ライトZEROについて
ライトZEROに沢山の興味を持って頂き、お問合せが多いので、
追加説明しておきます。
当店でもいろいろなジャンルでの飼育は、これからなのですが、
状況等に合わせたオススメをお知らせしておきます。
ZEROの特徴としては、Lv3をベースと考えて、熟成速度アップと吸収率アップ、劣化後の通気アップを
狙ったマットです。ご自身で飼育されて、下記に該当しそうな要素がある場合、
試して頂ければと思います。
①オオクワの1本目が、ライトLv3ですと成長が遅い。
当店でも最近サイズが出ない傾向で、要因を探っておりましたが、
原因は、温度です。
飼育数が、増えるとどうしても過保護な環境になってしまいます。
また、メインの種に合わせた環境作りをしてしまうので、尚更合わない種が、
出てきて、考えずに産んでいたり、大きくなっていたりした分、原因が判らなくなります。
ライトでオオクワの場合、季節なりの基本常温で飼育が、向いています。
特に、初令期は、安定環境に持っていきにくい為、低温ですと、成長出来なくなります。
対策としては、Lv3の場合、高い温度域で飼育する。または、容器サイズを下げて、
安定し易い環境である程度飼育してから大瓶に入れるなどの対策が必要です。
そして、吸収率高めのライトZEROを1本目に使用するのも対策となります。
ZEROでオオクワ系を飼育する場合は、1本~少ない交換で出すと言う方向での飼育は、
難しいので、菌糸同様の交換を要しますので、大きな瓶も必要としないメリットもあります。
また、詰め圧を求める種などでも詰まりやすいマットである為、対策になるかと思います。
②交換すると熟度が、間に合わなくなる種
当店メインデータ取り種ですとクランネブトが、それに該当します。
1.5Lや2Lで飼育すると大体変えたくないタイミングでの交換が、必要となります。(サイズを狙う場合)
そのタイミングで、全交換してしまうと、成長より、安定環境作成に全力を注ぎ、サイズダウン
してしまいますので、大幅ロスとなります。使用済み混合、上部配置すると安定環境自体は、
早めに回復しますが、元々即効性の餌ではないライトLv3などですと、結局ロスになりやすいです。
イメージとしては、初~2令初期から投入し、初期は、少量の表面の熟度高め粒子で、間に合います。
3令になる頃になると全般が、吸収し易い状況になり始めるイメージなので、2令中期~3令初期から投入と言うのも
ちょっとロスがありますが、成長期な分、大きな問題にはなりません。ただ、サイズを狙う場合ですと、
結構損になってしまいます。
この辺から考えるとT4または、ZERO辺りが、ベストだと考えます。
Lv3なら、1本で出す方が良いですし、羽化後の餌状況を見ても無駄が多い分、そこまで、持つ必要がない
感触です。
(まだ、クランネブトの幼虫ドストライクゾーンを探れていないので、はっきりはしていません。)
ツヤやカブトは、これに該当しない種も多いので、誤解されない方が良いかと思います。
一部ツヤやカブトは、安定した環境があれば、餌は、熟度浅の物を好む種も多いです。
(泥に埋まった白枯れ材みたいなイメージ)ですので、この手は、ライトLv3が、合います。
ただ、全交換すると、この安定環境を奪ってしまうので、使用済みを利用するとロスはありません。
コーカサスなどですとサイズが、サイズだけに、超余裕のあるケースでの飼育と言うのは、
なかなか難しいので、10L~20L程度の容器でしたら、全交換しても、自身で、簡単に安定環境に出来る為、
劣化での窒息との天秤にかけると、使用済みなしの全交換を選択します。
窒息が、重要なので、当店では、ライトLvOV/Lv3/T4が、オススメとなります。
ゾウは、ライトLv3の場合、環境を大事にする面とLv3の熟度や分解速度ですと、一度での吸収が、難しい
種なので、居食い状態になります。うまく飼育出来れば、ほとんどメンテなしの少ない餌量で、
飼育出来ますが、全交換は、絶対にダメな種です。交換が、サイズを出せるかのカギです。
ゾウは、あまり窒息を気にする必要もないので、ZEROだと交換ショックも低いです。
ヘラクレスは、中間位なので、当店では、一番飼育し易く思います。
ただ、ライトの場合は、カブトマットと違い、活性低いマットなので、低温で飼育するとまったく伸びませんので、
一般的な大型作出法とは、異なる飼育は、必要そうです。
(当店では、ヘラクレスギネスを狙うエネルギーは、ありません・・・)
ヘラクレスは、個人的には、Lv3のみで良い気がしますが、後半の全交換などを必要とする場合、
ZEROまたは、Lv3とZEROの混合しっかり詰めが、良いかと思います。
③ZERO向きでなさそうな種
エラフスやメタリなどは、Lv3やT4程、合わない気もしますが、飼育の仕方でサイズが出るかもしれません。
エラフスの場合、体重は、十分乗るので、後は、環境設定です。いろいろ工夫してみてください。
メタリも100狙いとなるとエラフス同様な要求をしてきますので、エラフスが、大きくなれる状況を
メタリにも与える必要がありそうです。キクロは、多くの水分量を要求する種ですので、保水量の高い
ライトLvOv/Lv3が、向いていますが、Ovは、熟度が、超低い性質上、飼育者による差が出ます。
まだ、データ不足ではありますが、自分では、T4が、最も合っている気がします。
国産ネブトは、Lv3より難易度は、下がると思いますし、無駄な餌量も減るので、省スペースで
サイズを出せると思います。集団飼育であれば、Lv3単体飼育より難なく飼育出来ます。
いずれにしても、国産ネブトは、ちょっと難しめです。ただ、Lv3で飼育出来る方ですと
ZEROは、かなり飼育し易くなっていると思いますし、一般種のようなライト感は、ZEROで
出ると思います。(LV3は、国産ネブトには、持ち過ぎます。)
※国産ネブト用に関しては、現在作成中で、もう少し掛かりそうです。
いろいろマットを作成しておりますが、国産ネブトの販売用マットが、一番難しいです・・・
④容器でのチョイス
どうしても飼育容器と言うのは、決まってしまい、菌糸優先の方ですと、ライトLv3は、合わない場合が、
多いです。広口浅底、通気口大きめの容器の場合は、通気より、詰め圧が、重要になりますので、
ZEROの方が、結果が出ると思います。T4とあまり変わらないようで、T4は、通気が、最も良いマット
なので、浅底瓶ですと結構苦労します。容器チョイスとしては、T4とLv3は、ほとんど変わりません。
※T4は、ツヤメインで、データを取りましたので、食い進んでからの通気が、高いところを狙っているので、
前半抜け傾向です。
⑤最後に混合ですが、これは、ご自身でやって頂く以外にないのですが、
混合ですと全般に安定していく状態にしやすいです。
1本で羽化させる場合などは、全般に分解が進むより、食い進みで、
上下朽ちに変異がある方が良いと思います。
上部は、朽ちにくく下部は、朽ちやすいので、その辺で、下Lv3で、上ZERO
だったりしても良いと思います。このパターンですと下部の水分をかなり
上げられますので、当店は、この飼育法が、多いです。(底T4もありです。)
逆に、引き込んで食べる種でしたら、生活環境安定重視で、ZERO、上部補充で
すと、劣化しない餌を常時引き込み餌を食べる事が出来ます。
Lv3など、いろいろ種類により、メリットデメリットがありますので、
試してみてください。
飼育種/飼育法に合わせて試してみてください。
追加説明しておきます。
当店でもいろいろなジャンルでの飼育は、これからなのですが、
状況等に合わせたオススメをお知らせしておきます。
ZEROの特徴としては、Lv3をベースと考えて、熟成速度アップと吸収率アップ、劣化後の通気アップを
狙ったマットです。ご自身で飼育されて、下記に該当しそうな要素がある場合、
試して頂ければと思います。
①オオクワの1本目が、ライトLv3ですと成長が遅い。
当店でも最近サイズが出ない傾向で、要因を探っておりましたが、
原因は、温度です。
飼育数が、増えるとどうしても過保護な環境になってしまいます。
また、メインの種に合わせた環境作りをしてしまうので、尚更合わない種が、
出てきて、考えずに産んでいたり、大きくなっていたりした分、原因が判らなくなります。
ライトでオオクワの場合、季節なりの基本常温で飼育が、向いています。
特に、初令期は、安定環境に持っていきにくい為、低温ですと、成長出来なくなります。
対策としては、Lv3の場合、高い温度域で飼育する。または、容器サイズを下げて、
安定し易い環境である程度飼育してから大瓶に入れるなどの対策が必要です。
そして、吸収率高めのライトZEROを1本目に使用するのも対策となります。
ZEROでオオクワ系を飼育する場合は、1本~少ない交換で出すと言う方向での飼育は、
難しいので、菌糸同様の交換を要しますので、大きな瓶も必要としないメリットもあります。
また、詰め圧を求める種などでも詰まりやすいマットである為、対策になるかと思います。
②交換すると熟度が、間に合わなくなる種
当店メインデータ取り種ですとクランネブトが、それに該当します。
1.5Lや2Lで飼育すると大体変えたくないタイミングでの交換が、必要となります。(サイズを狙う場合)
そのタイミングで、全交換してしまうと、成長より、安定環境作成に全力を注ぎ、サイズダウン
してしまいますので、大幅ロスとなります。使用済み混合、上部配置すると安定環境自体は、
早めに回復しますが、元々即効性の餌ではないライトLv3などですと、結局ロスになりやすいです。
イメージとしては、初~2令初期から投入し、初期は、少量の表面の熟度高め粒子で、間に合います。
3令になる頃になると全般が、吸収し易い状況になり始めるイメージなので、2令中期~3令初期から投入と言うのも
ちょっとロスがありますが、成長期な分、大きな問題にはなりません。ただ、サイズを狙う場合ですと、
結構損になってしまいます。
この辺から考えるとT4または、ZERO辺りが、ベストだと考えます。
Lv3なら、1本で出す方が良いですし、羽化後の餌状況を見ても無駄が多い分、そこまで、持つ必要がない
感触です。
(まだ、クランネブトの幼虫ドストライクゾーンを探れていないので、はっきりはしていません。)
ツヤやカブトは、これに該当しない種も多いので、誤解されない方が良いかと思います。
一部ツヤやカブトは、安定した環境があれば、餌は、熟度浅の物を好む種も多いです。
(泥に埋まった白枯れ材みたいなイメージ)ですので、この手は、ライトLv3が、合います。
ただ、全交換すると、この安定環境を奪ってしまうので、使用済みを利用するとロスはありません。
コーカサスなどですとサイズが、サイズだけに、超余裕のあるケースでの飼育と言うのは、
なかなか難しいので、10L~20L程度の容器でしたら、全交換しても、自身で、簡単に安定環境に出来る為、
劣化での窒息との天秤にかけると、使用済みなしの全交換を選択します。
窒息が、重要なので、当店では、ライトLvOV/Lv3/T4が、オススメとなります。
ゾウは、ライトLv3の場合、環境を大事にする面とLv3の熟度や分解速度ですと、一度での吸収が、難しい
種なので、居食い状態になります。うまく飼育出来れば、ほとんどメンテなしの少ない餌量で、
飼育出来ますが、全交換は、絶対にダメな種です。交換が、サイズを出せるかのカギです。
ゾウは、あまり窒息を気にする必要もないので、ZEROだと交換ショックも低いです。
ヘラクレスは、中間位なので、当店では、一番飼育し易く思います。
ただ、ライトの場合は、カブトマットと違い、活性低いマットなので、低温で飼育するとまったく伸びませんので、
一般的な大型作出法とは、異なる飼育は、必要そうです。
(当店では、ヘラクレスギネスを狙うエネルギーは、ありません・・・)
ヘラクレスは、個人的には、Lv3のみで良い気がしますが、後半の全交換などを必要とする場合、
ZEROまたは、Lv3とZEROの混合しっかり詰めが、良いかと思います。
③ZERO向きでなさそうな種
エラフスやメタリなどは、Lv3やT4程、合わない気もしますが、飼育の仕方でサイズが出るかもしれません。
エラフスの場合、体重は、十分乗るので、後は、環境設定です。いろいろ工夫してみてください。
メタリも100狙いとなるとエラフス同様な要求をしてきますので、エラフスが、大きくなれる状況を
メタリにも与える必要がありそうです。キクロは、多くの水分量を要求する種ですので、保水量の高い
ライトLvOv/Lv3が、向いていますが、Ovは、熟度が、超低い性質上、飼育者による差が出ます。
まだ、データ不足ではありますが、自分では、T4が、最も合っている気がします。
国産ネブトは、Lv3より難易度は、下がると思いますし、無駄な餌量も減るので、省スペースで
サイズを出せると思います。集団飼育であれば、Lv3単体飼育より難なく飼育出来ます。
いずれにしても、国産ネブトは、ちょっと難しめです。ただ、Lv3で飼育出来る方ですと
ZEROは、かなり飼育し易くなっていると思いますし、一般種のようなライト感は、ZEROで
出ると思います。(LV3は、国産ネブトには、持ち過ぎます。)
※国産ネブト用に関しては、現在作成中で、もう少し掛かりそうです。
いろいろマットを作成しておりますが、国産ネブトの販売用マットが、一番難しいです・・・
④容器でのチョイス
どうしても飼育容器と言うのは、決まってしまい、菌糸優先の方ですと、ライトLv3は、合わない場合が、
多いです。広口浅底、通気口大きめの容器の場合は、通気より、詰め圧が、重要になりますので、
ZEROの方が、結果が出ると思います。T4とあまり変わらないようで、T4は、通気が、最も良いマット
なので、浅底瓶ですと結構苦労します。容器チョイスとしては、T4とLv3は、ほとんど変わりません。
※T4は、ツヤメインで、データを取りましたので、食い進んでからの通気が、高いところを狙っているので、
前半抜け傾向です。
⑤最後に混合ですが、これは、ご自身でやって頂く以外にないのですが、
混合ですと全般に安定していく状態にしやすいです。
1本で羽化させる場合などは、全般に分解が進むより、食い進みで、
上下朽ちに変異がある方が良いと思います。
上部は、朽ちにくく下部は、朽ちやすいので、その辺で、下Lv3で、上ZERO
だったりしても良いと思います。このパターンですと下部の水分をかなり
上げられますので、当店は、この飼育法が、多いです。(底T4もありです。)
逆に、引き込んで食べる種でしたら、生活環境安定重視で、ZERO、上部補充で
すと、劣化しない餌を常時引き込み餌を食べる事が出来ます。
Lv3など、いろいろ種類により、メリットデメリットがありますので、
試してみてください。
飼育種/飼育法に合わせて試してみてください。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット