが多くなってきましたので、予定より早めに、
ボトルを入荷致しました。

入荷サイズ
超特大ボトル/大ボトル/1Lボトル

以降、こちらを通常品として、入荷する予定です。
(冬は、状況により、入荷しません。)
廃止サイズ
特大

また、大と1Lの間のサイズを現在検討中です。
1種類が、ストックの限界なので、もう少し検討します。
検討中サイズ
2Lタイプ/1.5Lタイプ/角3Lタイプ

1Lタイプは、通販でアップした事がありませんが、
8mm穴2個のフタ透明タイプになります。
近日画像をアップしたいと思います。

カートへのアップは、遅れるかもしれませんので、お急ぎの方は、
コメント欄で、サイズと本数をお知らせください。

生体の方もお問合せが、増えてきましたが、現状あまり販売するものはありません。
もうすぐ即ブリのクランネブトが、1ペア(大歯)/マルス成虫ペア/マルス初2令/マラパネブト幼虫/モーレンカンプ幼虫/
プラティオドン幼虫/位でしょうか。
店舗の方は、委託販売が、ちょっと増えてきましたが、即売れしてしまう場合が多いです。
(生体販売が少ない為)
クランは、小さいペアは、即売れ状態なので、なかなかアップ出来ません。
狙って出してはいないので、出る時にしか出ません。以降多めに産卵し、小型も出るように検討します。
(せっかく飼育するのに、小型狙いは、辛いところですが・・・)

今年は、かなり飼育種を減らしたので、通常あまりやらない種をやろうと考えております。
店舗のお客様が、結構キクロを飼育している方が多いので、キクロ辺りになりそうです。
(チュウとかは、多分やりませんが・・・)普通に小さいやつメインで、大型種は、エラフスだけは、やりたいと考えております。
ペレメタは、少々やっておりますので、今年は、100mm狙います!

後は、何故か重なってしまったオオカブト軍団ですが、これをどれくらい飼育するかにより、
他の飼育量が変わりそうです。

他は、通常通りの種をさらに、追及していく予定です。

今年は、ライトでの1本出しではなく、1本出しの良さを踏まえた、ボトルアップ飼育をしております。
使用済みを上配置しながらの交換飼育を考えております。

1本出しは、良環境の維持が、なかなか難しいので、メンテを兼ねて交換していくイメージです。

ブルマイなども430cc程度で3令初期まで飼育してもロスはない事が、判ってきましたので、
2回交換で、いってみます。

メタリを飼育して感じている事ですが、自分は、やっぱりライトLv3一択になる気がします。
T系は、深いところで安定するように作成しているので、メタリの餌としては、1本や交換を減らした
飼育には、ちょっと厳しく、使用するのであれば、浅めの容器での定期的交換が、良いかもしれません。
キクロをいろいろやっている方達の話ですと、熟度高めを好むタイプもいるようなので、
そう言ったタイプのキクロですと、T系も効果がありそうです。この辺も探ってみたいと思っているので、
ちょっとキクロをやりたくなっております。

最近新規のお客様も増えており、いろいろな種の飼育法を聞かれますが、当店は、かなり偏った種類を
飼育しているので、なんでも答えられる訳ではありません。特に、人気高額種等は、あまり興味がない種が、
多いので、判らない場合が多いです。
フタマタなどは、全然やってませんし、ミヤマや小型カブトは、昔結構やっておりましたが、最近全然やっていませんので、
正確な事はほぼ言えません。新潟の巨大産地のミヤマは、幼虫3頭程飼育中です。久しぶりのミヤマです。
1本目T4で飼育しましたが、これも、キクロ同様で、ライトLv3が、良いような感じがあります。
泥っぽい幼虫のミヤマもいますので、これまた、ミヤマ全般ではありません。

細かい種類での違いは、判らないので、ご自身でお試しください。



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