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ご質問について

現在複数のご質問を頂き、回答をしております。
もうしばらくは、余裕があると思うので、比較的スムーズに回答出来ると思います。
ただ最近の傾向として、的確な回答が難しいケースが多いので、ちょっとご質問の際、
下記を参考に出来るだけ明細をお知らせください。

①飼育種が、書いていない、または、マルバネを飼育していますが、や外産ネブトをのような広すぎる
種でのご質問は、すごい初歩的な質問であれば、回答出来るかもしれませんが、回答不能です。

ただ、これを書かない理由としては、理解が出来ますので、未開な種を開拓するのであれば、
やはり、自力でやるしかないかと思います。正直この辺を開拓する方への回答は、難しいです。
(レベルがかなり高そうで)

単純に書き忘れや全部一緒だろうと外産ネブトのような
書き方をされた場合は、(初心者の方が多いと思われます。)書いてください。

ご質問~回答は、診察~処方なので、だれが具合が悪いのか判らない状態と同じです。
長年何千何万の実験と飼育をしてきて、自身でもいろいろな状況を見てきておりますし、
ご質問の回答も長年やっておりますので、ある程度状況が判れば、解決策も見えてきます。

最低限
①飼育種

②温度管理:何℃位 加温方法(エアコンとかプレートヒーターなど)

③飼育しているマット:当然ながら当社製に限ります。ブレンドでも回答しません。
 
④容器 詰め圧 水分量等:よく何リットルの容器みたいな表現が多いのですが、良くない状態での
ご質問の原因は、高確率で容器ですので、形状をもう少しお伝えください。水分量と詰め圧は、意外に、
マットの状況を記載されていれば、何となくどの程度詰まっていて水分量がどうだと想像がつきますので、
どちらかと言うと容器の詳細が欲しいです。ガラスのハチミツ2000とかブローの1.5L、4Lのタッパーなど

⑤飼育経過 初令から飼育し何本目とか幼虫購入し1本目とか

最低限この位の状況がないと判りません。単純な質問でしたら、いらない場合もありますが、診察→処方的な
ご質問の場合は、必要です。また、内容を見させていただき、不足な部分は、こちらが、質問することもあります。
そこでまた、気持ちはわかるのですが、技要素的な部分があり、知られたくないので、あやふやになってしまう
場合も多いです。(もしかすると他社の製品と混ぜたりしているので、言えないのかもしれません。)
結構ここに原因があるケースも高いので、判らなければ、的確な回答も難しいです。

単純なご質問であれば、上記のような明細はいりません。
多い質問を例としていくつか書いておきます。

Q:ガス抜き入りますか?
A:マット屋としては、定番ですが、当店は、少ない方かと思います。
この回答に関しては、大体、自身は、しません。と答えることが多いと思います。
やるとすれば、詰めてから少しおいて幼虫を入れる位です。

Q:マットの保存方法
A:出来るだけ現状維持であれば、完全乾燥、熟度多少上がってもよければ、そのままパックを段ボール
でぱっつり梱包して保存で良いと思います。

後は、L-3でまた後で足す分として、キープみたいなお話が良くあるのですが、後で足す計画があるのでしたら、
それもキープせず、入れてあげてください。劣化で交換するタイプのマットではありません。逆に、入れずに、
保存するより、幼虫が入っているところで、管理された方が、良質キープ出来ます。
ただし、スペースの問題もあるので、仕方ない場合は、上記同様です。

Q:ライトLv3の交換タイミングは?
A:意外に結構多い質問です。この質問をされるパターンは、いくつかあるので、本来もう少し情報が欲しいです。

①:単純な疑問として
菌糸や一般的なマット同様で、交換時期目安的なイメージでの質問

②:食い進み状況からの質問

③:悪化などにより交換した方が良いかの質問

④1本でいけるのかいけないのかを知りたい場合

⑤どこで最終瓶にするかの判断(やや慣れた方)

ぱっとこれ位は、本来知りたい部分の核心が、異なると思われます。

最後ですが、これも結構多い質問ですが、非常にうれしい質問でありながら、回答が難しい質問で、

Q:ライトLv3を使いたいのですが、おすすめ飼育種はなんですか?
何で嬉しいかと言うのは、通常虫を買ってそれの資材を買うが、当然の中、ライトを使ってみたいから
虫を選んでくれているわけですので、こんなに嬉しい事はありません。

ただ、逆に、何をもっておススメして良いのかが判りません。自分は、オオクワ~ゾウカブトまで、全部
ライトです。最近は、国産ネブトも全ステージライトなんてことも普通になってきております。

①最初に失敗しにくいと言う意味ですと、

ノコギリ系(Lv3ですとギラファのような大き目な種)ですね。ただ、飼育しやすい分、ライトの低燃費で飼える感は、
あまりありませんが、多少水分管理等ミスっても大型化します。デカい容器が用意出来れば、一本出しも安易です。

②低燃費、高耐久を感じたければ。

これは、自身もハマっているゾウカブトです。ちょっとコツがいりますが、羽化までの餌量の少なさ、本来の成長折れ線グラフ
が、判ります。異常成長等ありませんので、細かい温度細工等も必要なく、停滞減少が、ほぼありません。
初期だけ、水分管理がシビアですので、自身がない方は、当店のように、初令を超特大ブローへみたいな感じでなく、
ステップアップしていく方が良いかもしれません。

問題点としては、羽化出来る容器で飼育した場合、2令期までちょっと水分量を配慮し以降ノーメンテまたは、上部補充
のみとなりますので、幼虫見る機会がなかなかありません。(見ても問題ないです。)

超特大ブロー1本半位で、120は、軽く超えますので、楽しいです。

使用済みをあげる場合は、本当に食いあげた使用済みですと、カブトマットと変わりませんので、頻繁な交換を要します。
♀が、羽化してほとんど食べていないみたいなクワガタの使用済みですと、非常に有効で初期設定が、かなり楽になります。

物理的に3令が小さいヒメゾウなどですと、少々難易度が上がるので、その辺は、国産ネブト同様頭数でカバーした方が、
単独より大きくなります。初令は、かなり難しいので、飼育出来ない方は、3令からにした方が良いです。

ヘラクレスなどは、もう少し初期が楽ですが、高耐久と言う感じが少し落ちます。

楽しくてほとんど売らないくせに大量にマルスを飼育しております^^;
羽化ラッシュになると餌やりが、地獄です・・・店舗、自宅マルスだらけに・・・
今年は、ちょっと130超え目指したいので、まじめに飼育予定で、更に大量になりそうなので、余剰分は、春頃から格安で幼虫販売しますので、試してみてください。

③難易度はあるけど面白い
自分は、今国産オオクワですね。徐々に感は、戻ってきているので、今年は、70UP再現したいと思います。
ライトの場合は、基本常温、(夏季の異常高温と冬の零下等だけ避ける)が、お勧めです。
菌糸飼育温度帯では、なかなか大きくなりません。
詰め圧・水分量・交換方法及びタイミング等なかなかシビアで、結果に大きく差が出ます。
落ちると言う事は、ないですが、失敗すると普通に極小が出ます。

昨年WDF1初令を譲ってもらい飼育し非常に楽しかったので、オオクワ熱が、少し戻っております。
やっぱりかっこいいですね!外灯、ライトは、たぶんもうやらないですが、山で会ったらスルーではなく、
少し狙ってみたいと思います。(探せば結構います。が、採れるかは、別です。)

以上久しぶりに、長く書きましたので、参考になる部分は、参考にしてみてください。

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テーマ : クワガタ・カブトムシ - ジャンル : ペット