飼育について
この時期は、結構マルバネのご質問を頂く事が多いです!
皆さんかなり、シーズンの感覚で、かなり気を使って頂いている感じで、
お問合せ頂きますので、非常にありがたく感じるのと、申し訳なさを感じております。
この時期は、暇なので、遠慮なくご質問頂ければ、幸いです。
もういい><と言う位付き合わせて頂きます(^^)
シーズン前に、お悩み解決して頂ければと思います。
今までは、毎年ご質問を頂く方が、変わるだけで、季節なりに、大体似ているご質問でしたが、
最近は、それにプラスしかなり難しいご質問も多くなってきたり、マルバネ、ネブトだけでなく
ツヤだったり一般種だったりもします。最近のちょっとした飼育者増加と
昔と違い金額無視で、好きな種を好きなように飼育するスタイルが、感じられます。
マットを使用して頂き、ご質問が来るので、今年は、ライトを使用して頂いているお客様が、
多い影響もあるかもしれませんね。
なかなかご質問をしにくい方もいらっしゃるようですので、また、こちらでよくあるご質問を
まとめておきます。解決出来なければ、遠慮なくお問合せ下さい。
今回は、今まであまり書いていない部分を種類分けで書いてみました。
皆さんかなり、シーズンの感覚で、かなり気を使って頂いている感じで、
お問合せ頂きますので、非常にありがたく感じるのと、申し訳なさを感じております。
この時期は、暇なので、遠慮なくご質問頂ければ、幸いです。
もういい><と言う位付き合わせて頂きます(^^)
シーズン前に、お悩み解決して頂ければと思います。
今までは、毎年ご質問を頂く方が、変わるだけで、季節なりに、大体似ているご質問でしたが、
最近は、それにプラスしかなり難しいご質問も多くなってきたり、マルバネ、ネブトだけでなく
ツヤだったり一般種だったりもします。最近のちょっとした飼育者増加と
昔と違い金額無視で、好きな種を好きなように飼育するスタイルが、感じられます。
マットを使用して頂き、ご質問が来るので、今年は、ライトを使用して頂いているお客様が、
多い影響もあるかもしれませんね。
なかなかご質問をしにくい方もいらっしゃるようですので、また、こちらでよくあるご質問を
まとめておきます。解決出来なければ、遠慮なくお問合せ下さい。
今回は、今まであまり書いていない部分を種類分けで書いてみました。
【マルバネ】
今までには、あまりなかった昨年から今年多いご質問。
最近は、サイズ狙いの方が多くなってきましたので、この辺は、あまり大型を出せていない当店では、
言える状況でもない事が多いです。ただ、大型と言う話ですとヤエヤマで言うなら70UPと言うレベルは、
お手上げですが、63~64mmもうちょっと言って66mm位まででしたら、マットを自由に使えれば、
L-3系のみで十分出せます。
ただ、飼育される方により、L-3系では、全く出せない方も状況から推測すると多そうです。
何が違うのか?と言う部分です。よくギネスを出している方が、使っている商品を使っても
出ないと言うのと同じ?だと思います。無添加での大きくするやり方と添加を上げていく方向で、
大きくするやり方は、全く異なります。真逆のやり方と言っても良いかもしれません。
お客様などと話をしていてもミヤマは、2年がベストで3年は意味がないと言う方が多いようです。
ただ、無添加で3年で羽化させる前提で飼育して行く場合、意味があります。
高栄養にし3年必要ないと言う事だと思います。
マルバネの場合も同様ですが、無添加の場合で差が出ている理由は、間違えなく、
”使用済みを上手く使いこなしているか”補充飼育の場合は、これが一番だと思います。
ただ、この使用済みに多く頼る飼育法ですが、ある程度のサイズで頭打ち感が出ますので、
基本3令初期~中期で、出来るだけ餌としてのマットを多くしたいので、使用済みを減らす方向に
なっていくと思います。
ですので、慣れてくると使用済みは、必要最小限から使わない方向になります。これは、使用済みは、
自身でマットを作る方が、マットに赤腐れを混ぜて市販マットで、飼育するのと同じで、安定剤?みたいな部分で、
餌としての余力は、当然低いので、大型を出す際は、メンテが多く必要となりますので、
出来るだけ熟度の浅い物を使った方が、メンテ少なく餌としても有効になります。
ただ、浅い物は、死ぬイメージが、一般的にあるかもしれません。
これは、深熟と浅熟では、ベストな水分量が異なる性で、深熟の飼育水分量が、
他一般種の常識に近いからです。
難関カブトなどを飼育されいてる方ですと水分量の多い常識が、高いので、簡単なようです。
当店のマルバネ向きマットで最高の高水分に出来る浅熟と比較しても、野外の生息環境の
水分量には、全く届いておりません。(季節により)
最終的には、その状況を再現出来れば良いのですが、均一なフレークのみで構成される
人工マットですとその水分を再現するのは、難しいですので、更に工夫が必要となります。
この辺が、公開されない部分でもあり、上手な人との差かもしれませんね。
自分自身も判りません^^;
マルバネの場合は、高水分でマットを窒息させない事が、安全飼育のコツでもあり、
大型化のコツでもあります。その方向で飼育出来るようになれば、自然と活性なども全くしなくなります。
かなり、大雑把な話ですが、どの虫もあった水分と通気で飼育すれば、比較的嫌う菌の活性はないです。
ヤエマル辺りは、自分の知る限りでは、3名の方が、70UPを作出されております。
内1名の方は、何度も再現していると言うか安定して出せているので、完全に極めていますね。
ただ、サイズ非公開ですが、壁に当たっているそうで、そろそろ添加も考えようかとなっているみたいです。
自身は、全く見えません・・・66後半は、出しており68mm位までは、いける気がしますが、
70UPは・・・使っている資材は、一緒なので、やはり自身の水分と通気配慮が、完璧でないと言う事です。
後は、聞いている状況から絶対に自分は、真似出来ない領域です><
後は、サイズ欲が、最も重要ですね。マルバネやネブト特に国産を飼育する方は、累代する事を
重視しており、あまりサイズ欲が無い方が多いです。自分も最近までそうでしたし、ぱっとみで、
大きければ十分程度でした。これでは、スーパーサイズなど無理です。
今は、結構欲はありますが、マットがないので、L-3を使用しない方向で、1からの挑戦に戻っておりますので、苦戦中です。
ライトメインですが、昨年64mmまで出てきましたが、まだまだ、無添加のL-3系に届いておりません。
ただ、極めれば、70UPを狙うには、この方向が、良いのでは?と考えております。
ライトの場合は、3令で投入する場合は、L-3使用済みを用いれば、結構楽に以降可能なのですが、
3令投入ですと1年程度の飼育になるので、分解が、間に合わず、ライトを最大限有効に生かせない感じがあるので、
出来るだけ初令から投入したいと考え、試しておりますが、なかなか繊細で難しいです。
細かいメンテを行えば、可能なのですが、かなり上級編になってしまいます。
ただ、3令で投入した際の残った餌が、通気をしてくれるので、完全な無駄ではないのですが、
使用感としては、もう少し餌として生きてくれるとサイズアップする感じがあります。
ある程度寝かすなどの対策はありかもしれません。
【キクロ系】
軽いブームであり、ライトの売れる影響だと思われます。残念ながらキクロ系は、自身であまり、やっておりませんので、
判りませんが、合っているのは、間違えないです。当店で最強の高水分可能マットですので、合うと思います。
メタリなども大型化しますし、エラフス途中経過であり、やや産み過ぎてモチベダウンしていますが、
すでに、昔のイメージの小型成虫には、ならない状況にはなっております。ちょっとエラフスは、デカすぎるので、
次回少数産卵にしきちんと飼育します。多分餌と環境バランスが、決まれば、言われる程低温にする必要はないと思われます。
今回手抜き状態ではありますが、羽化しましたら、飼育状況と一緒に報告します。
メタリの方は、ちょっとエラフスの状況にやられ休止中です^^;
♀幼虫が、手抜きのメタリ♂幼虫位になりますので、大騒ぎです。
メタリは、ここでも以前書いておりますが、ガラスが、以前結果が良かったのは、多分詰まっているからです。
ですので、やや無駄気味にボトル交換をし、しっかり詰めてあげる事で、顎が、横に逃げず伸びてくれれば、
サイズに繋がると思いますが、どうしても先が、蛹室にあたる傾向はあるようなので、人工蛹室が、得意な方は、
前蛹で移行するのも手段かもしれません。
大型になると顎先が、直角に曲がりやすいので、間違えなく3~4mm以上ロスします。それで収まらないと
押されて大きく湾曲してしまうみたいです。こうなるともう5mm以上のサイズロスですので、ギネスを狙う方は、
この辺を考慮し飼育されると良いかもしれません。100mm狙ってください!
【ツヤクワガタ】
最近結構多いですし、ツヤで悩んで来店される新規のお客様も多いです。
ツヤは、他種と比べても様々なので、ツヤの飼育は、これです!みたいなものは、絶対にありませんね。
現状自身でも生態的に、大きく分けて、6パターン位に分かれております。まだまだ、増えると思います。
未知な部分を開拓するのが、楽しい方は、最高に面白い虫です。難関カブトに近いかもしれませんね。
比較的メジャーな種の場合、幼虫を大型化させる事自体は、比較的簡単ですので、とりあえず、
自分は、小さくても長歯を連発させるよう発生要因の研究をここ何年か続けておりますが、
なかなか大変です。ある程度判ってきていると思うのですが、じゃあどうする?と言うところで、
発想が出ませんでした。今年は、研究成果が、出るかどうか確認してみようと思っております。
更に、何頭かは、きちんと太らせてサイズ狙いでも飼育したいと思います。
クベラも久しぶりに飼育しましたが、現状ベトナムの2タイプ飼育しております。
淵オレンジタイプとクリームタイプですが、共に幼虫で譲って頂きましたので、産卵は、
判りませんが、以前中国やどこだったか?のいくつかは、飼育しておりますので、同様であれば、
特に産卵癖はありません。自身のイメージでは、インペリアリスに近く細身で美形のツヤだと
思っており、お気入りのツヤだったのですが、今回イメージが、変わりました。
画像で判るでしょうか?

美形と言うよりは、フェモラリスなどのようにゴツイ方向です。かっこいいです。
自分が、思い描いていたクベラではなく、ゴツカッコイイ系です。
多分落ち着くと80前半位あります。ベトナムは、初飼育ですが、ちょっとアルケスで言うミンダナオみたいな
感じのようです。
まあ、クベラは、幼虫が、デカい!以前は、そんなイメージは、なかったので、
ある程度成虫サイズも予想出来ました。
巨大であったので、完全に、これはボトルミスだ><とあきらめていた状況で
こんな感じですので、まだまだ伸びますし、飼育法を見直さないと長歯になりませんね。
この個体は、この個体でかっこいいですが、やっぱり長歯もだしたいので、
現幼虫のロットは、それを生かしてどうなるか見ていきたいと思います。
ただ、このクベラも中国やその他では、多頭飼育で結構長歯は、出ております。
その環境下で何かが効いていた訳ですが、やはり、個別ですと完全に理解し、
ボトル内でその環境を再現しなくては、いけない分、難しいと思います。
近いうちに、ツヤクワガタは、ライトでの飼育の場合の飼育感をホームページにアップしたいと思います。
【ネブト】
まだまだ、国産種は、難しいと言う方が多いですね。
自分自身も油断すると絶えますし、両方長く飼育し、慣れるとマルバネより続けていくのは、難しいです。
飼育歴もネブトが、全然長いのですが、そこは、変わりません。
ギネスは、あまり目指しておりませんが、累代重視で出来るだけ大型で、手が掛からないようにと
考えております。なかなか飼育ボトルチョイスや飼育形態が、確立出来ません。
今年は、超特大を利用し、20頭位での小分けも考えております。
ただ、本命は、幼虫ペアで1500ボトル飼育みたいな部分は、結構オススメで、サイズも出ますし、
ペアで飼育し餌余力十分なので、自力脱出させて、そのまま産卵させる事が出来るメリットもあります。
1ペアから産卵させられる事で、累代表記も可能ですし、自力で出てくるので、出た時が産卵時になりますので、
考えなくても良いです。
餌的には、マルバネの方がやはり種類での差を感じますので、難しいと思われます。
ネブトは、結構適応力が高いので、多少種類により、差は、感じますが、すべて同じで飼育出来ると思います。
外産ですが、これは、ちょっと何とも言えません。
難しい種は、かなり難しいです。が、あまりマット自体でうるさい種は、いないと思います。
生態面だと思います。国産イメージのマットで産卵させるのが、一般的かもしれませんが、
結構幼虫が、普通のクワガタ同様な感じの種も多いので、あれ?と感じる場合が結構あります。
結局マルバネのところで、書いたの同様、泥っぽいマットでの水分量が、一般基準である為、
熟度の浅いマットですと取れない方が多いと言う場合が多い気がします。
結局は、粒子、熟度、水分、詰め具合は、すべて関連してベストなバランスを理解する必要があります。
ただ、ライトLv3なんかで飼育した場合、国産は、個別ですとかなり水分を上げて、分解速度を上げても、
ベストな熟度に到達しませんので、個別は、良いとこ食いにし、無駄を出して飼育する方向になります。
無駄も餌としては、無駄ですが、飼育環境と考えれば、決して無駄ではなく、安定環境を保つと言う意味では、
必要な部分です。ツヤの長歯などもそう言う意味合いで必要な部分もあると思います。
外産で最もつらい部分は、♂♀のサイズ差だと思います。この辺をどう♂と合わせるかが、
重要になってくるかもしれません。ベストな状態で♀に産卵させる事。♂を♀に合わせて小型化させたのでは、
面白くないので、どうにかベストなタイミングで産卵させられるような飼育法を確立する事だと思います。
結構生きる種が多いので、♀を待たせてセットしても、1世産ます事は、可能でも、累代を重ねるとサイズダウンしたり、
弱体化したりして累代終了になる事も多いので、♂を小型化し累代するより、悪い方向になる場合もあります。
と言っても大体悲鳴あげてくるのは、F10いくつとかなので、気にしなくても良い方は、良いです。
最後に地味にギラファやその他一般種ですが、
全然ギネスサイズに近くない状況ですが、ライトで飼育されている方が多いので、ライト飼育の場合の
注意事項のみお知らせしておきます。
自身もメインターゲット種ではありませんので、上記種のような追及は、しておりませんが、
ケイスケクラスの場合は、制限なく飼育出来るのであれば、♂は、超特大ブロー ♀は、大ブローで各1回交換
で飼育したいイメージです。超特大2本は、絶対不要ですので、初令を大ブロー投入で、2令後期~3令初期で、
♂を超特大へ入れ水分メンテのみで仕上げる。♀は、同様1交換しますが、そのまま大ブローで仕上げ。
ブローの可能範囲で、しっかり水分可能な限り詰める状態でスタートし、ほぼ加水なしで、羽化までいけます。
最後は、成長期より、水分が、抜けていく方が、ギラファに適していますので、ほぼ自然な感じで飼える分、
ギラファは、楽ですが、フタマタやシカですと抜けると上に来ますので、もう少し高め維持で飼育する感じです。
自身もスペースもマットも有限なので、すべてがすべて、こんな飼育は、出来ません。
パラワンなどは、同クラスですが、無駄でもしっかり替える必要がありますので、結果的にギラファ程の
特大容器を使用せず、しっかり替えて、しっかり詰めて、高い水分で、しっかり詰まっている環境を
与え続ける方向が、ベストな気がします。が、専門職ではないので、ライトでのイメージです。
パラワンは、♂♀羽化ズレ対策不能だと思いましたが、今回産卵~対策してみたところ、結構出来るみたいです。
今回は、出来るだけ今までと違う方向で、書いてみました。
あくまで、自身のデータ重視でのやり方である当店の考え方なので、参考程度にしてください。
※長いので、誤字脱字は、修正しないかもしれません^^;ご了承ください。
今までには、あまりなかった昨年から今年多いご質問。
最近は、サイズ狙いの方が多くなってきましたので、この辺は、あまり大型を出せていない当店では、
言える状況でもない事が多いです。ただ、大型と言う話ですとヤエヤマで言うなら70UPと言うレベルは、
お手上げですが、63~64mmもうちょっと言って66mm位まででしたら、マットを自由に使えれば、
L-3系のみで十分出せます。
ただ、飼育される方により、L-3系では、全く出せない方も状況から推測すると多そうです。
何が違うのか?と言う部分です。よくギネスを出している方が、使っている商品を使っても
出ないと言うのと同じ?だと思います。無添加での大きくするやり方と添加を上げていく方向で、
大きくするやり方は、全く異なります。真逆のやり方と言っても良いかもしれません。
お客様などと話をしていてもミヤマは、2年がベストで3年は意味がないと言う方が多いようです。
ただ、無添加で3年で羽化させる前提で飼育して行く場合、意味があります。
高栄養にし3年必要ないと言う事だと思います。
マルバネの場合も同様ですが、無添加の場合で差が出ている理由は、間違えなく、
”使用済みを上手く使いこなしているか”補充飼育の場合は、これが一番だと思います。
ただ、この使用済みに多く頼る飼育法ですが、ある程度のサイズで頭打ち感が出ますので、
基本3令初期~中期で、出来るだけ餌としてのマットを多くしたいので、使用済みを減らす方向に
なっていくと思います。
ですので、慣れてくると使用済みは、必要最小限から使わない方向になります。これは、使用済みは、
自身でマットを作る方が、マットに赤腐れを混ぜて市販マットで、飼育するのと同じで、安定剤?みたいな部分で、
餌としての余力は、当然低いので、大型を出す際は、メンテが多く必要となりますので、
出来るだけ熟度の浅い物を使った方が、メンテ少なく餌としても有効になります。
ただ、浅い物は、死ぬイメージが、一般的にあるかもしれません。
これは、深熟と浅熟では、ベストな水分量が異なる性で、深熟の飼育水分量が、
他一般種の常識に近いからです。
難関カブトなどを飼育されいてる方ですと水分量の多い常識が、高いので、簡単なようです。
当店のマルバネ向きマットで最高の高水分に出来る浅熟と比較しても、野外の生息環境の
水分量には、全く届いておりません。(季節により)
最終的には、その状況を再現出来れば良いのですが、均一なフレークのみで構成される
人工マットですとその水分を再現するのは、難しいですので、更に工夫が必要となります。
この辺が、公開されない部分でもあり、上手な人との差かもしれませんね。
自分自身も判りません^^;
マルバネの場合は、高水分でマットを窒息させない事が、安全飼育のコツでもあり、
大型化のコツでもあります。その方向で飼育出来るようになれば、自然と活性なども全くしなくなります。
かなり、大雑把な話ですが、どの虫もあった水分と通気で飼育すれば、比較的嫌う菌の活性はないです。
ヤエマル辺りは、自分の知る限りでは、3名の方が、70UPを作出されております。
内1名の方は、何度も再現していると言うか安定して出せているので、完全に極めていますね。
ただ、サイズ非公開ですが、壁に当たっているそうで、そろそろ添加も考えようかとなっているみたいです。
自身は、全く見えません・・・66後半は、出しており68mm位までは、いける気がしますが、
70UPは・・・使っている資材は、一緒なので、やはり自身の水分と通気配慮が、完璧でないと言う事です。
後は、聞いている状況から絶対に自分は、真似出来ない領域です><
後は、サイズ欲が、最も重要ですね。マルバネやネブト特に国産を飼育する方は、累代する事を
重視しており、あまりサイズ欲が無い方が多いです。自分も最近までそうでしたし、ぱっとみで、
大きければ十分程度でした。これでは、スーパーサイズなど無理です。
今は、結構欲はありますが、マットがないので、L-3を使用しない方向で、1からの挑戦に戻っておりますので、苦戦中です。
ライトメインですが、昨年64mmまで出てきましたが、まだまだ、無添加のL-3系に届いておりません。
ただ、極めれば、70UPを狙うには、この方向が、良いのでは?と考えております。
ライトの場合は、3令で投入する場合は、L-3使用済みを用いれば、結構楽に以降可能なのですが、
3令投入ですと1年程度の飼育になるので、分解が、間に合わず、ライトを最大限有効に生かせない感じがあるので、
出来るだけ初令から投入したいと考え、試しておりますが、なかなか繊細で難しいです。
細かいメンテを行えば、可能なのですが、かなり上級編になってしまいます。
ただ、3令で投入した際の残った餌が、通気をしてくれるので、完全な無駄ではないのですが、
使用感としては、もう少し餌として生きてくれるとサイズアップする感じがあります。
ある程度寝かすなどの対策はありかもしれません。
【キクロ系】
軽いブームであり、ライトの売れる影響だと思われます。残念ながらキクロ系は、自身であまり、やっておりませんので、
判りませんが、合っているのは、間違えないです。当店で最強の高水分可能マットですので、合うと思います。
メタリなども大型化しますし、エラフス途中経過であり、やや産み過ぎてモチベダウンしていますが、
すでに、昔のイメージの小型成虫には、ならない状況にはなっております。ちょっとエラフスは、デカすぎるので、
次回少数産卵にしきちんと飼育します。多分餌と環境バランスが、決まれば、言われる程低温にする必要はないと思われます。
今回手抜き状態ではありますが、羽化しましたら、飼育状況と一緒に報告します。
メタリの方は、ちょっとエラフスの状況にやられ休止中です^^;
♀幼虫が、手抜きのメタリ♂幼虫位になりますので、大騒ぎです。
メタリは、ここでも以前書いておりますが、ガラスが、以前結果が良かったのは、多分詰まっているからです。
ですので、やや無駄気味にボトル交換をし、しっかり詰めてあげる事で、顎が、横に逃げず伸びてくれれば、
サイズに繋がると思いますが、どうしても先が、蛹室にあたる傾向はあるようなので、人工蛹室が、得意な方は、
前蛹で移行するのも手段かもしれません。
大型になると顎先が、直角に曲がりやすいので、間違えなく3~4mm以上ロスします。それで収まらないと
押されて大きく湾曲してしまうみたいです。こうなるともう5mm以上のサイズロスですので、ギネスを狙う方は、
この辺を考慮し飼育されると良いかもしれません。100mm狙ってください!
【ツヤクワガタ】
最近結構多いですし、ツヤで悩んで来店される新規のお客様も多いです。
ツヤは、他種と比べても様々なので、ツヤの飼育は、これです!みたいなものは、絶対にありませんね。
現状自身でも生態的に、大きく分けて、6パターン位に分かれております。まだまだ、増えると思います。
未知な部分を開拓するのが、楽しい方は、最高に面白い虫です。難関カブトに近いかもしれませんね。
比較的メジャーな種の場合、幼虫を大型化させる事自体は、比較的簡単ですので、とりあえず、
自分は、小さくても長歯を連発させるよう発生要因の研究をここ何年か続けておりますが、
なかなか大変です。ある程度判ってきていると思うのですが、じゃあどうする?と言うところで、
発想が出ませんでした。今年は、研究成果が、出るかどうか確認してみようと思っております。
更に、何頭かは、きちんと太らせてサイズ狙いでも飼育したいと思います。
クベラも久しぶりに飼育しましたが、現状ベトナムの2タイプ飼育しております。
淵オレンジタイプとクリームタイプですが、共に幼虫で譲って頂きましたので、産卵は、
判りませんが、以前中国やどこだったか?のいくつかは、飼育しておりますので、同様であれば、
特に産卵癖はありません。自身のイメージでは、インペリアリスに近く細身で美形のツヤだと
思っており、お気入りのツヤだったのですが、今回イメージが、変わりました。
画像で判るでしょうか?

美形と言うよりは、フェモラリスなどのようにゴツイ方向です。かっこいいです。
自分が、思い描いていたクベラではなく、ゴツカッコイイ系です。
多分落ち着くと80前半位あります。ベトナムは、初飼育ですが、ちょっとアルケスで言うミンダナオみたいな
感じのようです。
まあ、クベラは、幼虫が、デカい!以前は、そんなイメージは、なかったので、
ある程度成虫サイズも予想出来ました。
巨大であったので、完全に、これはボトルミスだ><とあきらめていた状況で
こんな感じですので、まだまだ伸びますし、飼育法を見直さないと長歯になりませんね。
この個体は、この個体でかっこいいですが、やっぱり長歯もだしたいので、
現幼虫のロットは、それを生かしてどうなるか見ていきたいと思います。
ただ、このクベラも中国やその他では、多頭飼育で結構長歯は、出ております。
その環境下で何かが効いていた訳ですが、やはり、個別ですと完全に理解し、
ボトル内でその環境を再現しなくては、いけない分、難しいと思います。
近いうちに、ツヤクワガタは、ライトでの飼育の場合の飼育感をホームページにアップしたいと思います。
【ネブト】
まだまだ、国産種は、難しいと言う方が多いですね。
自分自身も油断すると絶えますし、両方長く飼育し、慣れるとマルバネより続けていくのは、難しいです。
飼育歴もネブトが、全然長いのですが、そこは、変わりません。
ギネスは、あまり目指しておりませんが、累代重視で出来るだけ大型で、手が掛からないようにと
考えております。なかなか飼育ボトルチョイスや飼育形態が、確立出来ません。
今年は、超特大を利用し、20頭位での小分けも考えております。
ただ、本命は、幼虫ペアで1500ボトル飼育みたいな部分は、結構オススメで、サイズも出ますし、
ペアで飼育し餌余力十分なので、自力脱出させて、そのまま産卵させる事が出来るメリットもあります。
1ペアから産卵させられる事で、累代表記も可能ですし、自力で出てくるので、出た時が産卵時になりますので、
考えなくても良いです。
餌的には、マルバネの方がやはり種類での差を感じますので、難しいと思われます。
ネブトは、結構適応力が高いので、多少種類により、差は、感じますが、すべて同じで飼育出来ると思います。
外産ですが、これは、ちょっと何とも言えません。
難しい種は、かなり難しいです。が、あまりマット自体でうるさい種は、いないと思います。
生態面だと思います。国産イメージのマットで産卵させるのが、一般的かもしれませんが、
結構幼虫が、普通のクワガタ同様な感じの種も多いので、あれ?と感じる場合が結構あります。
結局マルバネのところで、書いたの同様、泥っぽいマットでの水分量が、一般基準である為、
熟度の浅いマットですと取れない方が多いと言う場合が多い気がします。
結局は、粒子、熟度、水分、詰め具合は、すべて関連してベストなバランスを理解する必要があります。
ただ、ライトLv3なんかで飼育した場合、国産は、個別ですとかなり水分を上げて、分解速度を上げても、
ベストな熟度に到達しませんので、個別は、良いとこ食いにし、無駄を出して飼育する方向になります。
無駄も餌としては、無駄ですが、飼育環境と考えれば、決して無駄ではなく、安定環境を保つと言う意味では、
必要な部分です。ツヤの長歯などもそう言う意味合いで必要な部分もあると思います。
外産で最もつらい部分は、♂♀のサイズ差だと思います。この辺をどう♂と合わせるかが、
重要になってくるかもしれません。ベストな状態で♀に産卵させる事。♂を♀に合わせて小型化させたのでは、
面白くないので、どうにかベストなタイミングで産卵させられるような飼育法を確立する事だと思います。
結構生きる種が多いので、♀を待たせてセットしても、1世産ます事は、可能でも、累代を重ねるとサイズダウンしたり、
弱体化したりして累代終了になる事も多いので、♂を小型化し累代するより、悪い方向になる場合もあります。
と言っても大体悲鳴あげてくるのは、F10いくつとかなので、気にしなくても良い方は、良いです。
最後に地味にギラファやその他一般種ですが、
全然ギネスサイズに近くない状況ですが、ライトで飼育されている方が多いので、ライト飼育の場合の
注意事項のみお知らせしておきます。
自身もメインターゲット種ではありませんので、上記種のような追及は、しておりませんが、
ケイスケクラスの場合は、制限なく飼育出来るのであれば、♂は、超特大ブロー ♀は、大ブローで各1回交換
で飼育したいイメージです。超特大2本は、絶対不要ですので、初令を大ブロー投入で、2令後期~3令初期で、
♂を超特大へ入れ水分メンテのみで仕上げる。♀は、同様1交換しますが、そのまま大ブローで仕上げ。
ブローの可能範囲で、しっかり水分可能な限り詰める状態でスタートし、ほぼ加水なしで、羽化までいけます。
最後は、成長期より、水分が、抜けていく方が、ギラファに適していますので、ほぼ自然な感じで飼える分、
ギラファは、楽ですが、フタマタやシカですと抜けると上に来ますので、もう少し高め維持で飼育する感じです。
自身もスペースもマットも有限なので、すべてがすべて、こんな飼育は、出来ません。
パラワンなどは、同クラスですが、無駄でもしっかり替える必要がありますので、結果的にギラファ程の
特大容器を使用せず、しっかり替えて、しっかり詰めて、高い水分で、しっかり詰まっている環境を
与え続ける方向が、ベストな気がします。が、専門職ではないので、ライトでのイメージです。
パラワンは、♂♀羽化ズレ対策不能だと思いましたが、今回産卵~対策してみたところ、結構出来るみたいです。
今回は、出来るだけ今までと違う方向で、書いてみました。
あくまで、自身のデータ重視でのやり方である当店の考え方なので、参考程度にしてください。
※長いので、誤字脱字は、修正しないかもしれません^^;ご了承ください。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット