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年末年始の感謝セールについて ツヤとライト飼育情報

今年の年末年始セールは、通販と店舗を共通商品にし同時に販売する予定です。
準備しドカーンとやる予定でしたが、スペースもないので、出来た物からアップしていく
事にしました。 店舗専用商品などもアップします。好評でしたら、通販も致しますので、
この機会にお試し頂ければ、幸いです。

今週末位から年末年始セールカテゴリーを作り、カートにアップする予定です。

生体の福袋の方は、ネタがないので、難しそうですが、余裕があれば、マニアックなものは、
ちょっとだけ、出来るかもしれません?

宜しくお願い致します。

飼育データをちょっと

先日軽くお伝えしたインペリアリスのF2羽化 2♂です。
oif21.jpg
oif22.jpg

チビですね~今回は、F1と違い幼虫は、最初から最後まで小型でしたので、予想通りです。
F1飼育時の幼虫は、大型幼虫が、縮んで今回同様サイズになりましたので、
3令での幼虫の死亡回避率は上がりましたが、結局メスらしき2幼虫が、成虫になっていないと言う
前回と逆パターンになってしまいました><
累代継続チャレンジは、かなり厳しいかもしれませんが、長寿なので、しっかり管理し様子を見ます。
F1の時とは、♂♀逆ですが、羽化ズレはありましたので、まだ、希望がない訳でもありません。
ある程度何が悪いのかみたいな部分は判っていても良い知恵が出ません。
なかなか難しいですが、がんばっていれば、いつか普通に累代出来る日も来るかもしれませんね???

あまりに連続で入荷し昨年のWDの子は、どうなっているか不明で、今年のWDも手が回らず
セットしっぱなしで、どうなっているのか・・・1♀は、元気にしていますが。
もうちょっとしたら、様子を見てみます。

ここのところツヤメインでデータを取っておりますが、やはり面白いです!
昔と違い集団飼育をしないと言う前提ですとなかなか難しく、長歯が、出にくくなるのも納得です。
また、集団ですと普通に出ると思っていた部分もありますが、実際は、それだけでなく、集団飼育の際に、
行っていた飼育法みたいな部分も長歯を出す要素だったようで、広いスペースだけでは、
出ない種も多いようです。
多分やり方は、いろいろありそうですが、マットの改良だけで長歯と言うのは、無理な話で、
やはり、飼育法が、結構大事になりそうです。ただ、1要素ではあると思うので、その辺の
サポートは、出来ると思います。

あくまで自分自身の研究からの考えとして、ツヤに限らず、短歯を長歯にすると言う狙いで、
よく聞かれる”低温”これは、ないだろうと思っております。低温は、あくまでギネスなどを狙う際の
もうちょっと伸ばすとかそう言う要素はあると思います。
ヒラタやオオクワなどは、低温の方が、当店の飼育状況では、確実に顎は伸びるので、そう言う効果はあると思います。
ただ、短歯と長歯の場合、そう言う次元とは、かなり違うので、無理だと思います。
長歯をもう少し伸ばすと言う狙いであれば、ありかもしれませんね。

最近は、マルバネ、ネブトなんかでもこの辺が、大きな研究要素になっていて
かなり共通な部分がある気がします。

メタリフェルも久しぶりの飼育で、100UPを目指そうと、最初は、95mmUPを
狙っておりましたが、予想外の90を超えないと言う事態で、ショックでした><
後で冷静に見ていくと今までには、出ていないエラフスタイプの顎が、連発し、(超湾曲タイプ)
必ず、顎先が、強く曲がっており、活動開始すると折れてしまう個体が、出ておりました。
湾曲89の画像が、定かではありませんが、イメージとしては、こんな感じ。
wankyoku.jpg

間違えなく蛹室が、狭く押されたのだと思います。
逆に、89mmが、1500ボトルライトLv3 1本でも出ておりますが、こちらは、通常の
超ストレートタイプでしたので、詰め方や水分量、交換タイミングの改善で、何とかなりそうです。
こちらも、直線89ではないと思われますが、イメージとしては、こんな感じです。
tyokusen.jpg
大きくサイズロスしているのは、間違えありませんね・・・
ただ、湾曲タイプのスタイルは、悪くない!と言うのが、また難しい部分でもあります。
どちらのタイプもカッコイイですね。

当店でも最近主流となっておりますが、ボトルのマットを上下逆転させ詰め直すと言う方法を取ると
無駄なく、ライトを食べさせる事も出来ますので、1本出しでもひと手間あるとかなり羽化状況は、
変わってくると思います。

ライトで飼育すると各虫が、各工程で要求する水分量や詰め具合、通気量などが、
判りやすいので、その辺を理解してくるとサイズが、上がってきますので、面白い部分だと思います。
通販では、なかなかアドバイスが難しいので、簡単に、この辺をお知らせしておきますので、
参考にしてみてください。

ライトマット種類による飼育ポイント

・ノコギリ系(ギラファやミラビリスなど)・カルコソマ系も
幼虫成長期(水分高め) 蛹化前は、食いが進んでいる状況で蛹化させる場合、抜き方向。
同サイズのボトルの場合、大型化した物程、微粒子化し暴れサイズダウンしますので、
そこをご注意ください。

コーカサスやアトラスは、成長期は、居食い性の高いライトも居食いさせずに、一度食いで
ガンガン変えていく方が、良いです。一度食いしたマットは、ツヤなどにそのまま使えます。
1本目で、居食いさせると幼虫が、すぐ色付いてしまいます。

・シカ系(ディディエール・スペキなど)
幼虫成長期(水分高め)蛹化前も高め、食い上げて緩めだったり、水分が、少ない場合は、
加水または、調整し前後逆転詰めなおし。
幼虫が、上がってきてしまった場合は、幼虫付近に1点流し込みで、加水してみてください。

・ツヤ簡単系?(インター・ブル・アルケス・ラコダール・など)
幼虫成長期(高水分) 蛹化前(高め程度)
ボトル飼育の場合は、繭形成時に蓋の通気口をふさがれないように、細工をしてください。
または、あまり劣化しないうちに、交換。
この辺のツヤは、イメージよりライトに合いますので、交換ショックもほぼないので、
成長期などは、思いきって全交換した方が、後半を考えるとベストかもしれません。
この辺は、飼育スタイルで、変わってくると思います。

・マルバネ・難ありツヤ系
とりあえず、初2令は、かなりの達人級でないと難しいので、3令からですが、
投入時は、超高水分です。自分の場合は、底に水が微妙に貯まる位
粒子が、細かくなると同時に、ある程度抜けていき繭形成時には、ツヤ同様になる位が、
ベストです。泥っぽい部屋を作るタイプは、使用済みやL-3を混合すると初期の安定が、
早いので、オススメです。
使用済みやL-3を混合(上部に層で投入する場合は、通常)する場合は、
水分を控え高水分レベルにしてください。
※安定するまでは、水分を細かくチェックしてください。
※幼虫が、上がってきた場合は、ほぼ水分不足ですので、1点集中で流し込みそこに幼虫を
潜りなおせるようにしてあげてください。慣れてくれば、そうならない様配慮してみてください。
※また、マルバネの場合、3令投入ですと基本1年飼育する状況だと思いますので、
初期にしっかり高水分を維持しないとすべてのライトのチップを効率よく食べさせる為には、
熟度が、不足します。初2令投入や3年1化狙いの場合は、幼虫もマットもじっくり熟成させる方向ですので、
初期安定後は、少し水分を抑える方向で飼育になります。
※今年は、通気口テストも複数やりましたが、やはり適量の通気口で抜きながら飼育するのが、
ベストですので、ライトLv3の特性を生かして初期を高くし抜いていくのが、ベストです。
通気口を減らす、小さくするの方向で、維持する方向にすると窒素は、もちろんですが、
支配するものも通常と異なったり、水分過多になり線虫が、沸いたり良い状況が、あまりありません。

最後に、国産オオクワガタ
これは、いろいろやりましたが、やはりライト初期の方法が、ベストだと思います。
オオクワですと放置飼育は、厳しいのでやはり、定期的な交換で、ハエなどを沸かさないで
1/3を上部配置または、混合し、交換。
水分は、基本普通ですが、初期高め後半低めと言う感じです。
幅広く飼育しているとオオクワは、かなりクワガタとしては、特殊な低水分種と実感しますが、
ライトの場合は、気持ち高めにした方が、良いです。(特に投入、交換時)

ちなみに、使用済みの配置ですが、上部、下部、MIX、すべてメリットデメリットがありますので、
お好きな方法で、良いと思います。

上部設置は、即効性効果が低いですが、水分の逃げを抑えたり、持ちは、良いです。
下は、即効性は、高いですが、もっとも水分が、高くなる粒子を底に配置する為、
底の土化が進み、水分が、上昇しすぎてしまうケースに注意です。
MIXは、1/3ですと即効性も高く熟成も早くなりますが、逆に言えば、持ちが悪いと言う事ですので、
定期的な交換は、厳守です。
ですので、慣れてきてご自身のアレンジをし、底をMIXにし中~上層は、新品のみもありでしょうし、
その上に、使用済みをさらに詰めるなども面白いと思います。

血統物ではない野外に近い系ですと近くの目標が、73mm位 第一最終目標が、75mm辺り
かもしれません。がんばってみてください!判別無視で飼育しているので、♂寄りでの飼育となりますが、
♀50mmは、出ますので、やはり容器の制限または、交換量の不足はあるかもしれませんね。
自分は、オオクワのサイズ欲が、全くないのが、一番の問題かもしれません・・・

また、お問合せなどが、多い種がありましたら、お知らせしたいと思います。

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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット