販売情報と飼育情報
久しぶりの更新です。久しぶりのダラダラ書きましたので、お知らせだけの方は、上記のみご覧ください。
5~6年前位から1年で一番暇になるのが、6~8月位と言う何とも虫関係の仕事でないような
不思議な状況です。
最初は、なんでか判りませんでしたが、暑すぎる事が、原因みたいで、真夏のブリードを避ける
傾向のようです。
こんな時期しか対応出来ませんので、生体が出たらこちらでお知らせしたいと思います。
当店一番人気?結構販売すると瞬殺なクランネブトのS(50mm以下)のペアが、繭脱出してきました。
3ペアありますが、2ペア店舗で欲しい方がいたので、週末確認後残りをアップ致します。
まあまあクラスも現在蛹化中ですので、近日出せると思います。
後は、タナカコクワの即ブリが、1ペア残っております。当店のブリード予備ペアです。
セット中のペアで産卵を確認しているので、こちらも格安で販売中です。
ギザなしヒラタ即ブリペアも何ペアか在庫があります。
今年初めて、昨年夏前後羽化個体を野外のような形で今年の初夏まで休眠させ活動させられました。
(やっていなかっただけ?かもしれません・・・)
これからは、なるべく弱くならないように、このサイクルで、のんびり累代させたいと思っております。
店舗で明細確認後、週明け位にアップ予定です。
ちょっと先ですが、チビマルスゾウカブトペアも複数出てきます。こちらも出ましたら、格安で出す予定です。
こちらは、出来るだけかたまった未後食状態で出せればと考えております。
後は、マットですが、
限定生産ですが、ライトLv3で、初期がどうしても難しい方や種用の初期安定強めのライトを作成中です。
こちらは、通常水分~やや抑え気味で飼育するタイプになります。多分一般の方は、
こちらが飼育し易いと思うのではないかと考えます。
ライトLv3ですと、どうやっても幼虫の成長よりマットの分解が遅い傾向になってしまう方または、種は、
こちらのタイプが、良いと思います。
来週出せる感じまで来ておりますので、決まりましたら、お知らせ致します。
※こちらは、限定なので、継続し使用して頂く事が難しいので、出来るだけ、一本で羽化させる算段または、
補充等で通常のLv3につなぐ等の飼育を考慮してください。
今年は、その他いろいろ限定生産等行っているので、また明細をお知らせ致します。
最後に多いご質問等を踏まえて、久しぶりにマニアックなマットの話をダラダラ書きますので、
面倒な方は、ここまでで^^;
5~6年前位から1年で一番暇になるのが、6~8月位と言う何とも虫関係の仕事でないような
不思議な状況です。
最初は、なんでか判りませんでしたが、暑すぎる事が、原因みたいで、真夏のブリードを避ける
傾向のようです。
こんな時期しか対応出来ませんので、生体が出たらこちらでお知らせしたいと思います。
当店一番人気?結構販売すると瞬殺なクランネブトのS(50mm以下)のペアが、繭脱出してきました。
3ペアありますが、2ペア店舗で欲しい方がいたので、週末確認後残りをアップ致します。
まあまあクラスも現在蛹化中ですので、近日出せると思います。
後は、タナカコクワの即ブリが、1ペア残っております。当店のブリード予備ペアです。
セット中のペアで産卵を確認しているので、こちらも格安で販売中です。
ギザなしヒラタ即ブリペアも何ペアか在庫があります。
今年初めて、昨年夏前後羽化個体を野外のような形で今年の初夏まで休眠させ活動させられました。
(やっていなかっただけ?かもしれません・・・)
これからは、なるべく弱くならないように、このサイクルで、のんびり累代させたいと思っております。
店舗で明細確認後、週明け位にアップ予定です。
ちょっと先ですが、チビマルスゾウカブトペアも複数出てきます。こちらも出ましたら、格安で出す予定です。
こちらは、出来るだけかたまった未後食状態で出せればと考えております。
後は、マットですが、
限定生産ですが、ライトLv3で、初期がどうしても難しい方や種用の初期安定強めのライトを作成中です。
こちらは、通常水分~やや抑え気味で飼育するタイプになります。多分一般の方は、
こちらが飼育し易いと思うのではないかと考えます。
ライトLv3ですと、どうやっても幼虫の成長よりマットの分解が遅い傾向になってしまう方または、種は、
こちらのタイプが、良いと思います。
来週出せる感じまで来ておりますので、決まりましたら、お知らせ致します。
※こちらは、限定なので、継続し使用して頂く事が難しいので、出来るだけ、一本で羽化させる算段または、
補充等で通常のLv3につなぐ等の飼育を考慮してください。
今年は、その他いろいろ限定生産等行っているので、また明細をお知らせ致します。
最後に多いご質問等を踏まえて、久しぶりにマニアックなマットの話をダラダラ書きますので、
面倒な方は、ここまでで^^;
当店が、作成するマットは、基本先を見たタイプのマットで、一般的なマットは、今重視です。
この辺は、ライトLv3でもL-3等でも基本同じです。
ですので、今までの飼育法と言うのが、一切通用せず、真逆になる場合もあります。
特殊なマットなので、出来るだけ情報を出してきましたが、使いこなす方は、ちょっとの説明や説明不要であり、
難しい方は、逆に混乱させて、逆効果になったり、あまり効果が、出ない場合も多い事が判ってきました。
※自分の説明不足やら説明が下手で、トータルの理解が、難しく水分を上げる等だけを取り入れてしまったり
など
虫を飼育していると言ってもどこに価値を感じて飼育しているかは、人それぞれで、
飼育自体を楽しむタイプの方もいれば、虫自体のコレクションが好きで、幼虫飼育は、あまり好きではない
が、維持する為と言う方もいます。サイズを出したい人、種を複数コレクションしサイズは、気にしない人、未知な種を
開拓したい人等いろいろです。自分の好みにあったタイプのマットをチョイスするのが、一番です。
大体の場合は、その辺から好きな虫が、自然と選択されているようで、ツヤなどを飼育する方は、
やはり、マット飼育が、好きな方が多い傾向でしたので、結構その辺をとことん追求したい方も多い気がします。
ただ、現在は、ツヤも普通に飼育種の一つになっていっている傾向なので、そうなると、一般の方なども
飼育するようになっていっている気がします。
以前は、ツヤを、一般飼育種に!!みたいな感じで頑張ってきましたが、
いざそうなると、今までのお伝えしてきたようなアドバイスが、通用しなかったり、
異常に虫が、高額になったりしてきておりますので、ちょっと複雑です。
現在は、ちょっとツヤは、好きな種ちょっとだけにして、苦手になったドルクスをメインで飼育しています。
”ツヤ病”とでも言いたくなる病みたいなものです。
逆に言えば、通常は、”一般種病”であるわけですので、ツヤが難しいと言われる訳なのかもしれませんね。
一応飼えない訳ではなく大きくならないとか思うように産まないとかです。
現在ツヤやマルバネなどが、メインになって、久しぶりに一般種を飼育すると、
前は、あっさりこれくらい産んだのになぁ~とか思ったより大きくならないなぁ~
と言う症状があったら、ツヤ病かもしれませんよ^^;
自分の問題点は、水分が高すぎる事と、温度、飼育スタイルです。
(まあ、全部駄目な訳ですけどね・・・)
水分は、1番に気付くのですが、多少良くなるものの、
それでだけでは、なかなか改善しませんでした。
かなり時間を掛けて直していく事になる思いましたが、
真面目にやりはじめれば、結構あっさり感は、戻ってきましたので、
丁度面白くなってきたところです。
とりあえず、ライトLv3飼育で、
・タナカコクワまだ見ぬ♂50UP
・国産オオクワですと、以前それなりに出ていた70前半位と
最近は、60前半が、精一杯で、産卵自体もダメダメでした・・・
・再現性が、かなり困難ですが、タイアンテで以前に出した85mmをもう一度!的な感じです。
・クランネブトも何年か食性、生態探りをしましたので、そろそろ本気で70mmを!
(グランディスネブトそっくりで、探り効果があまり出ていないですが・・・)
・ヒメオオも本格的に再開したいので、今年は、採りに行きたいような行きたくないような・・・
その他いろいろです。
外産のネブト(白枯れ系)なんかもこのツヤ慣れが、結構邪魔になりますので、
以前程、大きく出せません。傾向ですが、興味ない方からするとツヤ、ネブト似ているからどっちも飼えるじゃんと
思われがちですが、外産ネブトをやる方は、結構ツヤ苦手ですし、外産ネブトメインの方は、結構ツヤ苦手です^^
自分もツヤ重視になると同時に外産ネブトのサイズが、ダウンしていきました・・・
国産系ネブトは、自分のイメージでややツヤよりの中間位に位置する気がします。
ちょっと脱線しましたが、上手い下手でなく、価値観として、マット飼育も菌糸のような
感じで楽に飼育したいと思う方は、ライトは、オススメしません。特に、当店で以前書いていたやや無茶な種
(ゾウカブトだのマルバネ、一部ツヤなど)は、初期が、非常に大変なので、止めておいた方が良いです。
ただ、そう言うチャレンジが好きな方ですと、理解すれば、ほぼ交換なしで飼育出来るので、超楽です。
ただ、誤解が1つあるのは、1本または、補充で羽化させるのが、楽と言う訳でもなく、基本それが出来ないから
通常交換を必要とするわけなので、その辺の知識とメンテは、必要になります。その辺は、自身の経験から
のみ得られるの物なので、そんなの面倒だと思えば、素直に一般的なマットを交換飼育をした方が良いと思います。
自分の場合は、最初の頃は、一人で養殖も複数やり、マット製造とやっていたので、手が回らないので、
交換を減らす飼育をしても大きいサイズも出せるようにと考えてスタートしたと言う部分と、マットを複数
製造していて、どうも発酵させ分解を進めすぎる事が、勿体なく幼虫飼育と同時に熟成もさせれば
良いのでは?と言うところからスター度しましたが、実際そう単純ではなく、マット製造側で苦労し、
補えない部分は、飼育でカバーと言う形になりました。
現在販売されているライトLV3は、かなりマイルドな方が、養殖のみで使用していた元祖ライトは、
耐久重視で、なかなか強烈な仕様でした。(今使えないかも・・・)
最近は、粗いチップが、混合されたマットもあるとお客様から聞きますが、
これとほぼ粗いチップで作成されているライトLv3では、飼育法が、全然違ってしまいます。
(どちらが、良いと言う話ではなく、飼育法が、違うと言う話です。)
昔は、粗いチップがあると大きくならない傾向があるからこそ、微粒子で熟度高め程、高級で
事実セオリー通りに飼育すれば、大きくなるマットが多かったのもそれが理由です。
これも、先代たちが、作りたいものに対して、判りやすい飼育法を共通一般化し、それに合わせて
マットを作ると言う道を作った功績で、凄い事です。
ただ、昔と飼育種や飼育法も変化してきているので、そこにはまらない虫とか飼育法も出てきた訳です。
これは、簡単に言うと粉砕し5mm位のスクリーンでふるった粒子
(微粒子~5mmまでの粉砕したままの粒子)の場合、
どの粒子にスポットを当てて飼育するかと言うと微粒子側になるわけで、
粗い粒子は、適切でない状態で使用されるので、環境悪化促進要素となる為、
結果が出なくなると言う事になると思います。
じゃあ、粗い側にスポットを当てれば良いじゃんと思われるかもしれませんが、そうなれば、微粒子側が、
真逆に悪化します。
更に、粗一択は、作成もしずらく、使いにくくいろいろな部分で問題ありです・・・
粗ければ良い訳ではないです。基本マット作成側、飼育側共に使いにく粒子です。
昔の微粒子=高級の流れは、大体の種には、良かったのですが、それでは、厳しい種もいました。
それらが、昔大きく出来なかった種の一部の要因でもあると思います。
例をあげると、マニア向けのマットが、大量生産される前の方が、メタリフェルは、大きく90UPなんかは、
普通にゴロゴロしていました。
マニア向けのマットが大量生産され、飼育技術も進んでいくにつれて、サイズダウンしていきました。
その当時の知識など今に比べれば、お話にならないレベルなのにです。
これは、完全に、流れにはまっていない虫の一つだと思います。
主流マットの変化と飼育技術が進み逆に過保護になってしまった影響だと思います。
考えて飼育するのが好きな方は、その先になると思いますが、熟度、粒子、水分量など
いろいろ考えて試すと面白いかもしれません。
同じマットでも飼育スタイルを変えれば、全く違う物になります。極論を言えば、ボトルをチョイスする
と同じか、もうちょっと高めな要素なのかもしれません。
自身で作成される方などは、この辺に生オガベース(自分は、あまり得意でない><)
なども入れ込んでいくと更に面白くなるかもしれませんね。(複雑にもなります。)
生オガが、大きくなる理由として、栄養価みたいな事を直ぐ言われてしまいますが、
そうでない事も判ってくると思います。
自分自身は、栄養価を上げるとかの考えではなく、限りなく無添加で十分と考えている
タイプなので、尚更よく判ります。
※高添加タイプを否定しているわけではなく、それが不向きな種を多くやってきた事と、
大きさを出す方法が、それだけではないと言う事です。
こんな感じの事が、好きな方または、嫌いでない方が、ライトLv3などは、向いていると思います。
ちょこちょここちらにも書いておりますが、自分自身が、L-6を最近使いこなせないと言う話をしておりますが、
やっと理由が見えてきました。昔は、これで大きい外産ネブト等をあっさり出してくれていたのに、
ここ数年全然使えない状態・・・混ぜたりして使う分には、効果を出せる感じでした。
去年からしっかり観察しながら真面目に考え取り組んでみたら結構あっさり原因が判りました。
複合要素なので、なかなかこれとは言えませんが、
基本的な環境(温度等)、飼育容器のチョイス、水分量が、原因です。基本基礎的要素だったのですが、
複合的なので、なかなか苦労しました。
簡単に言えば、L-6のようなタイプは、狭い空間で交換しながら飼育するマット、ライトLv3のようなマットは、大きい空間で、
幼虫の成長に合わせて熟成させて飼育するマットと言う真逆特性なマットです。
この真逆特性両方を同時に使いこなすのは、ヒジョ~に難しいです^^;
基本飼育は、下手くそなので、どっちかに必ず寄っていきます・・・
今年は、飼育種を大きく変えて、昔に戻ったり、長年虫を飼育しすぎて、何をやって何をやっていないのかも
大分判らなくなってきたので、その辺の種狙いで飼育して行く手予定です。
後は、いい加減新潟産のネブトをまじめにサイズ狙いたいです!
2022.7.3.慌てて書いたので、誤字脱字等修正しました。(まだあるかも^^;)
こんな感じで、ちょっと、今までと、回答方法を変えて、マット作成側の狙いとかどうしてこうなったか?
みたいな部分をお知らせした方が、何かお役に立てるのでは?と考えたので、
今年は、時間がある時は、こんな感じで書いてみたいと思います。
それでは。
この辺は、ライトLv3でもL-3等でも基本同じです。
ですので、今までの飼育法と言うのが、一切通用せず、真逆になる場合もあります。
特殊なマットなので、出来るだけ情報を出してきましたが、使いこなす方は、ちょっとの説明や説明不要であり、
難しい方は、逆に混乱させて、逆効果になったり、あまり効果が、出ない場合も多い事が判ってきました。
※自分の説明不足やら説明が下手で、トータルの理解が、難しく水分を上げる等だけを取り入れてしまったり
など
虫を飼育していると言ってもどこに価値を感じて飼育しているかは、人それぞれで、
飼育自体を楽しむタイプの方もいれば、虫自体のコレクションが好きで、幼虫飼育は、あまり好きではない
が、維持する為と言う方もいます。サイズを出したい人、種を複数コレクションしサイズは、気にしない人、未知な種を
開拓したい人等いろいろです。自分の好みにあったタイプのマットをチョイスするのが、一番です。
大体の場合は、その辺から好きな虫が、自然と選択されているようで、ツヤなどを飼育する方は、
やはり、マット飼育が、好きな方が多い傾向でしたので、結構その辺をとことん追求したい方も多い気がします。
ただ、現在は、ツヤも普通に飼育種の一つになっていっている傾向なので、そうなると、一般の方なども
飼育するようになっていっている気がします。
以前は、ツヤを、一般飼育種に!!みたいな感じで頑張ってきましたが、
いざそうなると、今までのお伝えしてきたようなアドバイスが、通用しなかったり、
異常に虫が、高額になったりしてきておりますので、ちょっと複雑です。
現在は、ちょっとツヤは、好きな種ちょっとだけにして、苦手になったドルクスをメインで飼育しています。
”ツヤ病”とでも言いたくなる病みたいなものです。
逆に言えば、通常は、”一般種病”であるわけですので、ツヤが難しいと言われる訳なのかもしれませんね。
一応飼えない訳ではなく大きくならないとか思うように産まないとかです。
現在ツヤやマルバネなどが、メインになって、久しぶりに一般種を飼育すると、
前は、あっさりこれくらい産んだのになぁ~とか思ったより大きくならないなぁ~
と言う症状があったら、ツヤ病かもしれませんよ^^;
自分の問題点は、水分が高すぎる事と、温度、飼育スタイルです。
(まあ、全部駄目な訳ですけどね・・・)
水分は、1番に気付くのですが、多少良くなるものの、
それでだけでは、なかなか改善しませんでした。
かなり時間を掛けて直していく事になる思いましたが、
真面目にやりはじめれば、結構あっさり感は、戻ってきましたので、
丁度面白くなってきたところです。
とりあえず、ライトLv3飼育で、
・タナカコクワまだ見ぬ♂50UP
・国産オオクワですと、以前それなりに出ていた70前半位と
最近は、60前半が、精一杯で、産卵自体もダメダメでした・・・
・再現性が、かなり困難ですが、タイアンテで以前に出した85mmをもう一度!的な感じです。
・クランネブトも何年か食性、生態探りをしましたので、そろそろ本気で70mmを!
(グランディスネブトそっくりで、探り効果があまり出ていないですが・・・)
・ヒメオオも本格的に再開したいので、今年は、採りに行きたいような行きたくないような・・・
その他いろいろです。
外産のネブト(白枯れ系)なんかもこのツヤ慣れが、結構邪魔になりますので、
以前程、大きく出せません。傾向ですが、興味ない方からするとツヤ、ネブト似ているからどっちも飼えるじゃんと
思われがちですが、外産ネブトをやる方は、結構ツヤ苦手ですし、外産ネブトメインの方は、結構ツヤ苦手です^^
自分もツヤ重視になると同時に外産ネブトのサイズが、ダウンしていきました・・・
国産系ネブトは、自分のイメージでややツヤよりの中間位に位置する気がします。
ちょっと脱線しましたが、上手い下手でなく、価値観として、マット飼育も菌糸のような
感じで楽に飼育したいと思う方は、ライトは、オススメしません。特に、当店で以前書いていたやや無茶な種
(ゾウカブトだのマルバネ、一部ツヤなど)は、初期が、非常に大変なので、止めておいた方が良いです。
ただ、そう言うチャレンジが好きな方ですと、理解すれば、ほぼ交換なしで飼育出来るので、超楽です。
ただ、誤解が1つあるのは、1本または、補充で羽化させるのが、楽と言う訳でもなく、基本それが出来ないから
通常交換を必要とするわけなので、その辺の知識とメンテは、必要になります。その辺は、自身の経験から
のみ得られるの物なので、そんなの面倒だと思えば、素直に一般的なマットを交換飼育をした方が良いと思います。
自分の場合は、最初の頃は、一人で養殖も複数やり、マット製造とやっていたので、手が回らないので、
交換を減らす飼育をしても大きいサイズも出せるようにと考えてスタートしたと言う部分と、マットを複数
製造していて、どうも発酵させ分解を進めすぎる事が、勿体なく幼虫飼育と同時に熟成もさせれば
良いのでは?と言うところからスター度しましたが、実際そう単純ではなく、マット製造側で苦労し、
補えない部分は、飼育でカバーと言う形になりました。
現在販売されているライトLV3は、かなりマイルドな方が、養殖のみで使用していた元祖ライトは、
耐久重視で、なかなか強烈な仕様でした。(今使えないかも・・・)
最近は、粗いチップが、混合されたマットもあるとお客様から聞きますが、
これとほぼ粗いチップで作成されているライトLv3では、飼育法が、全然違ってしまいます。
(どちらが、良いと言う話ではなく、飼育法が、違うと言う話です。)
昔は、粗いチップがあると大きくならない傾向があるからこそ、微粒子で熟度高め程、高級で
事実セオリー通りに飼育すれば、大きくなるマットが多かったのもそれが理由です。
これも、先代たちが、作りたいものに対して、判りやすい飼育法を共通一般化し、それに合わせて
マットを作ると言う道を作った功績で、凄い事です。
ただ、昔と飼育種や飼育法も変化してきているので、そこにはまらない虫とか飼育法も出てきた訳です。
これは、簡単に言うと粉砕し5mm位のスクリーンでふるった粒子
(微粒子~5mmまでの粉砕したままの粒子)の場合、
どの粒子にスポットを当てて飼育するかと言うと微粒子側になるわけで、
粗い粒子は、適切でない状態で使用されるので、環境悪化促進要素となる為、
結果が出なくなると言う事になると思います。
じゃあ、粗い側にスポットを当てれば良いじゃんと思われるかもしれませんが、そうなれば、微粒子側が、
真逆に悪化します。
更に、粗一択は、作成もしずらく、使いにくくいろいろな部分で問題ありです・・・
粗ければ良い訳ではないです。基本マット作成側、飼育側共に使いにく粒子です。
昔の微粒子=高級の流れは、大体の種には、良かったのですが、それでは、厳しい種もいました。
それらが、昔大きく出来なかった種の一部の要因でもあると思います。
例をあげると、マニア向けのマットが、大量生産される前の方が、メタリフェルは、大きく90UPなんかは、
普通にゴロゴロしていました。
マニア向けのマットが大量生産され、飼育技術も進んでいくにつれて、サイズダウンしていきました。
その当時の知識など今に比べれば、お話にならないレベルなのにです。
これは、完全に、流れにはまっていない虫の一つだと思います。
主流マットの変化と飼育技術が進み逆に過保護になってしまった影響だと思います。
考えて飼育するのが好きな方は、その先になると思いますが、熟度、粒子、水分量など
いろいろ考えて試すと面白いかもしれません。
同じマットでも飼育スタイルを変えれば、全く違う物になります。極論を言えば、ボトルをチョイスする
と同じか、もうちょっと高めな要素なのかもしれません。
自身で作成される方などは、この辺に生オガベース(自分は、あまり得意でない><)
なども入れ込んでいくと更に面白くなるかもしれませんね。(複雑にもなります。)
生オガが、大きくなる理由として、栄養価みたいな事を直ぐ言われてしまいますが、
そうでない事も判ってくると思います。
自分自身は、栄養価を上げるとかの考えではなく、限りなく無添加で十分と考えている
タイプなので、尚更よく判ります。
※高添加タイプを否定しているわけではなく、それが不向きな種を多くやってきた事と、
大きさを出す方法が、それだけではないと言う事です。
こんな感じの事が、好きな方または、嫌いでない方が、ライトLv3などは、向いていると思います。
ちょこちょここちらにも書いておりますが、自分自身が、L-6を最近使いこなせないと言う話をしておりますが、
やっと理由が見えてきました。昔は、これで大きい外産ネブト等をあっさり出してくれていたのに、
ここ数年全然使えない状態・・・混ぜたりして使う分には、効果を出せる感じでした。
去年からしっかり観察しながら真面目に考え取り組んでみたら結構あっさり原因が判りました。
複合要素なので、なかなかこれとは言えませんが、
基本的な環境(温度等)、飼育容器のチョイス、水分量が、原因です。基本基礎的要素だったのですが、
複合的なので、なかなか苦労しました。
簡単に言えば、L-6のようなタイプは、狭い空間で交換しながら飼育するマット、ライトLv3のようなマットは、大きい空間で、
幼虫の成長に合わせて熟成させて飼育するマットと言う真逆特性なマットです。
この真逆特性両方を同時に使いこなすのは、ヒジョ~に難しいです^^;
基本飼育は、下手くそなので、どっちかに必ず寄っていきます・・・
今年は、飼育種を大きく変えて、昔に戻ったり、長年虫を飼育しすぎて、何をやって何をやっていないのかも
大分判らなくなってきたので、その辺の種狙いで飼育して行く手予定です。
後は、いい加減新潟産のネブトをまじめにサイズ狙いたいです!
2022.7.3.慌てて書いたので、誤字脱字等修正しました。(まだあるかも^^;)
こんな感じで、ちょっと、今までと、回答方法を変えて、マット作成側の狙いとかどうしてこうなったか?
みたいな部分をお知らせした方が、何かお役に立てるのでは?と考えたので、
今年は、時間がある時は、こんな感じで書いてみたいと思います。
それでは。
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