ライト熟について
年末から年始の営業時間で、かなり店舗の生体メンテが、進みました!
予想以上に、作業出来ました!
いろいろ状況報告出来ますが、とりあえず、ライト熟の使用法が、
説明だけでは、判らないと言う事で、ここで、説明以外の使用法を報告していきたいと思います。
春辺りにある程度、ご理解頂けるかなあと思いますので、
のんびり状況をご確認頂き、春頃にある程度結果が見えてきた際に、
興味が出たらお試し頂ければと思っております。
とりあえず、今年のライトLv2とLv3の飼育状況が、抜群に良い感じで、
緊急に使うネタもなかなかありませんでした。
そんな中、熟を使うにぴったりな条件のムシモン軍団が、出てきました。

乾燥状態です。
ライトは、幼虫の成長と共にマットも熟成させるマットですので、乾燥してしまうと
熟成が止まり、最悪の場合、いじけて小型化します。
タナカコクワも1600ボトルライトLv3で、乾燥状態でしたが、今年のライトは、
安定感があり、粒子の若干の見直しにより、問題なく成長してたので、
何回かの霧吹きと通気口を菌糸用の3から2へ変更で、対応出来そうでした。
(1で良さそうです。)
ムシモンの方は、Lv2で、お客様よりお譲り頂いた1Lガラス瓶を使用。
現在の温度18℃位 14.11月初令~
新しい瓶は、なかなかコントロールが、難しいです。
多分オオヒラ系の菌糸にベストな通気口である為、(大穴)注意していましたが、
かなり、水分が逃げてしまいました。また、半分程度までしか詰めていない瓶も
ありましたので、もう霧吹きで何とか出来る状況ではなさそうなので、
一度割り出し、幼虫の状況を確認し、対策を練ります。

あれ?普通に順調です・・・掘っていくとやはり、新しいライトでは、水分が、
完全に抜けにくいようで、それ程問題はなかったようです。
ただ、予想より成長が早いのに、マットは、分解が進んでいない状況です。
今までですと、この状況の場合、
・大瓶に移動し食えるチップだけを食べてください。と言う対策。(基本、あきらめモード)
・水分をかなり上げて分解を促進させる方向。(こちらも、ある程度のサイズで、無事羽化のみを考えた処置)
・他の虫のライト使用済みがあれば、貰ってきて混合。(若干あきらめていない状況。)
・他、L-5やL-6などを混ぜるなど
基本的に、その世代のサイズをあきらめる方向でした。
そこで登場するのが、ライト熟です。
多分当店では、この使用法が、メインとなります。
使用していたライトLv2(初令~3令初期段階ですので、ほとんど食べていない状況です。)
に、ライト熟Brown(以降ライトBN)を混ぜていきます。手触りで、確認しながら
足していく形です。ガチガチ状態のライトLv2が、徐々に柔らかくなっていきます。
最終的に、ライトLv2:ライトBN=2:1位が、ベストと判断し、再詰めし幼虫を戻しました。
まだ、1:1位でも良いかなぁと思いましたが、低温なので、ある程度持たせ粒子である
ライトLv2のチップが、多めに配合してみました。
こんな感じで、低温と低水分により、幼虫の成長とのバランスが、崩れた場合の
対処が、安易になりますので、大型を完全に諦めずにすみます。
通気口も1/2遮断から3/4遮断に変更しておきました。

ムシモンやタナカコクワなどの場合は、初期からある程度投入した方が、効果的だと
思われますので、次回からは、その予定です。
その他の使用目的の本命は、何と言ってもヒメオオ!
ヒメオオは、今年この熟BNで飼育する作戦で、初令から飼育しておりました。
1本目は、CH-01で、初令~2令へ(安全策)
2本目は、ライトLv3の超分解遅めタイプ(試作品Lt3-TC)2L瓶で、16℃飼育中でした。
(成長速度調整)
丁度2令後期~3令初期になりましたので、
ライトBNのみとライトLv3+ライトBN(2:1)に交換しました。
3令でドカンといく作戦です。試作のTCタイプが、また強烈で、外見も全くそのままの
状況で、水分も全く逃げていない状況でありながら、分解も進んでいない状況・・・
これは、面白いですが、今のヒメオオには、使っている余裕がありません。
(多分2年1化になります。)
その他にも沢山試したい物は、いますが、すべて産卵させられませんので、
タイミングのよい幼虫などを見つけたら購入しながら試したいと思います。
ローゼンもBNのターゲットです!(まだ、使わないでくださいね^^;)
現状、順調です。
とりあえず、産ませているのが、ツヤ用無添加発酵タイプ03ですが、
L-ZERO-Rの熟タイプの産卵も悪くないので、どちらが良いのか判りません。
結局ベストな回収法が、判ってきた所で、1メスのみとなり、卵も小型化してきましたので、
あまり数取れない気がします。
結局現在のベストは、♀が上がってきたら割る。それが、回収率が、良いです。
放置は、かなり大きいスペースを要するので、現実的ではありません。
もしかすると小ヶ2個用意しておいて、交互でも良いかもしれませんが、
深さ的にどうか?と言う所です。
幼虫は、現在、ライトLv1と110?101だったか?は、ぐるぐるはじまったので、
ツヤ用無添加03へ投入し、ライトLv2もダメだろう・・・と思っていたらこれが、
びっくり!ライトの食べ方の見本のような食い進みで、そのまま飼育中です。

結構活性しているのですが、暴れなく下から食べ進んでいます。
今年のライトは、全般このパターンが多く、超低水分にしたり、高水分にした
実験でも見た目は、悪くなった物でも全く問題ない事が多いです。
ライトは、基本ダメだし用でしたし、Lv2が、順調と言うのは、びっくりしています。
後は、ライトBNとZERO-Rの熟に入っています。
上手くいけば、15頭位は、確保出来そうです。
問題は、これからなので、もう少し確保したかった気もしますので、再度親購入も検討中ですが、
どうせなら他のオウゴンオニやらタランなどで試すのも面白いかもしれませんね。
こんなところです。
他熟で違いを明確にする為、比較テストも開始中です。
山形ネブトの保険セット無交換で早期羽化したペアを熟両者に投入してあります。
ちょっとBNの方に反応していて産んでしまいそうです・・・
BKの方は、すでに沢山ネブトをセットしています。(外産中心です。)
エラブは、産卵済み

現在は、更に星状態です。
山形の方は、セットしたてで、冬眠下からのセットですので、スイッチが、
入るのに時間差があると思います。BKは、問題ないでしょう。
ただ、BNの方が、予想外に産みそうな感じで、産んでしまうと
嬉しい反面違いを出すテストになりません><
今年は、データを取る!と言う事で、最後に、BKで、これも1セットやっております・・・

ちょっと勿体無い気もします・・・
BNもやる予定ですが、試すまでもなく産むでしょうね・・・
それでは!
予想以上に、作業出来ました!
いろいろ状況報告出来ますが、とりあえず、ライト熟の使用法が、
説明だけでは、判らないと言う事で、ここで、説明以外の使用法を報告していきたいと思います。
春辺りにある程度、ご理解頂けるかなあと思いますので、
のんびり状況をご確認頂き、春頃にある程度結果が見えてきた際に、
興味が出たらお試し頂ければと思っております。
とりあえず、今年のライトLv2とLv3の飼育状況が、抜群に良い感じで、
緊急に使うネタもなかなかありませんでした。
そんな中、熟を使うにぴったりな条件のムシモン軍団が、出てきました。

乾燥状態です。
ライトは、幼虫の成長と共にマットも熟成させるマットですので、乾燥してしまうと
熟成が止まり、最悪の場合、いじけて小型化します。
タナカコクワも1600ボトルライトLv3で、乾燥状態でしたが、今年のライトは、
安定感があり、粒子の若干の見直しにより、問題なく成長してたので、
何回かの霧吹きと通気口を菌糸用の3から2へ変更で、対応出来そうでした。
(1で良さそうです。)
ムシモンの方は、Lv2で、お客様よりお譲り頂いた1Lガラス瓶を使用。
現在の温度18℃位 14.11月初令~
新しい瓶は、なかなかコントロールが、難しいです。
多分オオヒラ系の菌糸にベストな通気口である為、(大穴)注意していましたが、
かなり、水分が逃げてしまいました。また、半分程度までしか詰めていない瓶も
ありましたので、もう霧吹きで何とか出来る状況ではなさそうなので、
一度割り出し、幼虫の状況を確認し、対策を練ります。

あれ?普通に順調です・・・掘っていくとやはり、新しいライトでは、水分が、
完全に抜けにくいようで、それ程問題はなかったようです。
ただ、予想より成長が早いのに、マットは、分解が進んでいない状況です。
今までですと、この状況の場合、
・大瓶に移動し食えるチップだけを食べてください。と言う対策。(基本、あきらめモード)
・水分をかなり上げて分解を促進させる方向。(こちらも、ある程度のサイズで、無事羽化のみを考えた処置)
・他の虫のライト使用済みがあれば、貰ってきて混合。(若干あきらめていない状況。)
・他、L-5やL-6などを混ぜるなど
基本的に、その世代のサイズをあきらめる方向でした。
そこで登場するのが、ライト熟です。
多分当店では、この使用法が、メインとなります。
使用していたライトLv2(初令~3令初期段階ですので、ほとんど食べていない状況です。)
に、ライト熟Brown(以降ライトBN)を混ぜていきます。手触りで、確認しながら
足していく形です。ガチガチ状態のライトLv2が、徐々に柔らかくなっていきます。
最終的に、ライトLv2:ライトBN=2:1位が、ベストと判断し、再詰めし幼虫を戻しました。
まだ、1:1位でも良いかなぁと思いましたが、低温なので、ある程度持たせ粒子である
ライトLv2のチップが、多めに配合してみました。
こんな感じで、低温と低水分により、幼虫の成長とのバランスが、崩れた場合の
対処が、安易になりますので、大型を完全に諦めずにすみます。
通気口も1/2遮断から3/4遮断に変更しておきました。

ムシモンやタナカコクワなどの場合は、初期からある程度投入した方が、効果的だと
思われますので、次回からは、その予定です。
その他の使用目的の本命は、何と言ってもヒメオオ!
ヒメオオは、今年この熟BNで飼育する作戦で、初令から飼育しておりました。
1本目は、CH-01で、初令~2令へ(安全策)
2本目は、ライトLv3の超分解遅めタイプ(試作品Lt3-TC)2L瓶で、16℃飼育中でした。
(成長速度調整)
丁度2令後期~3令初期になりましたので、
ライトBNのみとライトLv3+ライトBN(2:1)に交換しました。
3令でドカンといく作戦です。試作のTCタイプが、また強烈で、外見も全くそのままの
状況で、水分も全く逃げていない状況でありながら、分解も進んでいない状況・・・
これは、面白いですが、今のヒメオオには、使っている余裕がありません。
(多分2年1化になります。)
その他にも沢山試したい物は、いますが、すべて産卵させられませんので、
タイミングのよい幼虫などを見つけたら購入しながら試したいと思います。
ローゼンもBNのターゲットです!(まだ、使わないでくださいね^^;)
現状、順調です。
とりあえず、産ませているのが、ツヤ用無添加発酵タイプ03ですが、
L-ZERO-Rの熟タイプの産卵も悪くないので、どちらが良いのか判りません。
結局ベストな回収法が、判ってきた所で、1メスのみとなり、卵も小型化してきましたので、
あまり数取れない気がします。
結局現在のベストは、♀が上がってきたら割る。それが、回収率が、良いです。
放置は、かなり大きいスペースを要するので、現実的ではありません。
もしかすると小ヶ2個用意しておいて、交互でも良いかもしれませんが、
深さ的にどうか?と言う所です。
幼虫は、現在、ライトLv1と110?101だったか?は、ぐるぐるはじまったので、
ツヤ用無添加03へ投入し、ライトLv2もダメだろう・・・と思っていたらこれが、
びっくり!ライトの食べ方の見本のような食い進みで、そのまま飼育中です。

結構活性しているのですが、暴れなく下から食べ進んでいます。
今年のライトは、全般このパターンが多く、超低水分にしたり、高水分にした
実験でも見た目は、悪くなった物でも全く問題ない事が多いです。
ライトは、基本ダメだし用でしたし、Lv2が、順調と言うのは、びっくりしています。
後は、ライトBNとZERO-Rの熟に入っています。
上手くいけば、15頭位は、確保出来そうです。
問題は、これからなので、もう少し確保したかった気もしますので、再度親購入も検討中ですが、
どうせなら他のオウゴンオニやらタランなどで試すのも面白いかもしれませんね。
こんなところです。
他熟で違いを明確にする為、比較テストも開始中です。
山形ネブトの保険セット無交換で早期羽化したペアを熟両者に投入してあります。
ちょっとBNの方に反応していて産んでしまいそうです・・・
BKの方は、すでに沢山ネブトをセットしています。(外産中心です。)
エラブは、産卵済み

現在は、更に星状態です。
山形の方は、セットしたてで、冬眠下からのセットですので、スイッチが、
入るのに時間差があると思います。BKは、問題ないでしょう。
ただ、BNの方が、予想外に産みそうな感じで、産んでしまうと
嬉しい反面違いを出すテストになりません><
今年は、データを取る!と言う事で、最後に、BKで、これも1セットやっております・・・

ちょっと勿体無い気もします・・・
BNもやる予定ですが、試すまでもなく産むでしょうね・・・
それでは!
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