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沢山のご来店ありがとうございました! ちょっとネブト

2週間のセールで、沢山のご来店がありました。
おかげさまで、マットもスカスカになりました。
ここのところ、完全にライトLv2よりライトLv3が、出るようになってきました。
生産バランスを変更していきたいと思います。
Lv3に慣れて頂くとLv2は、必要なくなるかもしれませんね。

先日のコーカサスの蛹が、活躍してくれて、これならやってみたい!と言う方も多くいました。
一般イメージだけですと羽化ズレや長角を出すのが、難しいみたいな情報が、
多いので、挑戦する事もしない状況も多くあります。
まだまだ、こう言う間違った?判っていない?状況も多くあり、飼育されない種類も多く
いると思いますので、長年やってみなかった種類などに挑戦するのも面白い気がします。

♂♀の羽化ズレで、累代不能になる種と言うのも今回多く出た話題ですが、
これも必ず道があると思います。
同血統での交配防止みたいな話もありますが、(自分もそう思っていた時期がありますが)
多分、ほとんどそう言う状況で、羽化が、ズレる事はないのではと思います。
飼育下と違い発生期は、ありますからね。

価格の低い虫にも楽しい虫は、沢山いますし、遠慮なく挑戦出来るのもメリットです。
飼育情報鵜呑みで、高額虫をいきなり挑戦するより、ステップアップして言った方が、
成功にもつながるかもしれません。
先日画像をアップしたゴロファ♀が、即死してしまったらしいので、
サビイロのセットに切り替えました。
最初だけ1週間で割り出してみましたが、普通に産みだしていました。
特に、心配もしていませんでしたが、無添加発酵+粗を半々と言う
ややカブトマットと逆をいくレシピで、産卵します。
長くマットを作成してきて最近特に感じる部分ですが、思っているより、
熟度と言うのは、関係ないのかもしれません。
熟度が、高い方が、何も考えず安定しているので、良いように思いますが、
熟度の浅いタイプで、しっかりマットを作成し、使用する際もしっかり調整し
使用すれば、メリットも多くなります。

店舗の産卵セットで、ローゼン産卵用(細目粒子のみ微粒子なし)で、ローゼンは、もちろんですが、
ニジイロ(爆産中)、メタリ(超特大ブローセット中)の他に、ローゼンの産卵用と同じ原料で、
狙ってバクテリアを添加&定着をさせていない自然発酵タイプで、パラワンWD、ムシモンをセット
してみました。どの位の飼育者の負担が上がるかを確認中です。
孵化率の悪化の要素や大型化させるにも微粒子だけのマットは、限界なのでは?と
強く感じるようになってきておりますので、今年は、この粗目産卵系を沢山テストしてみたいと思います。

国産ネブト産卵レベルですと粗さは、問題ないですが、やはり、もう少し熟度を要求されます。
その熟成を省略する為に、微粒子化したりする手段もありますが、飼育者技術量が、上がりますので、
ミスると産まない、孵らない、孵って落ちる、活性するなどのトラブルが、出やすくなります。
ですので、粗タイプのマットは、かなり作成者側が、かなり努力を要求される物ですが、
面白いです!結果を出せば、ご注文頂ける時代になってきましたので、こう言う一般から
ズレたマットもガンガン作成していきたいと思います!ネブトこそ粗が、使いやすいですよ!!

久しぶりの新潟WDネブトの産卵セットもそろそろスタートしたいと思います!
ネブト用ライトLv3が、間に合いそうなので、そちらでいこうと思います。
幼虫採集品は、そこそこいますので、今回、無事産卵を確認したら、幼虫の段階または、羽化してから
になるか判りませんが、販売出来るかもしれません。
(成虫採集品は、余裕がありません><)

なかなか採集難易度も下がらず、苦労の虫ですので、どうしても欲しい方に譲りたいと言う
思いもありますので、気になる方は、お知らせください。

以前新潟、山形、福島のネブトの累代品を販売した状況で、県外の方ですと難易度が、高く、
店売りの方などですとほとんど失敗されていない状況からすると、
いくつか難しい理由が、推測出来ます。

①室内とは言え、多少気候などの影響もあるのかも?
②店だと状況をきちんと定期的に伝えられ、途中で、失敗せず修正出来る?
③冬季加温飼育され、冬の温度が、高すぎて羽化時期が、変わると産ませにくくなる?
この辺りが、原因だと思います。

基本、追及して飼育すると離島などの各種食性の違いなどは、感じますが、
特に変える必要もなく飼育出来ますし、当店が、採集したネブトなどでも変わりはありませんので、
マットの性か?といろいろ変えても産まないと思いますし、変えている状況の中で、時期が来れば、
産むかもしれません。それをこのマットが、産んだと錯覚するかもしれません。
離島などが、産んでいるマットであれば、マットの性で、産まない訳ではありません。

ネブトのマットの違いは、累代重視で、飼育し易い方向に強く振っているとか
大型狙いだけど管理ミスするとコバエに汚染されたり、乾燥により、
活性してしまったりなどの多少のリスクがあり、飼育しにくいとかの違いです。

現在当店ですと同様に飼育しているつもりですが、福島、新潟は、初夏羽化で、その年にブリード
と言うスタイル。山形が、ちょっと遅く羽化し、翌年のブリードと言うスタイルになりやすい傾向です。
無理やり、山形は、福島、新潟同様に戻そうと考えておりましたが、昨年冬の成虫採集が、出来た事で、
越冬成虫の産卵流れでもいっか。と思い始めています。余計な事をしなければ、安定してくるかもしれませんね。

当店の飼育温度下ですと1か月の羽化時期の違いで、このサイクルが、変わってしまう位シビアです。
その年の気温にも左右されますが、5月上旬羽化ロットですとその年に出来たけど下旬は、活動せず、
翌年まで、休眠など。店舗ですと夏の温度が、低すぎる傾向にあるので、今年からは、
夏も常温のロットも作ってみようと思います。

クランネブトなども情報が、先走りし落ち込み傾向みたいですね・・・
当店自身もいろいろ予測しながら長年挑戦しておりましたが、やっとある程度理解出来てきました。
と言っても、ずっとやっている訳ではなく、煮詰まったら間をあけて、と言う感じでしょうか。

最高峰ですので、普通に、まわしている人がいる。となれば、再挑戦される方も出てくると思いますので、
沢山羽化させたいと思います!

あまり、情報を出し過ぎると当店の目線からの誤った推測や偏った飼育法になる可能性もありますし、
その方法が、すべてと錯覚される可能性があったりします。何と言っても外産大型ネブト難種は、
飼育攻略が、面白いので、その面白さもなくなると思いますので、ほどほどに、状況をお知らせしたいと思います。

ネブトは、面白いです!今年は、少々外産ネブトも復活していきたいと思います。
そろそろアンプルスやラビリスなどをやりたい気もします。入ると良いすが、
ネブト系難種は、あまり高いと縮こまってしまい、無茶出来なくなるので、その辺りが、どうなるかですね。
生き虫屋さんの立場ですと昔のメインが、メインでなく、サブになっていたり、均等化してきていますし、
そうなれば、場所が、場所だけにラビリスが、高くなるのは、当たり前ですけどね。

それでは。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット