ご質問について~マニア向け~
非常に沢山ご質問を頂いております。
かなり重複しておりますので、こちらで、回答しておきます。
大きくライトの飼育についてと、ツヤクワ飼育について(やはり、一般化してきましたね。非常に多いです。)
①ライトの飼育とツヤの飼育での重複した内容への回答
ライトマットは、現状、適応種みたいな範囲は、ほぼない状態で飼育しておりますが、
基本的には、一般的な種用で、ツヤを飼育しやすくしたタイプが、T系になります。
ですので、この一般的な種と言われる範囲の両端または、外側の種を飼育する場合、
飼育初期がどうしても、負荷がかかります。
(基本先を見たマットなので、範囲内の種でも初期負荷がありますので、尚更です。)
当然、その範囲から離れた種程、負荷が大きくなりますので、難しくなります。
そこは、混ぜる等のアレンジで乗り越えるのか、環境セッティングで乗り越えるのか、
安定期まで他で飼育し移行するのか、等選択がありますが、この選択も種により、
全てを選べるわけではありません。
1例を上げると、最初が厳しいと判断して、産卵用マットのようなものでしばらく飼育して
ライトに移行みたいに考えてしまいますが、こう言った種の場合、大体初~3令までが長く、
それからライトに入れても、熟成スピードを合わせられない事になります。
むしろこう言った種程、最初から入れないといけません。初~3令までの期間熟成させられなかった分は、
もう取り返せません。
自分自身の場合ですが、そう言うケースや産卵に使う為等の理由もあり、一般種を♂♀判別なく、
大型容器で飼育し、♀などのほとんど食べていない状態のライト使用済みを回収⇒上記のような種の
飼育のベースにすると言う方法を取ります。
結構羽化して成虫だけ出したボトルをそのままキープしている事が多く、
それらボトルの状態を見て、合う物をチョイスし使って空になったボトルを洗うと言うパターンが、ほとんどです。
もちろん、混ぜる方法もありですが、環境をミスると、ライトが全く熟成せず、そのまま残り、
混ぜた方のマットのみ食し小型化する事も多いです。熟成速度を上げようと水分を上げ過ぎてしまう
場合も結構あります。
後は、逆サイドになりますが、これが難しいです。当店では、これの代表が、パラワンオオヒラタです。
チビチビとずっと飼育しておりますが、なかなかこれと言う方法が、判りません。
(100mm程度までの話は、普通に飼育出来ますが、その上の話です。)
飼育法としては、上記逆のイメージなので、通常一般的な即効性の飼育しますので、
定期的な交換を必要としますが、それですと、ライトの意味がなく、低栄養型のライトの場合、
とんでもない量を食べますので、交換量、交換スパンが・・・
マット側の熟成スピードをいかに殺して飼育するかと言う方向で飼育しますが、
パラワン自体、水分が高く(ドルクスとしては)幼虫自体が、大型の割には、非常に繊細で、弱いので、
バランスを取るのが、難しいです。
現状では、一部を高加水気味にしながら大型容器で飼育しておりますが、まだまだ、上手にバランスが、
取れません。
大分ライト感を出しながら飼えるようにはなってきましたので、もう少しサイズアップをさせたいです。
正直、大型を狙うと言う定ですと、一般の方には、全くオススメ出来ません。マット修行には、最高です(^^;
スマトラは、ライト感を出して大きく狙えますが、ライト感を出してスマトラを飼育すると言う事は、
とんでもなくデカい瓶が必要となります。また、現状のLv3の粒子ですと、梅酒8Lとかですと、
通気が厳しいので、部分加水で飼育するか、もう少し、高さのない容器でないときついです。
フタの通気調整だけでは、無理です。
先になりますが、この辺の対策品ライトみたいな物も出したいと思っております。
②ツヤの飼育について
大体の方が、ツヤクワガタと言う枠で質問されますが、
食性幅が、広すぎて答えようがありません。また、すべてのツヤを飼育したわけではないので、
判らない種が結構います。
長年言い続けておりますが、解けない誤解みたいなものがあり、定説を崩す難しさと言うのは、
当店みたいな変わった商品を作っていると身に染みて判ります。
(大分崩せた部分もあるとは思います。)
ここは、初心者向けの方に、書いてみます。
上記の説明の仕方の延長で、一般的なツヤと言う範囲があるとすると、当然、両端にはずれたツヤも
います。一般的には、後方にはずれたツヤが、難関種と言われます。
が、これは、難関種でなくて、商売として、マットを作成するのが、採算が取れないと言う理由で、
売っていないと言う事です。自身でそれを作れる方は、普通に累代出来ます。
ですが、これを生産、お客様に使って頂くとなれば、これまた、難易度は上がります。
自分も以前この辺が、面白く飼育拡張していたのですが、お客様に、サポート出来ない
マットの種をやってどうする?みたいな事を言われて(もっと強い感じでしたが、ソフトに書きました^^;)
頭に来たと言うよりは、なるほどと思ってしまい、挑戦してみて、自然と生産出来ないと判ると
意欲も薄れ、自分が生産出来る範囲の種を飼育するようになりました。
自分にとっては、大事なご意見で、それまでは、未知な種を突破していくみたいな意識が高かったですが、
マットを作り提供している事でお金を頂いている意識や責任が強くなり、使ってもらう為のマット作りに
変わっていった気がします。
ただ、諦めた訳ではないので、この先、新たな方法で、生産の道が開ければ、再開します。
その辺は、最近挑戦されている方も多い、ゾンメル、ブルーク、キプル、コツヤ、インビタビリス、
マルバネで言えば、チャマル辺りが、この辺になるかと思います。
この辺は、自社の製品を若干アレンジ程度で、何度か挑戦しましたが、出来る人にしか出来ない
レベルで、(この辺は、先に書いたライトの話同様)一般的ではなく、自分自身も厳しかったです。
(完全に使用済みをベースとして加工と言う方向です。)
自分が考える難しい種は、この辺でなく飼育環境で飼うのが難しい種と生態面です。
以前累代していたミクロスなどは、これにあたると思います。累代自体は、出来ていましたが、
油断して簡単に絶えてしまう種でした。マット自体は、商品未加工でいけましたので、
上記種とは異なります。インペリアリスもこのタイプです。
この辺の入門的種が、ストリアータ、ケファロテス辺りになる気がしますので、インペリアリスを想定して、
ケファなどを飼育すると練習になります。
(サイズ的な要素により、ケファと変えなくてはいけない違い等を想定しているなど)
もう1つこの辺での誤解と言うか認識が違うと思うのが、よく”マットが合わなくて産まない”、
みたいな話をよく聞きますが、上記のような種をメインでやっている方ですと判ると思いますが、
産まないのは、ほぼほぼセッティングです。昔自分もそう思っておりましたが、”産まないマットには、
潜らない”これも確実に間違えです。ある程度それに寄せたマットを使用している訳で、産むまでは、
いきます。”孵らない”これは、半々位?でセッティング、孵ったけど落ちる、または、大きくならない
この辺になると、セッティングの性もありますが、熟度的な厳しさなども疑う要素になる気がします。
作成側として、実力不足ではありますが、年間通して、安定した熟度でマットを作ると言うのは、
無理です。(多分、超泥系を自作でチャレンジしている方は、この辺の理解はあると思います。)
ですので、ご自身にあった熟度の時のみ成功するのではなく、熟度の浅いロットの時は、こう!みたいな
対応を出来ないとツヤクワは、累代を続けていくのは、難しいかもしれません。
当然、作成側として安定生産は、最後まで付き合う事になる課題だと思っておりますので、
取り組んでおりますが、一般的なツヤで、その辺の対応が出来ないと、難関種と言われるツヤの飼育は、難しいです。
この辺を当たり前にコントロールしながら飼育します。
マットをチョイスすると容器のチョイス、通気口のチョイス等の要素が、ほぼ同レベルの重要要素になります。
マットの重要度が、低いでしょう!とよく言われますが、そうではなくて、容器のチョイスと通気口の変更等の
重要視が低いと思って頂ければ、良いかと思います。一般種で使うマットと全く異なるわけないので、当然、
同じでは飼えません。これは、ライトのパラワンのところで、書いた事同様ですが、ツヤの場合は、孵化率を下げたり、
幼虫が、即死する要素でもありますので、超重要要素です。
プリンカップに軽くマットを詰めて真ん中に穴あけ棒などで穴を開ける、幼虫を入れる、なんて一般種では、
普通の行為ですが、超泥種ですと、即死します。穴あけ棒で開けた圧でマットが詰まり過ぎ窒息です。
超泥種は、そう言う虫です。これが、一般の方ですと、マットがダメだとクレームになるレベルです。
結構長年飼育している方でも平均水分を上げる!と言うのが、少し浸透してきた際に、長年飼育しているからこそ
なのですが、通気口は、低水分飼育のままで、マットが悪いとクレームが、よく来ました。
そこも説明していたのですが、どうしても水分を上げるだけが、先行して伝わり、そうなってしまいました。
ツヤクワガタとかマルバネなどは、セッティング、飼育法が、超重要要素で、飼い方も人により、
全然違う場合も多いので、一般種として飼育出来る範囲が、ブルマイスターとか
インターメディア、アルケス、ギリギリラインで、フェモラリス、ラコダール、ルデキン、ワラストン、クベラ、辺りだと思います。
(長歯は、別)マルバネですと、丁度ギリギリライン位が、国産の黒タイプになるかもしれません。
外産の大きいタイプは、ほぼ飼育出来なくなりましたので、チビマルが、可能ですが、
この辺は、結構厳しい種が多いです。
チャレンジする前に、こう言った事が、出来るかどうかではなくて、好きかどうかを考えて、
チャレンジしてみると良いかもしれません。完全に好き嫌いです。
今回は、あえて昔クレームになった事例等を入れた方が、飼育のヒントになると思い
入れてみました。更に、マット屋としては、安定とか完熟です!みたいな事を言った方が、
一般イメージは、良いかもしれませんが、当店自身の作成法として、それは、ありえない
事なので、不安定である事もお伝えさせて頂きました。
(四季を利用して作成しますので、仕上がり時期で熟度と言うよりは、出来上がりが違います。)
特に冬に完成したマットは、飼育環境にしばらく置いてから使用して頂く方が、ベストです。
まあ、逆の立場となるとなかなか難しいのも判りますし、難しいところです。
マット屋としては、この辺は、永遠の課題となりそうです。
以上です。
※ダーと書いたので、時間のある時、誤字脱字、変文修正致します。
かなり重複しておりますので、こちらで、回答しておきます。
大きくライトの飼育についてと、ツヤクワ飼育について(やはり、一般化してきましたね。非常に多いです。)
①ライトの飼育とツヤの飼育での重複した内容への回答
ライトマットは、現状、適応種みたいな範囲は、ほぼない状態で飼育しておりますが、
基本的には、一般的な種用で、ツヤを飼育しやすくしたタイプが、T系になります。
ですので、この一般的な種と言われる範囲の両端または、外側の種を飼育する場合、
飼育初期がどうしても、負荷がかかります。
(基本先を見たマットなので、範囲内の種でも初期負荷がありますので、尚更です。)
当然、その範囲から離れた種程、負荷が大きくなりますので、難しくなります。
そこは、混ぜる等のアレンジで乗り越えるのか、環境セッティングで乗り越えるのか、
安定期まで他で飼育し移行するのか、等選択がありますが、この選択も種により、
全てを選べるわけではありません。
1例を上げると、最初が厳しいと判断して、産卵用マットのようなものでしばらく飼育して
ライトに移行みたいに考えてしまいますが、こう言った種の場合、大体初~3令までが長く、
それからライトに入れても、熟成スピードを合わせられない事になります。
むしろこう言った種程、最初から入れないといけません。初~3令までの期間熟成させられなかった分は、
もう取り返せません。
自分自身の場合ですが、そう言うケースや産卵に使う為等の理由もあり、一般種を♂♀判別なく、
大型容器で飼育し、♀などのほとんど食べていない状態のライト使用済みを回収⇒上記のような種の
飼育のベースにすると言う方法を取ります。
結構羽化して成虫だけ出したボトルをそのままキープしている事が多く、
それらボトルの状態を見て、合う物をチョイスし使って空になったボトルを洗うと言うパターンが、ほとんどです。
もちろん、混ぜる方法もありですが、環境をミスると、ライトが全く熟成せず、そのまま残り、
混ぜた方のマットのみ食し小型化する事も多いです。熟成速度を上げようと水分を上げ過ぎてしまう
場合も結構あります。
後は、逆サイドになりますが、これが難しいです。当店では、これの代表が、パラワンオオヒラタです。
チビチビとずっと飼育しておりますが、なかなかこれと言う方法が、判りません。
(100mm程度までの話は、普通に飼育出来ますが、その上の話です。)
飼育法としては、上記逆のイメージなので、通常一般的な即効性の飼育しますので、
定期的な交換を必要としますが、それですと、ライトの意味がなく、低栄養型のライトの場合、
とんでもない量を食べますので、交換量、交換スパンが・・・
マット側の熟成スピードをいかに殺して飼育するかと言う方向で飼育しますが、
パラワン自体、水分が高く(ドルクスとしては)幼虫自体が、大型の割には、非常に繊細で、弱いので、
バランスを取るのが、難しいです。
現状では、一部を高加水気味にしながら大型容器で飼育しておりますが、まだまだ、上手にバランスが、
取れません。
大分ライト感を出しながら飼えるようにはなってきましたので、もう少しサイズアップをさせたいです。
正直、大型を狙うと言う定ですと、一般の方には、全くオススメ出来ません。マット修行には、最高です(^^;
スマトラは、ライト感を出して大きく狙えますが、ライト感を出してスマトラを飼育すると言う事は、
とんでもなくデカい瓶が必要となります。また、現状のLv3の粒子ですと、梅酒8Lとかですと、
通気が厳しいので、部分加水で飼育するか、もう少し、高さのない容器でないときついです。
フタの通気調整だけでは、無理です。
先になりますが、この辺の対策品ライトみたいな物も出したいと思っております。
②ツヤの飼育について
大体の方が、ツヤクワガタと言う枠で質問されますが、
食性幅が、広すぎて答えようがありません。また、すべてのツヤを飼育したわけではないので、
判らない種が結構います。
長年言い続けておりますが、解けない誤解みたいなものがあり、定説を崩す難しさと言うのは、
当店みたいな変わった商品を作っていると身に染みて判ります。
(大分崩せた部分もあるとは思います。)
ここは、初心者向けの方に、書いてみます。
上記の説明の仕方の延長で、一般的なツヤと言う範囲があるとすると、当然、両端にはずれたツヤも
います。一般的には、後方にはずれたツヤが、難関種と言われます。
が、これは、難関種でなくて、商売として、マットを作成するのが、採算が取れないと言う理由で、
売っていないと言う事です。自身でそれを作れる方は、普通に累代出来ます。
ですが、これを生産、お客様に使って頂くとなれば、これまた、難易度は上がります。
自分も以前この辺が、面白く飼育拡張していたのですが、お客様に、サポート出来ない
マットの種をやってどうする?みたいな事を言われて(もっと強い感じでしたが、ソフトに書きました^^;)
頭に来たと言うよりは、なるほどと思ってしまい、挑戦してみて、自然と生産出来ないと判ると
意欲も薄れ、自分が生産出来る範囲の種を飼育するようになりました。
自分にとっては、大事なご意見で、それまでは、未知な種を突破していくみたいな意識が高かったですが、
マットを作り提供している事でお金を頂いている意識や責任が強くなり、使ってもらう為のマット作りに
変わっていった気がします。
ただ、諦めた訳ではないので、この先、新たな方法で、生産の道が開ければ、再開します。
その辺は、最近挑戦されている方も多い、ゾンメル、ブルーク、キプル、コツヤ、インビタビリス、
マルバネで言えば、チャマル辺りが、この辺になるかと思います。
この辺は、自社の製品を若干アレンジ程度で、何度か挑戦しましたが、出来る人にしか出来ない
レベルで、(この辺は、先に書いたライトの話同様)一般的ではなく、自分自身も厳しかったです。
(完全に使用済みをベースとして加工と言う方向です。)
自分が考える難しい種は、この辺でなく飼育環境で飼うのが難しい種と生態面です。
以前累代していたミクロスなどは、これにあたると思います。累代自体は、出来ていましたが、
油断して簡単に絶えてしまう種でした。マット自体は、商品未加工でいけましたので、
上記種とは異なります。インペリアリスもこのタイプです。
この辺の入門的種が、ストリアータ、ケファロテス辺りになる気がしますので、インペリアリスを想定して、
ケファなどを飼育すると練習になります。
(サイズ的な要素により、ケファと変えなくてはいけない違い等を想定しているなど)
もう1つこの辺での誤解と言うか認識が違うと思うのが、よく”マットが合わなくて産まない”、
みたいな話をよく聞きますが、上記のような種をメインでやっている方ですと判ると思いますが、
産まないのは、ほぼほぼセッティングです。昔自分もそう思っておりましたが、”産まないマットには、
潜らない”これも確実に間違えです。ある程度それに寄せたマットを使用している訳で、産むまでは、
いきます。”孵らない”これは、半々位?でセッティング、孵ったけど落ちる、または、大きくならない
この辺になると、セッティングの性もありますが、熟度的な厳しさなども疑う要素になる気がします。
作成側として、実力不足ではありますが、年間通して、安定した熟度でマットを作ると言うのは、
無理です。(多分、超泥系を自作でチャレンジしている方は、この辺の理解はあると思います。)
ですので、ご自身にあった熟度の時のみ成功するのではなく、熟度の浅いロットの時は、こう!みたいな
対応を出来ないとツヤクワは、累代を続けていくのは、難しいかもしれません。
当然、作成側として安定生産は、最後まで付き合う事になる課題だと思っておりますので、
取り組んでおりますが、一般的なツヤで、その辺の対応が出来ないと、難関種と言われるツヤの飼育は、難しいです。
この辺を当たり前にコントロールしながら飼育します。
マットをチョイスすると容器のチョイス、通気口のチョイス等の要素が、ほぼ同レベルの重要要素になります。
マットの重要度が、低いでしょう!とよく言われますが、そうではなくて、容器のチョイスと通気口の変更等の
重要視が低いと思って頂ければ、良いかと思います。一般種で使うマットと全く異なるわけないので、当然、
同じでは飼えません。これは、ライトのパラワンのところで、書いた事同様ですが、ツヤの場合は、孵化率を下げたり、
幼虫が、即死する要素でもありますので、超重要要素です。
プリンカップに軽くマットを詰めて真ん中に穴あけ棒などで穴を開ける、幼虫を入れる、なんて一般種では、
普通の行為ですが、超泥種ですと、即死します。穴あけ棒で開けた圧でマットが詰まり過ぎ窒息です。
超泥種は、そう言う虫です。これが、一般の方ですと、マットがダメだとクレームになるレベルです。
結構長年飼育している方でも平均水分を上げる!と言うのが、少し浸透してきた際に、長年飼育しているからこそ
なのですが、通気口は、低水分飼育のままで、マットが悪いとクレームが、よく来ました。
そこも説明していたのですが、どうしても水分を上げるだけが、先行して伝わり、そうなってしまいました。
ツヤクワガタとかマルバネなどは、セッティング、飼育法が、超重要要素で、飼い方も人により、
全然違う場合も多いので、一般種として飼育出来る範囲が、ブルマイスターとか
インターメディア、アルケス、ギリギリラインで、フェモラリス、ラコダール、ルデキン、ワラストン、クベラ、辺りだと思います。
(長歯は、別)マルバネですと、丁度ギリギリライン位が、国産の黒タイプになるかもしれません。
外産の大きいタイプは、ほぼ飼育出来なくなりましたので、チビマルが、可能ですが、
この辺は、結構厳しい種が多いです。
チャレンジする前に、こう言った事が、出来るかどうかではなくて、好きかどうかを考えて、
チャレンジしてみると良いかもしれません。完全に好き嫌いです。
今回は、あえて昔クレームになった事例等を入れた方が、飼育のヒントになると思い
入れてみました。更に、マット屋としては、安定とか完熟です!みたいな事を言った方が、
一般イメージは、良いかもしれませんが、当店自身の作成法として、それは、ありえない
事なので、不安定である事もお伝えさせて頂きました。
(四季を利用して作成しますので、仕上がり時期で熟度と言うよりは、出来上がりが違います。)
特に冬に完成したマットは、飼育環境にしばらく置いてから使用して頂く方が、ベストです。
まあ、逆の立場となるとなかなか難しいのも判りますし、難しいところです。
マット屋としては、この辺は、永遠の課題となりそうです。
以上です。
※ダーと書いたので、時間のある時、誤字脱字、変文修正致します。
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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット