マルバネについてのご質問 ライトも少々
ご質問及びご注文が、増えております。
しばらく、納品に必死にならないといけない時期になってきましたので、
ご質問への回答は、出来なくなります。(申し訳ございませんが、しばらく回答出来ないと思います。)
出来なくなる前に、こちらで回答しておきますので、参考にしてみてください。
①チャマル用のマットを作って欲しい!
今年は、この要望が、非常に多いです。残念ながら、チャマルのマットは、商売として、(当店でも一応は、商売の事は、
考えております(笑))不可能です。
当店ですと、PM-01~03 辺りが、熟度的に高い方ですが、これでも一般マルバネでの先を見たマット
と言うイメージより、浅い状態です。この辺は、インビタビリスやコツヤなどのレベルも同様です。
2.5L5,000円と言うレベルでも合わなくなってきます。(ホダオガベースで、真っ当に作成した場合)
ただ、この辺のレベルになると、作成難易度はなく、時間と手間だけなので、自分の分を作る位が、限界です。
当店は、現在マットを作る事を仕事としていますので、自分だけの分を作って自分だけ成功しても
仕方がないと言う考え方になってしまった為、虫は、好きですが、マットを作る面白みがないので、
興味を強く感じなくなりました。この辺は、マット屋と言う仕事をしている人間の独特な感情かもしれません。
まず、虫が、好みか⇒飼育してみて、マット作成が、面白そうと感じるかで、市販化出来ないとなると、
終了してしまう感じです。
一応、チャマルは、使用済みを駆使するのが、メインですが、新品でまわしている強力な方もおりますが、
この辺は、アマミマルバネとかそう言う次元ではありませんので、あまりお勧めしません。
個人の方は、飼育するのであれば、ほぼ使用済みでの加工が、一番近いかもしれません。
一般的な黒いマルバネでも基本的には、自身の使用し易いようにアレンジしたり、セッティングを
見つけていく虫ですが、この辺は、何とかなる率が、ある程度高いので、累代出来ている方も
多いですが、数世回している最中に、一つ条件が変わるだけで、累代不能になったりします。
そうなると、どうしてそうなるかすら判らないと言う状況になると思います。
(大体は、マットの性だ!となると思います(笑))まあ、それも、そうなる事は、理解しているので、
仕方がない事だと思います。
②国産の黒いマルバネ系
今年は、少し進んだ質問も結構ありました。
1:水分量
高く!と言う事を長年言い続けた来た効果もあり、成功率がかなり上がっておりますが、
いろいろややこしい説明をしているので、水分量を高くだけが、一人歩きしてしまったことで、
昔と逆のトラブルも多いです。一応そうならない様に、高くと言う事を言う時は、通気バランスと言う
事も言ってきたつもりでしたが、そこは、拾ってもらえなかった傾向です。ライト飼育も同様です。
高くするのは、オガがしっかりし、安定していない初期だけです。
分解が、進みオガが崩れてきているのに、新品同様の高い水分にすれば、当然通気の悪化で、
逆効果になります。新品でもかなり深い容器で、底に通気が届きにくいレベルでしたら、
当然、水分量は、変えなくてはいけません。詰めるかどうかでも当然変わります。
この辺は、幼虫飼育でも同様で、今まで飼育していた低水分の飼育法で水分量だけ高くすれば、
当然・・・となります。特にボトルは、注意です。通気バランスです。
比較的多く言える事ですが、容器のチョイス、容器の通気量、形状、この辺をしっかり考えている方は、
そう多くないのが、現状です。マット面からは、初期水分を高くすると言う事は、絶対ですが、
飼育法により、通常水分量が、異なりますので、それより高くすると言う感じになると思います。
ライトLv3なども同様ですが、そこに飼育種にもよる部分もあります。オオクワ系で、ツヤ同様の
水分量はないので、オオクワ飼育としては、高めと言うイメージになるかと思います。
全般当店のマットは、交換を減らす、出来るだけ幼虫を触らない方向で、設計しているので、
初期が、少々難しいです。通常数本交換を要する部分を無交換とか一回交換で、行こうとしている
訳ですので、初期は、大事ですし、そう簡単な事でもないと思います。
種や状況では、交換した方が、楽かもしれませんし、体重測ったりする方や蛹を見たい方などは、
不向きなマットだと思います。この辺は、飼育初期等の楽しみだったりもしますし、長年飼育していても
その辺を楽しみとして、飼育している方も多いと思いますので、価値観の違いです。
2:マルバネの糠床方式の障害
数世累代してくると、使用済みを混ぜる事で、かえって産卵出来ない状況が、発生します。
※最近非常に多い質問です。
この辺は、上記で書いた事とつながりますが、泥化が進み過ぎて、窒息状態になり、悪質方向に言っているので、
混ぜると逆効果になります。対処としては、干す、使用済みになりすぎているので、混合量を下げる。
使用済み率が、高い場合、上記で書いた事同様ですが、自分の感覚の水分量では、高いので、
下げる等対処がいります。
自身も昔この壁には、あたりました。
当店でのこの辺の対処としては、来年羽化するコンテナ等は、(あくまで参考程度で)晩秋~初冬位に、
新品を混ぜ込んで、産卵時に、丁度良い感じになるように調整してあげて、更にセット時に、状況に合わせて
再調整する感じにしていました。再調整の際、計算より泥化している場合や秋にそれが、出来なかった場合は、
成熟期間に繭を回収し保管し、マットを干して更に新品を足すか新品のみでいくか考えました。
(使用済みを足すメリットが少ないと判断すれば、新品のみでセットします。)
特に、ハエが入り過ぎたマット、ダニが、沸いたマットは、干すまたは、混ぜる価値なしと判断すれば、
廃棄となります。
・最後に、累代重視でしたら、低水分。サイズ重視でしたら、高水分になります。L-3系で大型に出来ない方は、
低水分または、水分は、上げたけど低水分時より、食い速度が速い事に気付かず、餌不足、一定温管理(主に高温不足)
などが、あると思います。ただ、累代重視の場合は、羽化率、不全率等も高く、使用済みも安定していて、
安全性高く、次世代にも良いので、この辺は、好みになるかと思います。
経験上、比較的何でも言える大きく出来ない方には、詳しく何度も上記のような内容を、更に詳しく、言ったりしてきましたが、、
添加が、大きく出来る方法と思っているので、何を言っても理解してもらえない傾向なので、そう言う方は、累代重視である場合が多いので、それは、それで、良いのかもしれません。
当店でもはるか昔の経験ですが、仲の良いグループで飼育情報を交換する⇒皆似た飼育法になる⇒それが、すべての飼育者で
当たり前の常識と錯覚すると言う悪循環になる場合もあります。(もちろん良い事も多いですので、否定ではありません。)
基本、この種が、難しいと思っている場合、飼育法が、多少ズレていると考えた方が良いと思います。
(生態面等での難易度は、別です。)
アマミマルバネが、良い例かもしれません。どうしても難しければ、違う方向から考えてみると良いかも知れません。
慣れれば、難しくはありません。これは、間違えない事実としてありますので、(当方で、これを嘘ついてメリットはありませんので、と言うか難しいと言っておいた方が、商売上は、良いかもしれませんね(笑))見直す場所を探してみてください。
以上になります。
しばらく、納品に必死にならないといけない時期になってきましたので、
ご質問への回答は、出来なくなります。(申し訳ございませんが、しばらく回答出来ないと思います。)
出来なくなる前に、こちらで回答しておきますので、参考にしてみてください。
①チャマル用のマットを作って欲しい!
今年は、この要望が、非常に多いです。残念ながら、チャマルのマットは、商売として、(当店でも一応は、商売の事は、
考えております(笑))不可能です。
当店ですと、PM-01~03 辺りが、熟度的に高い方ですが、これでも一般マルバネでの先を見たマット
と言うイメージより、浅い状態です。この辺は、インビタビリスやコツヤなどのレベルも同様です。
2.5L5,000円と言うレベルでも合わなくなってきます。(ホダオガベースで、真っ当に作成した場合)
ただ、この辺のレベルになると、作成難易度はなく、時間と手間だけなので、自分の分を作る位が、限界です。
当店は、現在マットを作る事を仕事としていますので、自分だけの分を作って自分だけ成功しても
仕方がないと言う考え方になってしまった為、虫は、好きですが、マットを作る面白みがないので、
興味を強く感じなくなりました。この辺は、マット屋と言う仕事をしている人間の独特な感情かもしれません。
まず、虫が、好みか⇒飼育してみて、マット作成が、面白そうと感じるかで、市販化出来ないとなると、
終了してしまう感じです。
一応、チャマルは、使用済みを駆使するのが、メインですが、新品でまわしている強力な方もおりますが、
この辺は、アマミマルバネとかそう言う次元ではありませんので、あまりお勧めしません。
個人の方は、飼育するのであれば、ほぼ使用済みでの加工が、一番近いかもしれません。
一般的な黒いマルバネでも基本的には、自身の使用し易いようにアレンジしたり、セッティングを
見つけていく虫ですが、この辺は、何とかなる率が、ある程度高いので、累代出来ている方も
多いですが、数世回している最中に、一つ条件が変わるだけで、累代不能になったりします。
そうなると、どうしてそうなるかすら判らないと言う状況になると思います。
(大体は、マットの性だ!となると思います(笑))まあ、それも、そうなる事は、理解しているので、
仕方がない事だと思います。
②国産の黒いマルバネ系
今年は、少し進んだ質問も結構ありました。
1:水分量
高く!と言う事を長年言い続けた来た効果もあり、成功率がかなり上がっておりますが、
いろいろややこしい説明をしているので、水分量を高くだけが、一人歩きしてしまったことで、
昔と逆のトラブルも多いです。一応そうならない様に、高くと言う事を言う時は、通気バランスと言う
事も言ってきたつもりでしたが、そこは、拾ってもらえなかった傾向です。ライト飼育も同様です。
高くするのは、オガがしっかりし、安定していない初期だけです。
分解が、進みオガが崩れてきているのに、新品同様の高い水分にすれば、当然通気の悪化で、
逆効果になります。新品でもかなり深い容器で、底に通気が届きにくいレベルでしたら、
当然、水分量は、変えなくてはいけません。詰めるかどうかでも当然変わります。
この辺は、幼虫飼育でも同様で、今まで飼育していた低水分の飼育法で水分量だけ高くすれば、
当然・・・となります。特にボトルは、注意です。通気バランスです。
比較的多く言える事ですが、容器のチョイス、容器の通気量、形状、この辺をしっかり考えている方は、
そう多くないのが、現状です。マット面からは、初期水分を高くすると言う事は、絶対ですが、
飼育法により、通常水分量が、異なりますので、それより高くすると言う感じになると思います。
ライトLv3なども同様ですが、そこに飼育種にもよる部分もあります。オオクワ系で、ツヤ同様の
水分量はないので、オオクワ飼育としては、高めと言うイメージになるかと思います。
全般当店のマットは、交換を減らす、出来るだけ幼虫を触らない方向で、設計しているので、
初期が、少々難しいです。通常数本交換を要する部分を無交換とか一回交換で、行こうとしている
訳ですので、初期は、大事ですし、そう簡単な事でもないと思います。
種や状況では、交換した方が、楽かもしれませんし、体重測ったりする方や蛹を見たい方などは、
不向きなマットだと思います。この辺は、飼育初期等の楽しみだったりもしますし、長年飼育していても
その辺を楽しみとして、飼育している方も多いと思いますので、価値観の違いです。
2:マルバネの糠床方式の障害
数世累代してくると、使用済みを混ぜる事で、かえって産卵出来ない状況が、発生します。
※最近非常に多い質問です。
この辺は、上記で書いた事とつながりますが、泥化が進み過ぎて、窒息状態になり、悪質方向に言っているので、
混ぜると逆効果になります。対処としては、干す、使用済みになりすぎているので、混合量を下げる。
使用済み率が、高い場合、上記で書いた事同様ですが、自分の感覚の水分量では、高いので、
下げる等対処がいります。
自身も昔この壁には、あたりました。
当店でのこの辺の対処としては、来年羽化するコンテナ等は、(あくまで参考程度で)晩秋~初冬位に、
新品を混ぜ込んで、産卵時に、丁度良い感じになるように調整してあげて、更にセット時に、状況に合わせて
再調整する感じにしていました。再調整の際、計算より泥化している場合や秋にそれが、出来なかった場合は、
成熟期間に繭を回収し保管し、マットを干して更に新品を足すか新品のみでいくか考えました。
(使用済みを足すメリットが少ないと判断すれば、新品のみでセットします。)
特に、ハエが入り過ぎたマット、ダニが、沸いたマットは、干すまたは、混ぜる価値なしと判断すれば、
廃棄となります。
・最後に、累代重視でしたら、低水分。サイズ重視でしたら、高水分になります。L-3系で大型に出来ない方は、
低水分または、水分は、上げたけど低水分時より、食い速度が速い事に気付かず、餌不足、一定温管理(主に高温不足)
などが、あると思います。ただ、累代重視の場合は、羽化率、不全率等も高く、使用済みも安定していて、
安全性高く、次世代にも良いので、この辺は、好みになるかと思います。
経験上、比較的何でも言える大きく出来ない方には、詳しく何度も上記のような内容を、更に詳しく、言ったりしてきましたが、、
添加が、大きく出来る方法と思っているので、何を言っても理解してもらえない傾向なので、そう言う方は、累代重視である場合が多いので、それは、それで、良いのかもしれません。
当店でもはるか昔の経験ですが、仲の良いグループで飼育情報を交換する⇒皆似た飼育法になる⇒それが、すべての飼育者で
当たり前の常識と錯覚すると言う悪循環になる場合もあります。(もちろん良い事も多いですので、否定ではありません。)
基本、この種が、難しいと思っている場合、飼育法が、多少ズレていると考えた方が良いと思います。
(生態面等での難易度は、別です。)
アマミマルバネが、良い例かもしれません。どうしても難しければ、違う方向から考えてみると良いかも知れません。
慣れれば、難しくはありません。これは、間違えない事実としてありますので、(当方で、これを嘘ついてメリットはありませんので、と言うか難しいと言っておいた方が、商売上は、良いかもしれませんね(笑))見直す場所を探してみてください。
以上になります。
大事な回答を忘れておりました。
ご自身でのアレンジされた状態のマットへの回答は、明細が、詳しく判らない物も多いので、
的確な回答は、かなり難しくなります。
また、そこに他社の商品を混ぜていたりするとその時点で、回答は、出来ません。
他社のマットを当店で、何かを言う事は、当然出来ませんし、当店自体が、他社のマットなどを
使用し良いところを探り作っていくタイプでなく、独自路線のマットだらけなので、
当然他社のマットは、使用もしておりませんし、名前も今の流行りもしりませんので、
名前を出されても全く頓珍漢な場合が多いです。お恥ずかしい限りですが、
飼育されている方ならほとんど知っているようなマットも全く判らなかったり、名前だけ
ギリギリ判る程度です。昔からあるマットで、お世話になった経験がある物ならギリギリ判る
かもしれませんが、現状どうなっているかなど全く判りません。
いずれにしても、回答する立場にないかと思います。
飼育法も同様、一般的な飼育法と言うのは、判りません。遥か昔に情報遮断し、独自で、
飼育法、マットを作成してきましたので、(基本採集ブログとか飼育ブログは、大好きでしたが、
当店流のマット作成には、かなり邪魔になりますので、見るのをやめて、かなり経過しております。)
ご自身で、良いところだけ、取り入れてください。
人のブログを見たのは、インペリアリスの累代飼育が、難しすぎて、まわしている人いるのかなぁ~?と
数年振りに、多少徘徊したのが、最後な気がします。
それでは。
ご自身でのアレンジされた状態のマットへの回答は、明細が、詳しく判らない物も多いので、
的確な回答は、かなり難しくなります。
また、そこに他社の商品を混ぜていたりするとその時点で、回答は、出来ません。
他社のマットを当店で、何かを言う事は、当然出来ませんし、当店自体が、他社のマットなどを
使用し良いところを探り作っていくタイプでなく、独自路線のマットだらけなので、
当然他社のマットは、使用もしておりませんし、名前も今の流行りもしりませんので、
名前を出されても全く頓珍漢な場合が多いです。お恥ずかしい限りですが、
飼育されている方ならほとんど知っているようなマットも全く判らなかったり、名前だけ
ギリギリ判る程度です。昔からあるマットで、お世話になった経験がある物ならギリギリ判る
かもしれませんが、現状どうなっているかなど全く判りません。
いずれにしても、回答する立場にないかと思います。
飼育法も同様、一般的な飼育法と言うのは、判りません。遥か昔に情報遮断し、独自で、
飼育法、マットを作成してきましたので、(基本採集ブログとか飼育ブログは、大好きでしたが、
当店流のマット作成には、かなり邪魔になりますので、見るのをやめて、かなり経過しております。)
ご自身で、良いところだけ、取り入れてください。
人のブログを見たのは、インペリアリスの累代飼育が、難しすぎて、まわしている人いるのかなぁ~?と
数年振りに、多少徘徊したのが、最後な気がします。
それでは。
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