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飼育のお問い合わせ ~ツヤ~

飼育のお問い合わせが、かなり増えてきましたので、
重複しているご質問を紹介しておきます。

【ツヤについて】 結構ご質問が、増えてきました!
興味がある方が結構増えた気がしてちょっと嬉しい感じです。

当店では、かなりのツヤは、飼育していますが、売れ残りのWDだったり衝動買いの固体を
産卵させたり、沢山産み過ぎて適当に小型に羽化させたりの状況も多いので、
はっきりしない部分もある種類が多くありますので、現在はっきりしない種類を
再度データを取っているところです。
その為、記憶が、曖昧な物は、回答出来ませんので、ご了承ください。
当店のツヤ、マルバネ飼育の土台を形成してくれたのは、オニツヤ(台湾)で、
こちらは、かなり長く大量に累代飼育していました。
累代自体特に難のない種類ですが、楽な飼育法や大型作出飼育法など、
ツヤ飼育全般の知識を与えてくれた虫です。

全般で考えて、潜っているから産んでいるは、×です。
特徴として、あまり分けられない部分ですが、
大きく分けて、潜るのが、得意なタイプと苦手なタイプがあり、得意なタイプは、
産卵環境でなくても潜っていくので、このタイプは、最初何度か割り出し卵を
確認出来るまで、いろいろ試し、確認出来たら産んだ状況をしっかり再現し
放置が良いと思います。繊細なタイプですとこの再現をミスると産みが止まりますので、
ひっくり返す前に、しっかり状況を見ておく必要があります。

潜るのが、苦手なタイプは、とりあえず、潜らせる環境を作る事にまず専念し
潜りだしたら得意なタイプ同様で良いと思います。
こちらのタイプは、結構円を描くタイプが多い気もしますので、割り出さずとも
判る場合もあります。ただ、卵が、繊細なタイプも多いので、一度早めに卵出し
して孵化出来るか確認した方が良いかもしれません。
また、円を描くタイプもセット方法により、円を描かない産卵になる場合もありますし、
産卵有効範囲が、狭い種類ですとこの円を描けない環境ですと、産卵しませんし、
休眠モードになってしまう場合もあります。
大体のケースでは、水分量が少ない事が多いです。(もちろん、温度、マットの場合も)

どうしても難しい簡単と言う話になりますが、これも、通常使用しているマット、環境、
セット方法、得意種などが、人それぞれ異なるので、何とも言えません。
ツヤは、尚更なのかもしれませんので、人が簡単と言っても難しいと感じる種も多いですし、
逆もあります。

当店では、ツヤの幼虫にダニが大量に寄生する状況は、まずありません。
L-3などを使用する虫は、もちろんですが、そうでない一般的なツヤも同様です。
基本カブトも寄生する事は少ないですが、やはりカブトマットを使用すると付着します。
これは、高価なマットを使えと言う意味ではなく、むしろ幼虫のベース環境さえ整えば、
補充餌は、粉砕マットやクワガタ用発酵マット(出来ればホダギベース)でも可能な種類も多いと言う事です。
(出来れば、粉砕マットの質を選べるとベスト)逆に、安く飼育出来るかもしれません。
この方法ですと、同時に、コバエも初期に発生していても徐々に発生しない環境になっていきます。
(ただし、ここにカブトマットを補充すれば、爆発します。)
更に、一般的なイメージより後期には、水分を逃がしますので、お客様の中で失敗の多い部分でもあり
最もショックであろう部分でもある繭で落ちる事もほとんどありません。
ツヤ=カブトマットと言うのは、基本的に産卵時期~初令の場合だけで、
こちらで宿形成させ、補充でカブトマットを徐々に中和させていくイメージで飼育すると
上記のように、コバエは、減っていきますので、試してみてください。
※補充は、バランスです。徐々にが、重要となりますので、本体より多い補充などは、×です。
この辺は、マルバネでのL-3浅の補充も同様です。
カブトムシも基本的にこの飼育法が、良いのだと思います。(自分のイメージです。)
ですので、先日こちらで書いたヘラクレスも同様な飼育をしていますが、現状交換は、していません。
上部を回収し補充したところ、今は、ほとんど沸いておりません。

コバエが、沸かなくなるは、正確ではない表現かもしれません。発生の回転率が落ち沸きにくくなる。
が、正解かもしれません。更に、L-3のハエ同様小型化しますので、他セットへの移入は、問題点です。

こんなやり方もあると言う一例で、まだまだこれだと言う方法に固まる必要のない虫ですので、
絶対に自分自身に合った飼育法があると思います。

高額な虫ですと失敗が怖いですが、ツヤは、超低価格で難関種にチャレンジ出来る貴重な種です。
(ノコギリなんかも結構いますね。自分は、ノコギリ好きですが、飼育があまり得意でない><)
失敗を恐れず、ガンガンいってください!
あくまで、自分の傾向ですが、一気に数チャレンジすると最終的にすべて似たセットになってしまう
傾向があるので、少なく試し、失敗状況を考えてリベンジの方が、良いきもします。
(成功しても超爆産・・・失敗するとボーズです・・・)
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