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ライトマットについて

ご注文が、殺到中です。

大変ご迷惑をお掛けしております。
今週ある程度、回復出来ると思います。

ライトマットですが、最近かなり好調で、大変嬉しい反面、
通常のマットとややコンセプトが、逆である為、一般的な微粒子マットのように、
普通に飼育出来ない部分もありますので、少々説明させて頂きます。

基本的に、一般的なマットと言うのは、””さあここが、ベストです。食べてください!””
と言う場所が、完成時になると思います。
ですので、あまり活性させない方向が、ベスト(可能な限り現状維持して欲しい)と言う物です。

一方のライトマットの方は、幼虫と共に熟成しながら育てるタイプですので、現状維持では、
困ります。ある程度活性してくれてはじめて、ライトは、意味があるマットです。

ですので、初令には、あまり優しくない部分もあります。
粒子が!と思われがちですが、そうではなく、熟成が浅い為、活性にやられます。
ですので、初令で投入の場合は、高水分で、飼育種で可能な限り、温度高めにしてあげると
落ちにくくなります。低水分、低温ですと結構危険ですので、食痕が、ある程度出てから
低温にして頂いた方が、安全です。

現行型は、かなり悪い活性しにくいようにし、比較的どの瓶でも同じ様な活性になるよう
改善しています。ただ、初期から低温にすると糸状菌が、強く活性し、真っ白になる場合も
あります。基本、オオクワガタなどの3令などは、全く問題ありませんし、ブルマイスター
などの3令でも問題ありません。幼虫が、大きいとその内、打ち負かし消えます。
ただ、初令は、食べる量も少なく、打ち負かす事が、出来ない為、危ないので、低温を避けて頂くか、
使用済みブレンドで、バクテリアに支配させる事により、抑えます。

高水分、キノコシーズンの温度より高めですとこれらも活性しにくく、初令も動きが良く、
成長も促進される為、食痕の伸びも良く早く安定します。その後、低温にしても
もうある程度防御壁が、完成しているので、怖くありません。

また、使用済みを混合すると言う方法が、あると言っても、
最初にご注文される場合などは、もちろん使用済みは、ありませんので、
現在、1本目に使用するやや熟度を上げたタイプを作成しております。
こちらは、熟成を進めておりますので、活性が、更に弱くなるので、オオクワなどの
1本目に有効です。また、ネブト、ツヤ、カブトなどの補充飼育のベース作りにも
最適だと思います。(以前限定販売していたライトLv3熟タイプになります。)
当然持ちは、落ちますので、オオクワなどの大瓶放置飼育は、厳しいです。

ライトLv3自体をあまり使いやすいように改良してしまうとメリットもなくなりますので、
オプションやらラインナップを増やし対策していきます。

将来的に、オプションなどを利用しほとんどの虫が、飼育出来るマットに仕上げたいと思っております。
(当店では、使用済みを使い大半の虫は、飼育出来ています。)
宜しくお願い致します。

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