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こんなの出ました!&ヒメオオ

日曜日、営業中生体のメンテをしておりましたところ、
タイワンオオが、かなり羽化してきましたので、状況確認しておりました。
以前もお伝えした通り、繋ぐだけ飼育をしていたので、極小固定化してしまっていた
血統ですが、ここ数年ライトLv3飼育ではありますが、しっかり飼育していたところ、
徐々にサイズアップして今年は、久しぶりに、70mm台に乗ってきそうな状況です。
そんな中、2Lガラス瓶飼育で、非常にマットの状態も良かったにもかかわらず、極小の
♂の蛹の頭が見えていたボトルがありました。
累代数も累代数なので、1頭位このような固体が、出てもおかしくないのかもしれませんが、
面白くないので、羽化後マット状況等も確認しないとと思い頻繁にチェックしていましたところ、
羽化しておりました。
dgffm1.jpg
あれ??何かおかしい??と気になり掘り出してみると
dgffm3.jpg
雌雄同体でした!(モザイク)
これで、大きくならなかった要素は、納得しました。
丁度オオクワWF1で、ほぼ同サイズが、いたので、比較してみまいた。
dhbf1y.jpg
■山形産WF1■
dgffm2.jpg
■別角度でのタイワンオオモザイク■

雄も小型は、点刻列が、はっきり出てきますが、比べるとやはり♀の物であるのが、
よく判りますね。
顎だけが、雄なのか頭部も雄なのか見たかったのですが、
頭部が、雄で、胸部~腹部が、♀みたいですね。

以前ヒラタで、頭部真ん中割れでしたが、胸部から不明瞭になり、綺麗でなかった物が、
出た事がありました。これで、2度目ですが、(ネブトで出た気もします。)このタイプは、
はじめてです。蛹は、顎を見て極小雄と判断してしまいましたが、生殖器での判別も
しておきたかったです。

多分♀だと思われますので、この顎では、産卵は、難しそうですね。
標本は、あまり興味がないので、ブリードをしてみるか検討します。(まだまだ、先ですけどね・・・)
今年は、意識しているとは言え、早すぎる割り出しで、ヒメオオ2本目の割り出しをしました。
himef1l1.jpg
■ヒメオオWD♀のセット材割り出しの様子■

今回は、WD生き残り♀のセットからです。画像の初令+もう1頭と卵の3頭回収です。
ちょっと材が、勿体無いですね・・・
今回は、ライトLv2の熟タイプへ投入しました。ライト熟BNとの飼育感の違いや成長を
見ていく予定です。

F1成虫セットの方は、イマイチセッティングが、気に入らないので、ちょこちょこ変更していますが、
やっと方針が、決まった感じです。
仕込み材が、やっぱり良い感じなので、次のセット用で、作成中です。

昨年からのF1幼虫も先週お客様と話をしていて確認するとハエにやられていたので、
急遽2本交換となりました。ライト熟BN900ブロー飼育の物です。
このブロー900は、通常サイズのキノコバエには、強いのですが、
当店に多いミクロキノコバエですとかなり、入られてしまいます。
テーピングすると通気口を増やさないとなので、瓶交換しました。
himef1l31.jpg
■ヒメオオF1 3令♀と思われる幼虫■

早い対応で、影響はなさそうです。ここのところ、急成長いております。
今回の2本は、そのままライト熟BNで、全交換し、ハエの入りにくいガラス1100へ。

他2LガラスのライトLv3、ライト熟BN、1:1混合の3タイプで飼育中ですが、すべて順調です。
今年は、サイズアップも出来る気がします!
ライト熟BNは、ハエに進入されると弱いのが、難点です・・・特性上仕方ない気もしますね。
最近、飼育のメインであるライトLv3と比較すると尚更そう感じます。
て言うより、ライト熟BNの場合、2Lは、いりませんね^^;

最後に、コクワ!
kokuwa34.jpg
やっぱり菌糸は、デカイ!(34mm!しかも2頭中2頭が、あっさり34mmとは・・・)
野外のオオ♀で、普通にいるサイズです・・・

雄は、蛹ですが、やはり最近見ていない大きさです。まあ、あっさり出てくれますね~><
コクワは、オオクワ以上にライトでは、限界を感じていました。
今年は、何通りかのドルクス系パワータイプを試作し実験予定です。
ショックな反面、打倒菌糸の火が再燃中です!

それでは。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット